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銅線をガスバーナーの炎に入れても銅の炎色反応を見ることはできません。銅は酸化銅になるだけだということです。
しかし銅線を熱し、塩ビ管などにこすりつけてからガスバーナーの炎に入れると、銅の炎色反応が見ることができます。
なぜ酸化銅では炎色反応が見ることができず、塩化銅は炎色反応を見ることができるのでしょうか。
酸化銅は共有結合で結合が固いため、銅の原子だけ励起することはなく、塩化銅はイオン結合なので結合がゆるく、銅の原子だけ励起し、基底状態にもどるとき、エネルギーの差を緑の光で出すのでしょうか。
また、塩素のような常温・常圧で気体のものは炎色反応を見ることができないのでしょうか。
素人にもわかるようにご説明いただけたら助かります。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

塩化銅は加熱によって昇華してバラバラになるので炎色反応を示しますが、酸化銅は昇華しないので炎色反応を示しません。

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この回答へのお礼

rad-cost様
ご回答感謝いたします。
なぜ、塩化銅は加熱によって昇華し、酸化銅は昇華しないのでしょうか。また、高温で気体の状態になっているということが炎色反応を見ることのできる条件と考えてよろしいのでしょうか。
何回もすみませんが教えていただけるとたすかります。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/11/14 14:13

酸化銅は通常の加熱では昇華しません。

理由は酸素が2価であるために塩化銅とは結晶構造が大きく異なっているからでしょう。

>高温で気体の状態になっているということが炎色反応を見ることのできる条件と考えてよろしいのでしょうか。
そのとおりだと思います。微粉末の酸化銅であれば条件によっては炎色反応が見られるようです。銅線の表面についている酸化銅に比べて温度が上がりやすいからでしょうね。
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この回答へのお礼

rad-cost様
再度のご回答感謝いたします。
>酸化銅は通常の加熱では昇華しません。理由は酸素が2価であるために塩化銅とは結晶構造が大きく異なっているからでしょう

結晶構造は物理変化、化学変化両方で大きな意味をもつのですね。
炎色反応の例として、金属以外のものを見たことがありませんが、
酸素、塩素など常温、常圧で気体のものはスペクトルとして見ることができても、炎色反応は見ることはできないのでしょう。

いろいろ教えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2009/11/15 08:34

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