プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

株などで、先物主導で急落・・・みたいなことを良く言われると思いますが、先物って指数を取引している訳ですよね?

そうすると、急落した指数を見て実際の株を持っている人達が持ち株を売り、指数に近い所で売るのを止める。ということですか?

指数の取引をしている一部の人達に対して、その他大勢が追随するというのがちょっと良く分からないので、ご教授いただければと思います。

指数が後追いで動くことも多々あるのでしょうか?

A 回答 (2件)

先物と言うのは、将来の現物価格を「予想」した値段です。


だとすると、「先物が急落した」と言うことは、何らかの理由(例えば、経済統計の発表)などにより、「将来、現物株が下がる。」と市場(先物を取引している人)が予想したと言うことです。
すると、現物株を持っている人たちが、「先物が下がっていると言うことは、将来、現物も下がる可能性が高いな!!」と予想して現物株を売る「動機」になります。
これが、「先物主導で急落・・。」と言うことです。

ご質問の、「急落した指数を見て実際の株を持っている人達が持ち株を売り、指数に近い所で売るのを止める。」について、何故、「指数に近い所で売るのを止める。」かは、「裁定」と言う概念を理解すればわかります。

例えば、今日、先物だけが突然、何らかの理由で急落して、現物の日経平均が10000円で、3ヶ月先物が9000円になったとします。
この場合、現物と先物の間に1000円の価格差があるわけですから、現物を空売りして、先物を買えば1000円の利益が得られます。
同様に、現物が9800円で先物が9300円なら500円の利益が得られます。
こういう、「価格差」に着目して利益を得ることを「裁定取引」と言うのですが、この「裁定」はどこまで行われるかと言うと、理論的には「1円」でも儲かるなら行われるわけですから、現物と先物の価格差が「0」になるまで行われます。

すなわち、現物と先物の価格差は「0」が基本なのです(より正確には、「金利」分の差がつきます)。
だから、「指数に近いところで売るのをやめる。」わけです。

詳しくは、「裁定取引」について、ネットででも調べてみてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

細かく解説していただきまして、ありがとうございます。
裁定取引やサヤ取りである程度は理解できました。

ただ次々に疑問が出てくるので、少し調べてみます。
これはなかなかに難しいですね。

ご教授いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 10:35

金利がないとすると裁定取引すれば必ず儲かる



裁定取引
先物と現物にさやができると
先物を売り
同時に現物を買います
SQの日に清算すると必ず儲かります

したがってさや抜きをすると自動的に

現物が先物にさや寄します
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。

上記が検索のヒントになりました。
まだまだ疑問があるので、少し調べてみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 10:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!