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【問題】
A社は平成7年11月11日に社債(利率年7.3%、利払日1月及び7月末日の年2回、償却期間5年)
額面総額5,000,000円を、売買目的で額面¥100円につき、¥98円で購入し、
代金は売買手数料27,000円と前回の利払日の翌日から購入日までの端数利息とともに
小切手を振り出して支払った。

【回答】
(借)売買目的有価証券 4,927,000 (貸)当座預金 5,030,000
(借)有価証券利息    103,000

【質問1】 売買手数料27,000円について
有価証券を購入した時は売買手数料を支払っていますが、
売却した場合は、購入者から売買手数料を受け取るのですか?

【質問2】  有価証券利息  103,000円について
この問題は指定された勘定科目を選択するのですが
「有価証券利息」という勘定科目がない場合、
「支払利息」でも同じ意味ですか?

以上よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは



>売却した場合は、購入者から売買手数料を受け取るのですか?

売買手数料は、証券会社などの売買の仲介者に対して支払うものです。
従って、売却した場合に受け取ることはありません。
また、売買手数料などの購入に必要な付随費用は有価証券の取得価額
として売買目的有価証券に算入します。

有価証券 5,000,000 × 98 / 100 = 4,900,000
売買手数料  27,000

売買目的有価証券 = 4,900,000 + 27,000 = 4,927,000


>「有価証券利息」という勘定科目がない場合、
>「支払利息」でも同じ意味ですか?

有価証券利息は、購入時に借り方に発生していますが、収益勘定です。
支払利息とは性質の異なるものですので、支払利息では間違いです。

では、なぜ借方に発生するのかというと

売買日直近の利払日の翌日から売買日までの利息は、前の所有者が
受け取るべき利息だからです。

【端数利息の計算方法】

債権の額面金額 × 年利 × 売買日直近の利払日の翌日から売買日までの日数 / 365

5,000,000 × 0.73 × 103日 / 365日 = 103,000

    有価証券利息
―――――――――――――――
 103,000  |

この時点では、借方残となりますが次の利払日まで所有していれば、
必ずこの金額よりも多い金額を受け取ることになります。

1月末の利払日

5,000,000 × 0.73 × 184日 / 365日 = 184,000

    有価証券利息
―――――――――――――――
 103,000  |   184,000

残高は81,000円

となり、購入してからの81日分の81,000が自分の受け取るべき利息
となります。
支払利息ではなく、有価証券利息の借方に記帳して算出します。

こんな感じですが、なにかあれば補足してください。
では、がんばってください。
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この回答へのお礼

売買手数料は有価証券利息とは違い売主が貰うわけではないのですね。
支払利息ではダメな理由がよくわかりました!
参考になりました!
また何かあったらよろしくお願いします!
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/06/09 23:20

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