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緑青に関して、wikipediaで

【緑青は、酸素の触れる表面にのみ発生し、比較的脆いため落とすことが出来る上、緑青が金属の表面に発生すると皮膜が生じ不動態となり、内部の腐食を防ぐ効果がある。ブロンズ像は、緑青の皮膜のお陰で長期間原型を留めることを可能としている。】

とまるで天然の緑青が、空気に対して不動態になり、空気中の銅のそれ以上の酸化を
防ぐというような記述があるのですが、これは本当ですか?

不動態形成を狙って意図的(人工的)に酸化皮膜を作る場合
あるいは環境中で経年でそうなるように狙って何かを作る場合と違って
自然にできる緑青程度では緻密さが足りず、銅の酸化を防ぐ能力は無いように思うのですが?

A 回答 (1件)

その分野の専門家ではないので、厳密には正しくない部分もあるかもしれませんが、


理屈で考えれば、酸化を防ぐことは何ら不思議ではないと思います。

緑青は、空気中の酸素が銅に触れることで生成するわけですが、もし、緻密さが足りずに銅が露出している部分があれば、その部分も酸素に触れて緑青になるはずです。そうしているうちに銅が露出している部分は無くなり、表面は完全に緑青で覆われることになります。表面が完全に覆われれば、内部の銅が酸素に触れることはありませんから、当然、それ以上の腐食は起きないことになりますよね。
仮に、生成した緑青の被膜が薄すぎて酸素を透過するとしたなら、透過した下の部分にまた緑青の被膜ができます。そうして被膜がだんだん厚くなり、ある程度の厚さになれば、酸素を透過できなくなると考えるのが自然ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

言われてみればまったくそのとおりですね
なるほど

お礼日時:2013/10/17 21:18

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