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あちらこちらで、伊坂幸太郎の書く文章と、
村上春樹の書く文章が似ている、ということが言われていたり、
伊坂は「村上チルドレン」などと呼ばれることもありますが、
実際、伊坂が村上春樹を好きだといったりしたのでしょうか?

世代的に村上チルドレンと言われている、ということや、
大江健三郎など、学生時代は純文学が好きだったということは
本人が言っていたのは知っているのですが、
実際に「村上チルドレン」と呼ばれる所以は根拠がなにかあるのでしょうか?
それとも、世代、というだけでしょうか。

どなたかご存知でしたら、お教え下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

はじめまして、こんにちは。



私は伊坂幸太郎さんの大ファンで、おそらく全作品読んでいると思います。村上春樹さんも、有名どころの作品はほぼ読みました。

私自身は、伊坂さんの文章と村上さんの文章が似ているとは全く思いません。逆に、どこが似ているのか教えてほしいぐらいです。伊坂さん自身、インタビューなどで村上春樹さんの影響を否定されているそうですし、本人も、一体どこが似てるんだと疑問に思っているぐらいじゃないかと思いますよ。

世代的には「村上チルドレン」に近いのかもしれませんけど、作風が全く違うのに「チルドレン」と呼ぶのはかなり違和感がありますね。
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最近、両方をよく読んでいます。



そう言われていることも最近知りました。

しかし分かりません(笑)

伊坂幸太郎も引用が好きですよね。
私は個人的には嫌いなのですが、小説や音楽の引用が多いです。
村上春樹も大好きですよね。

「ノルウェーの森」などを読んだ時はかなり嫌悪感を感じましたが、「1Q84」ではそうは感じませんでした。
しかしうまいな~と思いました。

自分のいいたいことを、すでに権威ある、または定評のある哲学者の言葉や小説の表現をばんばん引用して、読者との接点を増やしています。
村上春樹独自の表現も1Q84では素晴らしいと感じましたが、これらの引用はうまい、そして少しせこい、と感じました。

いいように捉えれば、「本歌取り」のようなものでもあります。

伊坂幸太郎も似たような手法が見受けられますが、村上春樹の1Q84に比べると底が浅い気がしました。
うまく重ね合わせてはいると思います。


ただ、伊坂幸太郎の「ゴールデン・スランバー」は、ラスト素晴らしい感動がありました。
(他の作品は「重力ピエロ」など読みましたが、あまり意味は感じられませんでしたが)

まあ「チルドレン」なんて呼ばれて伊坂幸太郎本人が喜んだりしているのか、疑問ですね。
無意識のうちにを含めて影響を受けていないかどうか別として、一人の作家として喜ばしい批評ではないでしょう。

勝手に批評家連中がつけたのではないかな~、と勝手に思いますが。。

文章は、似ていると言えば似ていますが、別物だと思います。
村上春樹の方が、根底に表現方法の哲学があると感じます。

今まで村上春樹は好きではなかったのですが、実力は認めざるを得ない、というところです。

あくまで個人的な感想ですが。
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