【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

タイトルのように現在の価格で数ヶ月後の売買を予約すると思っていました。
しかしWikipediaの記述には少し違うことが書いてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%81%E5%AE%9A% …

裁定取引の例のところで「ある時点で商品Aの現物価格が100円、
3ヶ月先の先物価格が120円だったとする」とあります。

ある時点で100円なら3ヶ月先も100円で取引するための先物だと思うのですが
私の勘違いなのでしょうか。

A 回答 (8件)

現在の市場価格で先物を買っておけば1年後にも同じ値段で買えるから、相場の価格に振り回れずに済む」というそのテキストの説明のうち、「現在の市場価格」にあたる部分が、(先物ではなく)現物の現在の市場価格としか読めないような書き方をしていたとしたら、そのテキストブックが明らかにおかしいです。

「ある瞬間の現物の市場価格と先物の市場価格が一致する」のは、理屈上はあったらおかしい、特殊な状況だからです。

次に、ある瞬間における現物と先物の価格の関係ですが、株式のケースの説明を、参考URLに入れておきました。簡単に言えば、株の場合、現物には、配当金という(先物には無い)収入がある一方、株の購入資金の金利コストという、先物にはない費用もあり、先物と現物の価格差は、配当金と金利コストから決まる、という事です。
これは単なる理論ではなく、現実についている価格でも、相当程度当てはまります。何故なら、配当金と金利から求められる先物理論価格と実際についている先物価格との乖離があると、その歪みから利益を得ようとする裁定取引が、実際に市場に入ってきて、その結果として歪みが修正されてしまうからです。(ご質問にリンクを入れて頂いた裁定取引の説明は、先物と現物の理論価格差がどのように決まり、それ以上に価格差が歪んではじめて、裁定取引が入る、という説明になっていないので、あまりよいものとは思えません。)

正しく言えば、先物と現物が理論通りの価格差がついていて初めて、先物買いも現物買いも、実質的に同じコストで出来る事になる、という事です。

現物と先物の価格差は、金融関係の先物(為替、債券、株式など)では理論価格からの乖離はかなり小さいです。それは裁定取引が現実に行われている為です。一方、商品先物では、理論価格とはかけ離れたものになるものが多いです。商品の場合、現物の保有コストとして保管料がかかり、その手間&費用の、商品自体の価格に対する比率が金融関係の先物にくらべ非常に高い、というのが理由にあると思います。(だから、保管コストが商品の価格に比べ非常に安い金では、先物と現物の価格差は、事実上金利で決まっている)

ヘッジをする人誰もが、先物の満期までヘッジしたいと思っている訳も無く、また満期前に考えが変わってヘッジをやめたいと思うかも知れないので、ヘッジする立場からすれば、先物価格は「いつも理論価格に近いものであってほしい」ものです。そして、理論価格近辺に維持するのは、裁定取引です。その結果、先物市場で裁定取引がやりにくい→理論価格からの乖離が大きくなる→実需筋は、ヘッジに使いにくいので敬遠する→参加者が投機筋ばかりになる→ますます現物に関りなく先物価格が動くようになる、というパターンに嵌っている商品先物は結構あります。日本の上場商品先物はかなりの程度そうです。

だから、日本の商品先物市場に参加している人にとっては、「先物価格は、先物単独の需給で決まる」という説明は成立しえても、先物市場での一般論(もしそういうものが成立するならば…)はまた別です。そこらへんは、十分ご留意ください。

参考URL:http://www.kabu-beginner.com/k180100.shtml
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この回答へのお礼

どうも詳細な解説ありがとうございます。
これは奧が深いですね。。。

ちょっと調べてみたんですが、先物でも鉄鉱石とかレアメタルとかは
市場にあまりかけられないそうですね。
だから相対っていうんですか?口取引が多くなるのだそうで。

ちょっと株式やFXなんかと比べて独自の世界だと思いました。

お礼日時:2009/11/12 03:12

(No.4さんへの補足で)


