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カルボキシル基を一つ持つある分子のC=O伸縮振動による中赤外吸収波数と、
その分子の二量体のC=O中赤外吸収波数が若干でも異なることについて、
参考となる文献等、ご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいと思います。

二量体のC=O吸収波数ほうが多少下がる結果が得られましたが、
その理由がわかりません。

量体数が増えるとこの波数が単調に下がるのか、量体数は無関係なのか、が重要になってくる研究です。

A 回答 (2件)

>り書籍では


普通の有機の本だったらば、どれでも載っています。
ただ、「にりょうたい」の内容には限りません。

赤外のシフトの所(指紋領域の説明のところ)
色素の発色基・助色基

のところに。M効果I効果にからめて説明をしている本をみれば見当つくでしょう。
しかし、電子配置が理解できないとおかしなことになってしまいます(ある無機系助教授が逆に説明した。専門外の人ですと、まじめな顔をして逆に解釈してしまう)。
このあたりの関係で、回答としてはさけました。
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この回答へのお礼

また新しいご意見を下さったこと、心より感謝申し上げます!

有機電子論の本を早速借りました。勉強してみます!

私は化学がどちらかというと専門外です。。論理に細心の注意を払って進めていきたいと思います。

お礼日時:2009/11/18 19:22

赤外はほんののべ1ヶ月程度しか使わなかったので、付け焼刃の知識です。

有機の方に読んでもらって、その説明を理解する程度の知識しかありませんから。
したがって、多分間違っているでしょう。

カルボン酸のにりょうかで、6いんかんが生成します。
すると、C=O結合の伸縮は、6いんかん生成により抑制(より高いエネルギーが必要)しますので、吸収波長が、短波長がわにシフトします。

ところが、逆に、6いんかん生成によってC=O間距離が伸びて、振動しやすくなる(より低いエネルギーで振動する)と、吸収波長が、長波長がわにシフトします。

どちらになるのかは、ぶしつの構造次第。原子間距離から振動に必要なエネルギーを見当づけてください。
距離が短い→短波長へシフト
距離が短い→長波長側にシフト
では、大雑把過ぎますので。

赤外の読み方は、構造解析の報告で赤外を使って考察しているところをなんぽうか見つけてください。曖昧なところがあるので、書籍ではなかったはずです。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございました!

残念ながら、結合距離は単量体と二量体で違いは殆どありませんでした。

やはり書籍ではありませんか。別の化合物を扱っている赤外に関する論文を読んでみることにします。

お礼日時:2009/11/13 12:45

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