プロが教えるわが家の防犯対策術!

お世話になります。
北野武著の「たけしくん、ハイ!」を久しぶりに読みました。
話の中に粘土屋という商売が出てきます。
下校途中の子供相手に、粘土細工を作らせ、出来がいいと点数カードをくれ、点数がたまると景品をあげる、という商売です。

著作の中で表現されていない部分を補足すると、最初に参加するための費用を徴収し、対価として粘土を渡します。で、いろいろな粘土型を無償提供し、出来がよければ点数カードを渡します。粘土を売るというところが粘土屋の収入なわけです。粘土屋の商売を明かせば、実は粘土屋は一週間程度、同じ場所で商売しますが、子供たちに渡した点数カードがたまり、希望の景品に届きそうなころ、突如として現れなくなります。(まあ、言ってみれば一種の詐欺ですな)
 景品、といってもしょぼいものですが、昔の子供は今ほど情報が発達していないし贅沢な遊びを知らないのでそのしょぼい景品がとてつもなく魅力的なものに見えてしまい、夢中になって粘土細工に興じる、というわけです。

 まあ、僕の時代はさすがに粘土屋とか紙芝居屋はいませんでしたが、「手品グッズを売るおじさん」、というのは出没しました。結構高度な手品を披露し、手品グッズを売るのですが、その高いこと高いこと。大体当時の小学生の一か月分の小遣いぐらいだったと記憶しています。
 で、金持ちの級友が手品グッズを買って、翌日学校で披露するのですが、タネを知ると案外つまらないものだったりします。(そもそも手品ってものはそんなモンですが)


いまでも下校途中の小学生を相手にしたこういういんちき商売って出没しているのでしょうか?

A 回答 (2件)

数年前のことですが、横浜中華街( 神奈川県 )で見ました。

ですから小学生相手ではなく、大人相手でしょうか。小学生ならみんなだまされてしまうかも知れません。

ひとりの男の指示で、比較的小さな人形が道路上で踊ったり止まったりします。
これには相方がいるはずですが、誰なのかはわかりません。実に見事です。
相方と呼吸を合わせて動かしているのです。多分ピアノ線を使っているのでしょう。あまり人形に近づくと注意されるのです。

この仕掛けセット( 種明かしも含めて )を1500円前後で販売していた記憶があります。そのセットを売る男がもうひとりいます。なので少なくとも3人で組んでいたはずです。

いんちきとまで言えるかどうか微妙ですが、なかなかのものでした。手品のようなものでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>ひとりの男の指示で、比較的小さな人形が道路上で踊ったり止まったりします。
これには相方がいるはずですが、誰なのかはわかりません。実に見事です。

あー、見たことありますね。僕は秋葉原と銀座でみました。
通称、ジョニー君、という名前で売っていますね。(ネットで検索してみてください)
あれはね、種明かしすると、二人一組でやっていますよ。
口上を述べる男の対面に相方がいます。その間にジョニー君がいるはずです。ジョニー君は見えないぐらいの細い糸が横方向に体の中心を通っており、片方が口上を述べる男の側(靴先に糸を結んでいる)に伸びており、もう一方は相方が周囲の観客に見えないように指先で操っています。(必ず肩からかばんをさげており、そのかばんに隠した手先で操っている)
で、口上にあわせて相方のかばん男が糸を操るとジョニー君がジャンプしたり、口上男の手のひらに見事に乗ったりするわけです。横方向に糸が通っているので、口上男がジョニー君の上下に手をかざして
「上からぶら下がっているわけではありませんよ。
 下から磁石で操っているわけでもありませんよ」
という口上を述べます。
 相方はまったく無口の場合もあれば、サクラを装って口上男に
「どうしてジャンプするの? 電池で動くの? それとも超能力?」
「幾らなの?」
「買えば誰でもできるようになるの?」
「面白いね。俺、一個買うよ!」
なんて話しかけたりします。
糸で操っていますから、ジョニー君の周囲や、口上男、かばん男の前を横切って糸に引っかかると一発でジョニー君の動きの種明かしをされてしまいます。そうされないようにかばん男は万一観客が近づいてきたら、糸を最大限に緩めて観客が糸に引っかからないように注意します。

なんで、タネを知っているかって? 別に買ったわけではありません。光の加減で糸が見えちゃったことがあるんです。
確かに、あれは小学生レベルなら引っかかるかも知れません。
大人なら、千円で買って
「なーんだ、操り人形か。だまされちゃった、ははは」
ですむかも知れませんが、小学生なら泣きべそかくでしょうなー。もっとも今の小学生はもっとお小遣いもらってるでしょうから千円ぐらいの損失なら平気か、お巡りさん呼んできて抗議するかもしれないが。

情報ありがとうございます。
面白かったです。

お礼日時:2009/08/21 00:15

 私の地域では見かけませんね。

私の小学生の時にはいたなぁ。校門を出たあたりにいたな。でも、転校したら、その校区にはいなかった。

 まず、商売ができるスペースが無くなった。子供が多く通る道でもなかった等が原因かな。
 今は不審者情報が出るから商売できないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

うーん、たしかに今時なら不審者として扱われてしまうかも知れませんね。
手品屋にしても粘土屋にしても、ある意味、子供たちに新たな遊びを提供してくれるミニ縁日、ミニサーカス的な非日常世界を演出してくれる見事なエンテーテイナーという役割の反面、「最初に引っかかる詐欺」「大人ってずるい」「二度とだまされるもんか」という学校では教えてくれない防犯知識を植えつけてくれるという面もあり、一度は通るべき経験なのかも知れません。

「熱いヤカンを触って初めて危険を学習する」ということもありますしね。大きくなってから詐欺に引っかかるよりも、小学生のうちに何度か経験して免疫をつけるほうがいいのかも知れません。

よく言えば、昔はよき時代だったということでしょうか?

お礼日時:2009/08/21 00:26

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