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漫画の話ですが「こち亀」で何巻かで両さんが選挙に立候補する話があったのをふと思い出しました。
あれは昭和時代の出来事ですが、やっぱり昔からも選挙は芸能色が強くイロモノが参加し、良い線行っていたりしたのでしょうか。
最近、選挙権を手にしたのですが、なんか、政治というより遊びの票集めのように感じてしまっています。

これも昔のひとからずっと感じ続けていた感情なのでしょうか。
教えてください。

A 回答 (7件)

こんにちわ


「日本道楽党」でしょ(笑)。あれ良くできた話ですよね。
両さんの話術や奇抜なメイクの政見放送で人気候補となり、予想では大勝のはずが
「面白い人だけどダメよね」と最終的な得票数は事務所の人間のみに終わるという結末。
そもそも立候補したキッカケも「プラモが高い」とかっていう理由でしたから
当時と今のモラリズム背景も鑑みれば、時代が全く異なったのだと感じます。

国政選挙では残念ながらそういったイメージが少なからずありますね。
各党は、選挙における獲得票数を伸ばすために、
知名度の高いタレントを活用するという手法が非常に有効です。
しかしタレントも人気度商売ですから、知名度が上がったのは
ファンの皆さんのおかげという意識があり(全員ではありませんが)
「恩返しをしたい」という意識があると思います。

過去はそれこそ政治という部分に国民の意識が集中しにくかった部分がありました。
理由として
・経済成長に対し名指導を振るう名首相が数多くいた(田中角栄 等)
・官僚組織が優秀であった(運輸省、通産省 等)
・民意が気づく前に政策として取り込み成功していた
 (日本電電公社、日本国有鉄道の民営化 等)
等が挙げられると思います。
国民が、「仕事が順調だから政治は政治家に任せとこう」という認識だったのでしょう。
言い換えれば、政治家の悪事が散見しても「任せておいて大丈夫」という状態だったのです。
こういうときは「政治家って何してるの?」という疑問すらわきませんよね。順調なんですから。

ちょうどこのときは、土井たか子氏率いる社会党の“マドンナ旋風”で
女性議員の地位が向上したり、スポーツ平和党とかUFO党とかが許される
現在の認識と観点や論点の違いが往々にしてありました。
このときは、もともと国民の政治意識が希薄でしたから、
芸能人の人気者が出馬すれば「何かやってくれるかも!」って期待感が強く、
「タレントが何を考えているんだ!」というような厳しい民意はありませんでした。
それを証拠に、国民が投票する選挙で当選してるんですからね。

日本道楽党もこれがモデルになっているのでしょう。
遠回しにギャグ漫画で風刺している秋本治氏には脱帽ですね。

同様にある意味政治意識に関する規制緩和がなされ、
55年体制の崩壊し、自民が与党転落したのもこの時期です。

これらを踏まえると過去に比べて、政治に対する国民理解度はかなり向上していると思います。
国民の視点が厳しく、民意に反映させることができる人を大前提にする
ように変わってきています。テレビでの政治を取り扱うバラエティ番組が
増え、この場で積極的な持論を展開する芸能人が論客であればあるほど
その芸能人に対する国民の期待感が高まります。

そして何より、その人のキャラクター性がテレビ番組では視聴者反映されます。
現在、そのトップモデルとして君臨するのが橋下徹大阪府知事でしょう。
「ケンカ知事」と言われるほど積極的な改革に望み、民意を同調させる
程の思考や弁舌力は驚嘆に値します。
任期1年半が経った今でも支持率は80%超えですから、政策にしっかりとした筋道があり、
大阪府民が支持している訳ですね。見ていてもスカッとする言葉が印象に残ります。
まず、橋下知事自身が自分の発言による影響力をしっかり解っているところがスゴイです。
彼がいなければ、こんなに地方分権が話題になることはなかったでしょう。

もはや芸能人ではなく、公僕だとしっかりわかっている姿勢に皆惹かれるのだと思います。
そして、公僕でありつつこれまでの知名度を有機的に活用しています。

話が逸れましたが、誰を選ぶかは国民次第です。
千葉県知事のような人は昔の芸能人候補そのもので残念ですが
当選させたのは千葉県民なんですから、誰が出ようとしっかりと
見極める力が我々に必要ですね。

こういったことが話題になるだけでも昔と違うと思います。
それだけ国民の政治意識が向上しているわけですから
遊びの票集めではもはや国民は振り向かないと信じたいですね。

