皮膚科の医者がまずステロイドから処方するのは何故でしょうか？ 普通に考えて比較的新しい副作用の少ない

皮膚科の医者がまずステロイドから処方するのは何故でしょうか？
普通に考えて比較的新しい副作用の少ない薬から出し、それでも治まらないようならステロイドという順番になるのが自然だと思いますが、最近出た薬は単価が高く国の負担が増えるため、昔からあるステロイドで良くなるならそれで治せということなんでしょうか。他になにか業界内部や国の事情があるんでしょうか。

No.2 回答者： そくらてす 回答日時： 2023/07/11 23:35

皮膚科の先生に同じ事を聞いたことがあるのですが、

今はステロイドに対する見方も変わってきていて、比較的強い薬で先に抑え込む方法が主流なんだそうです。

No.1 回答者： 佐藤俊夫 回答日時： 2023/07/11 21:29

ステロイドが皮膚科で比較的頻繁に処方される理由は、以下のような要因が考えられます。

1. 抗炎症効果: ステロイドは強力な抗炎症作用を持ち、皮膚の炎症やかゆみ、腫れなどの症状を効果的に抑えることができます。多くの皮膚疾患は炎症が関与しており、ステロイドの使用によって症状を軽減することが期待されます。

2. 広範な効果: ステロイドは広範な皮膚疾患に対して効果を示すことが知られています。湿疹やアレルギー性皮膚炎、じんましんなど、さまざまな症状や疾患に対して使用されます。

3. 即効性: ステロイドは使用直後から効果を発揮するため、症状の速やかな改善が期待できます。これにより、患者さんの苦痛を早く軽減することができます。

ただし、ステロイドは長期的な使用や乱用により副作用のリスクがあることも事実です。医師は適切な投与量と処方期間を考慮し、副作用リスクを最小限に抑えながら治療効果を追求する必要があります。

新しい薬が出ていても、ステロイドがまず処方されることは、その効果の確かさとコストの面での利点も考慮されるからかもしれません。また、国や医療制度の負担や経済的な側面も医療の判断に影響を与えることがあります。

総合的に考えると、医師は患者さんの症状や疾患の特徴、副作用リスク、費用などを総合的に判断し、最適な治療法を選択する必要があります。医師の専門的な知識と経験に基づく判断が行われるため、個別のケースによって処方の順番や選択が異なることもあります。