>以前にデリバティブの説明会でテキストをもらったのですが、
>そのテキストの中でリスクヘッジの説明が書いてありまして、
>現在の市場価格で先物を買っておけば1年後にも同じ値段で買えるから、
>相場の価格に振り回れずに済むという内容でした。

説明会やテキストではかなり簡略化して概念だけが書いてあります、理論値と言っても良いです。
テキストの記述で『買っておけば』って誰から買うのか、そういうことは説明が無い。
現実には、『買う』ためには『売ってくれる相手』が必要です、誰も売ってくれなければ買うことはできません。
先物は先物単独で買う側と売る側の需給関係で価格が決まります。

100円で売っている業者Aの物が売り切れれば、他の業者Bから買うことになります、
ここで業者Bが「うちは110円じゃなければ売らない」と言い出せば100円では買うことはできません。
業者Aが売り切れたので業者Bは少し強気です。どうしても必要なら110円で買うことになります。
あるいは、
業者A・B共に100円で売っていた、しかし不人気であまり売れない、業者Aの方は少しづつは売れている、
ここで業者Bが販売数を増やそうとして「うちは95円で売ります」と言い出す場合もあります。
そうなれば95円で買えます。

現実の商品には数に限りがありますし、個々の売買では価格に差がでます。
デリバティブ説明会のテキストでは、千差万別の個々の内容まで説明できないので理論値として現在価格で説明しているだけです。
>「現在の市場価格で先物を買っておけば」 →「現在の市場価格に近い価格で買っておけば」と少し幅を持って考えてください。
テキストは簡略化してあります。
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。理論値って奴だったんですね。
経験しないと分からないこともたくさんあると思います。

今回はもう少し突っ込んで勉強になりました。

お礼日時:2009/11/12 03:06

すいません文字化けしているところは「リットル」です。


読みにくくてすいません。
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なるほど、


まず最初の方から説明します。
>>1月1日の時点で現物が100円で先物が120円というのがおかしいと思ったのです。
現物が100円なら先物も100円でないとおかしいのではと思ったのです。
例えばガソリンの相場で言います。
1月1日の時点で1ℓ100円とします。これが現物の値段です。今買えばこの値段でガソリンが買えるということです。
先物(この場合は期近)では4月1日の価格は未来のことだから誰も値段がわかりません。だから未来に出るだろうガソリンを奪い合って(売り買い)いるのです。現在(1月1日)中東情勢が不安体で春に戦争が起きるかもしれないと聞いたらみんなガソリンが余分に欲しくなりますよね。だから先に買ってしまおうと言うのです。その時は少しくらい高くても持ってた方がいいから無理して買うんです。(あとで高く売り払うために)だから先物では今の時点と違う価格があるんです。
というわけで価格が2つあるんです。

後半の説明ですが、
>>現在の市場価格で先物を買っておけば1年後にも同じ値段で買えるから、
相場の価格に振り回れずに済むという内容でした。
これもガソリンで説明します。
この先物、現物って言うのは実際に本当に買うことができるんです。
株をネット上で買っても株券はもらえますよね。(今は株券の電子化されてますが)
それと同じようにガソリンも実際に買ってもらうことができます。
つまり1月1日現在ガソリンは1ℓ100円で買えますよね。
そして先物(4月1日の)でチャートが上がったり下がったりしている間をぬって上手く1ℓ100円のガソリンを買えたら4月1日に
1ℓ100円のガソリンを手に入れることができるのです。
そうしたら相場にとらわれずによい買い物ができますよね。
あなたの家がガソリンスタンド経営しているなら市場に振り回されずいつでも100円のガソリンが買えるわけです。
でもオペックが石油の大安売りをはじめたらいきなりガソリンは1ℓ50円になりました。
周りのスタンドが50円で買っているのに
うちのスタンドだけ100円で買わなくてはなりません。
相場安定はするかもしれませんが損もここで発生してますよね。
つまり、相場の安定が現実経済の安定とは限らないのです。