それをわかっていないのは政治家だけなんでしょうね。

さて、日本で芸能人代議士が増えるキッカケになったのは
アメリカのロナルドレーガン大統領の影響も多分にあるのではないでしょうか。
レーガンは元俳優でしたし、数多くの政策を創りだし大統領としての
職務を見事全うしました。当然合衆国民の知名度や期待感が高かった
ため、見事成功したレーガンによる共和党支持率の向上が
日本でも積極的にモデルとして取り扱われるようになったのだと思います。

そういった下地が日本には当時なかったので知名度のみの期待で
泡沫的に終わったってとこではないでしょうかね…。
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そのお話は読んでいないですが、私の中では、芸能色の強い政治というのは


デマゴーグによる衆愚政治に限りなく近いイメージがあります。
そういう定義でよいのであれば、歴史は相当古いでしょう。

質問者様の考えてる芸能色と定義が違うかもしれないですけど、
タレント・役者的な言動が多かった政治家でパッと思いつくのは浜田幸一、田中真紀子、小泉純一郎など。
ホントのタレント出身は、他の回答者様が出しているとおり、実に大勢いますね。

注目を集めること自体は悪いことじゃないし、良い仕事をしてくれれば問題ないですが、
デマゴーグに転じて衆愚政治に突き進むことが怖いです。

よく使われる手法が、民衆に敵を示して、それを憎ませるか軽蔑させること。
マスコミも視聴率を取るためによく取り上げます。
モンスターペアレント、タレントの不適切発言、企業の不正・不祥事(リコール隠しや偽装などなど…)、官僚や政治家の汚職。
確かに悪いこと、間違ったことですが、ワイドショー等でやっているのはただの悪者のつるし上げであり、
なぜそのような間違いが起こってしまったのか、今後どのようにしていくのがいいのかという本質的な視点に至りません。
せいぜいが、その問題を起こした人間や組織が馬鹿だから、無責任だから、強欲だからというところに結論付けるのみです。

マスコミはいかに偏向報道を批判されてもやめません。
いかに偏向報道が視聴者に受けるかを熟知しているからです。
自分が一段高いところに立って、「愚かなくせに不遜な者」を批判するのは、とても気分の良いことです。
そういうことはしないという人でも、不安心を掻き立てる情報は無視しづらいものです。

例えば地方分権のことなどは、官僚害悪論的に進んでいます。
弊害があるのは事実でしょう。
しかし、官僚さえ排除すれば薔薇色という考えはかなり危ないです。
ただ排除では、大企業と政治家がやりたい放題しやすくなるだけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/31 16:07

1974年の事ですから、昔の範疇から外れていそうですけども



●山口淑子(=李香蘭:中国名:リーシャンラン)→(http://viswiki.com/ja/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E6%B7%9 …
●山東昭子→(http://spysee.jp/%E5%B1%B1%E6%9D%B1%E6%98%AD%E5% … )
両名等の初立候補&初当選の年でもありました。
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 昔っていつの時代をさすのかが不明ですが、1968年には現都知事の石原慎太郎、前都知事の青島幸男、元大阪府知事の横山ノックが参議院選に当選しました。

この頃から、いわゆる政治が本業ではないタレント候補がたくさん出馬し、また大勢が当選しましたよ。

 詳しくはこちらを
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AC% …
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タレントが選挙に出馬した例では明治31年(1898年)の5回目と6回目の総選挙に出た川上音二郎が有名です。


(衆議院が出来てから8年目の事です。又、当時は参議院には選挙がありませんでした。)

彼は俳優・芸人・歌手であり、今でいうマルチタレントでした。
そして特に、彼の「オッペケペー節」は社会風刺の歌として、当時大流行していました。
その威をかって選挙に出馬したものの、落選しています。

芸能人が出馬する例は明治時代からあった訳です。
(ただし彼は芸能人になる前には、自由民権運動の壮士でしたが。)


なお、彼と彼の奥さんは大河ドラマ「春の波涛」で主人公として取り上げられています。
(正確に言うと、彼の奥さんで女優の川上貞奴が主人公です。)
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古くは「まつりごと」と言われてくらいですし、神社仏閣に奉納するために芸能人がいたのですから。

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 昔はもっと酷かった時代が有ります。


 (まあ楽しい時代でも有りますが、下のリンクは当時ホントに立候補した人達です。)
   http://2chart.fc2web.com/2chart/houmatsukouho.html

 ただ、今は良くも悪くも政治に国民の関心が有ります。

 少なくとも私が選挙権を手にした頃は、街でTVがアンケートをとると首相の名前を言えない人が良く居ました。
 (学生が正解を答えるのを躊躇われるような雰囲気すらありました…。政治の関心がある = 変な政治思想を持っていると疑われかねない。)

 また、首相の信任アンケートを取ると50%近くが「良く分らない・関心が無い」何て答えていた時代でした…。
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