プロが教えるわが家の防犯対策術!

何度もすいません。
これで最後にします。
過去問からの問題です。

C社社債 帳簿価格 39,100円 時価 39,500円
額面金額40,000円、期間5年は前年度の期首に発行と同時に取得したもので
あり、償却原価法を用いて処理している。

回答を見ると
(40,000円-39,100円)÷4年=225
(借)満期保有目的債券 225 (貸)有価証券利息 225
となっています。

私は
(40,000円-39,100円)÷5年=180
だと思いました。
なぜ5年で割らないのでしょうか?

多分「前年度の期首」がポイントだと思うのですがいまいちよくわかりません。
そもそも取得価格はいくらなのでしょうか?

今期は
(借)満期保有目的債券225
を加算しますが
翌期も変わらず225円ですか?
なら取得価格は39,100円+225円で39,325円だったのでしょうか?

それとも減価償却の定率法のように毎年償却額が小さくなっていくのですか?

またここでの時価(39,500円)は関係ないですよね?

質問ばかりですいません。
以上よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

すみません補足です…


>年をとるごとに時価に近づけていくのですね!
満期保有目的債券は時価は関係ありません、念のため。
「年をとるごとに額面金額に近づけていく」が正解です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

時価ではなく額面金額に近づけるのですか。
よくわかりました。
ご丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2009/06/10 19:49

そうです。

「前年度の期首」がポイントです。

満期保有目的債券なので時価は関係ありません。

満期保有目的債券に償却原価法を適用する場合は、定額法か利息法(こちらが原則)となっています。2級は定額法だけしか習いません。定額法は毎年償却額は同じ…とは限りません。年の途中で取得していたら月割りになるからです。1年分に換算すると均等額になります。今回の問題みたいに期首に取得しているような問題だと同じになります。

取得原価は39,100-225=38,875です。
この社債は、額面よりも低い金額で発行されています。(割引発行といいます)
取得原価38,875→前期の償却額225→当期の決算整理前(償却前)39,100→当期の償却額225→39,325→+225→39,550→+225→39,775→+225→40,000 
買ったときは38,875、5年後に満期がきて売ると40,000もらえるわけです。だから貸借対照表に計上する金額を5年かけてチビチビあげていってるんです。ちなみに額面金額よりも高い金額で買う場合もあります。(打歩発行といいます)その場合は逆の仕訳をして、貸借対照表に計上する金額をさげていきます。打歩発行はめったに出ないと思います。その差額は金利の調整とみなされるので有価証券利息に計上します。


取得原価を求めると面倒くさいので時間短縮のためにやめたほうがいいです。それよりも、「いくらの金額をあと何年で償却し終わればいいか」を考えればいいのです。期間は5年ですが、前期に1年分償却してるのであと4年ですよね。残りの金額は40,000-39,100=900 従って900÷4=225

ちなみにこの手は無形固定資産や繰延資産を償却する時にも使えます。決算整理前の社債発行費8,000で、期間5年、前期首から償却している…という場合。あと4年で8,000を償却するので、当期の償却額は2,000、社債発行費の貸借対照表計上額は6,000です。こちらは減っていって最終的には0になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

取得原価は38,875円ですか!
年をとるごとに時価に近づけていくのですね!
ありがとうございます。

お礼日時:2009/06/09 23:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!