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数学Aの集合と場合の数という分野にでてくる、
順列と組み合わせの違いがわかりません。
教科書には「順列:n個の異なる物からr個とった順列→nPr」
「組み合わせ;n個の異なる物からr個を取り出して作った組み合わせ→nCr」
と表記されているんですけど、同じに思えちゃえます。
テストで、文章題の問題がでても順列か組み合わせか分からないので
CとPどっちを使うか分からなくなってしまいます。
お願いします!

A 回答 (3件)

こんばんは。


簡単ですよ。

競馬の馬券で、「三連勝単式」というのと「三連勝複式」というのがあります。

馬A~馬Jの10頭の馬が出走するとして、
三連勝単式では、
「1位はどの馬?、2位はどの馬?、3位はどの馬?」という予想をします。
たとえば、1位=馬G、2位=馬H、3位=馬B と予想するということです。
これが「10個から3個を選ぶ順列」です。
選び方の種類の数は、
10×9×8 = 720通り
です。
nPr の公式に当てはめれば、
nPr = n!/(n-r)!
10P3 = 10!/(10-3)!
 = 10×9×8×7×6×5×4×3×2×1 ÷ (7×6×5×4×3×2×1)
 = 10×9×8

三連勝複式では、
「1位~3位に入る3頭の馬は、どれとどれとどれ?」という予想をします。
たとえば、「ベスト3は馬B、馬G、馬Hの3頭で、順番は関係なし」と予想するということです。
これが「10個から3個を選ぶ組み合わせ」です。
選び方の種類の数は、
10×9×8 ÷ (3×2×1) = 120通り
です。
nCr の公式に当てはめれば、
nCr = n!/{(n-r)!r!} = nPr/r!
10C3 = 10×9×8 ÷ (3×2×1)


つまり、どの馬もだいたい同じ強さとして考えれば、
10頭の場合、「三連勝単式」(順列)で当てるのは、
「三連勝複式」(組み合わせ)で当てるのより6倍難しいということになります。(当然ながら、順列で当てれば、その分もうけが多くなります。)


ご参考になりましたら幸いです。
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順列は、文字通り「順番に1列に並べる」ということです。


よって、並んだ順番も関係します。
また、並べるものはそれぞれ区別できるものになります。

それに対して、組み合わせは「グループ分け」のイメージになります。
「りんご5個とみかん3個を並べる」といった場合、個々のりんごやみかんは区別しません。
このようなときには、組み合わせを使います。
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>テストで、文章題の問題がでても順列か組み合わせか分からないので


>CとPどっちを使うか分からなくなってしまいます。

CとかPとか文字で覚えようとするからわからなくなります。

理解が大切です
ABCとあって2つ選ぶ場合
順列では、ABとBAは違うもの
組み合わせでは、ABとBAは同じもの
だから
順列は3!=3*2*1
組み合わせは3!/(2!*(3-2)!)=3!
せいぜい、多いのが順列、ダブりを除くため割るのが組み合わせという覚え方でしょう。
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