先物では98%の人が泣きます。いい話ではないので、懐に捨てても良い金が無い限り損しますのでご注意を。

ちなみにガソリンの期近はすごく変動しているので絶対にやらないでください(笑)

こんな説明では解らなかったでしょうか?
まだ疑問があればどうぞ、説明が下手ですが。
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この回答へのお礼

詳細にご解説ありがとうございます。
実際の相場は違うということがよく分かりました。

ガソリンは今は旬ではないのでやりません。
多分、金の次はレアメタルが急騰するのかなとみています。
でも初心者すぎるのでこれも手を出す予定はありません。。。
いまのところFXで行く予定でいます。
まだまだ勉強不足ですが、機会がありましたらまた指導よろしくお願いします。

お礼日時:2009/11/12 03:04

すいませんNo.1です。


きちんと読みました。
内容は両玉立てのようなことを言ってますね。

一度に現物と先物を買った時のことを言ってます。
例えば1月1日、
現物は今の時点で100円で取引されていますね。
先物(つまり4月1日の相場)では現時点で120円で取引されてますよね。

そして実際に3ヶ月たちました。
4月1日
の時点で現物の価格は上がり140円になりました。つまり現物では40円の得
しかし先物取引では現時点(といっても7月1日の相場)で120円になったから20円の損ということですよね。
これは納得いってると思います。

問題は
1月1日に先物(4月1日分)を120円で買ったんだから
実際に4月1日になった時点で120円になってないとおかしいということですね?
違って当然です。
1月1日の時点で買った先物(4月1日)の分は予想で買ってるだけです。
もし3月に台風があって天候が悪くなり不作になれば当然4月1日が来たときに市場では物価が急上昇しますよね
例では水でしたが、作物なんていい例ですよね。

こういうことですよね?

この回答への補足

再度のご回答ありがとうございます。
実はそれも分からないことの1つなんですが、今回の質問は違うんです。

1月1日の時点で現物が100円で先物が120円というのがおかしいと思ったのです。
現物が100円なら先物も100円でないとおかしいのではと思ったのです。

そもそも私が先物をよく知らないので皆さんとの間で誤解があるようです。
以前にデリバティブの説明会でテキストをもらったのですが、
そのテキストの中でリスクヘッジの説明が書いてありまして、
現在の市場価格で先物を買っておけば1年後にも同じ値段で買えるから、
相場の価格に振り回れずに済むという内容でした。

そのときの説明が先物のイメージになっています。
1月1日時点で現物と先物価格の2つが存在すると、
テキストの内容とズレが生じるのでお聞きした次第です。

補足日時:2009/11/06 21:06
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「現在の価格で予約する」というのは予約売買ですよね?


先物取引は、将来の価格を予測しての売買行為です。
将来の価格が先物価格ですから、現物価格と同じ可能性もありますが必ず同じというわけではありません。
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現在の価格によらず、相手がいればいくらでも取引できます。


現在の価格と同じになることもあるでしょうが、そうしなければならないものではありません。

例えば、商品Aの今の価格が100円でも、「3ヶ月後には、これは絶対上がる!少なくとも10倍にはなる!」と思えば、3ヶ月ものを200円だろうが500円だろうがその値段で買えばいいだけです。
もし読み通り10倍に上がれば、200円、500円で買ったので、3ヶ月先の価格との差額が儲けになります。
反対に、500円で買ったのに50円になってしまえば、その差額は自分の損失です。
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リンク先は読んでないですが・・・


>>「ある時点で100円なら3ヶ月先も100円で取引」
それならマネーゲームにならないじゃないですか。

現時点が100円、3ヵ月後が500円になったりするから
差額の400円が儲かった人もいれば損する人もいるんですが・・・
そういうことじゃなくて?

この回答への補足

う~ん、リンク先ぐらいは見て下さい。
3ヶ月後の実際の値段は140円と80円の例が掲載されています。
なのでそういうことではありません。

現在時点においてある商品に現在価格と先物価格の2つが提示されています。
私は現在価格のみと思っているのでどうなっているのかなと思った次第です。

補足日時:2009/11/06 17:16
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