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緑内障の治療にはステロイド剤投薬は禁忌と思いましたが、緑内障の種類によってはステロイド投薬が有効と聞きました。ステロイド投薬が有効・禁忌の緑内障の種類と簡単な理由を教えて頂きたくお願いします。

A 回答 (3件)

急性閉塞隅角緑内障など急激に眼圧が上昇した時に救急的にステロイドを使って房水の循環を抑制、上昇を防いで一時的に凌ぐことはあるでしょうが、その他の緑内障の慢性症状に対して使ってはならないと思います。


ステロイドは体を強力に交感神経緊張状態にし血管を収縮、血流を抑制します。いつまでも使ってると視神経に栄養がいきわたりませんので視覚機能に障害を与えることになります。同時に分泌、排泄抑制の働きがありますので房水の排泄も阻害します。

また、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹などに使う抗ヒスタミンなど抗アレルギー剤は分泌排泄抑制剤ですから緑内障には禁忌です。ご丁寧にも抗アレルギー剤の中にはセレスタミンのように抗ヒスタミン剤とステロイド剤を組み合わせたものまであります。

眼科医の中には他の病気でステロイドを使い過ぎたことが正常眼圧緑内障併発の原因だと指摘してる人もいます。慢性的に推移してる患者さんにステロイドなんてもっての他ですね。原因を作った薬剤を上乗せするわけですから。

ステロイドも他の薬剤と一緒で病気を治すことは出来ませんが、瞬時に症状を抑えますので急激な重篤な症状を抑える目的で救急用に使えばこれ以上のものはありません。しかしその分激しい作用がありますから長期に使えば使うほど酸化して体内に蓄積、害になります。
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この回答へのお礼

早速のコメント有難うございます。詳細な説明で分りやすかったです。

お礼日時:2009/08/17 14:14

質問が「緑内障の治療を目的としたステロイド投薬はあるのか」という意味だったら、それはあり得ないでしょう。



「緑内障の患者にステロイドを投薬することがあるのか」という意味であれば、状況次第ですが、十分ありえる話です。

ステロイドが緑内障禁忌薬なのは、ステロイドの副作用に「眼圧上昇する場合がある」からですが、
全ての人がステロイドで眼圧が上がるわけではありませんし、
ステロイドによってどれぐら眼圧が上昇するかは個人差があります。

また、ステロイドによる眼圧上昇は、ステロイドをやめればまた下がりますし、
眼圧上昇による緑内障の進行(視野欠損の進行)は年単位で進むようなゆっくりとしたものですから、
眼科医の管理下であれば「短期的に」ステロイドを使うのはそれほど問題にならない場合が多いと思います。

実際、私は緑内障ですが、以下のようなステロイドの使用経験があります。
・右目は緑内障の手術をしているのですが、術後、炎症を防ぐため、ステロイドの点眼をしばらく行っていました。
・顔面神経麻痺(耳鼻科)になった時には、眼科医と相談の上、しばらく眼圧を監視しつつステロイドを服用しました。

ちなみに、後者では2週間ほどステロイドを服用しましたが、私の場合、特に眼圧上昇はありませんでした。
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この回答へのお礼

ご自身の治療経験を踏まえてのアドバイス有難うございます。

お礼日時:2009/08/17 14:13

ステロイドは絶対よくないから使わない方がいい。

たしかにすぐ治まりやすい性質もあるけどリバウンドが怖いし、やめたほうがいい。
だいたいなんでステロイドなんか今さら病院でも出してるんだろうか!
つうか本当出すなそんなもん!
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2009/08/17 14:15

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