プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在4ヶ月のこどもがいます。将来の教育資金のためにお金を貯めたいと思っていますが、よく『学資保険』というのを耳にしていたので、それに入れば安心なんだと短絡的に考えていました。しかし、教育資金の貯蓄のみで考えるのであれば学資保険よりももっと良い保険商品があるという話をチラっと聞いて混乱してしまいました。学資保険以外で教育資金を蓄えたいとなれば他にどの保険商品が考えられるのでしょうか?
保険の仕組みがまったく分からないもので・・・お願いします。

A 回答 (1件)

学資「保険」であって、なぜ、学資「預金」とは言わないのでしょう?


保険会社の商品だから?
いいえ。保険と言うからには、「保障」があるからです。
保障があるからには、貯蓄部分だけでなく、保障のための保険料を
払っています。
では、どのような保障があるのか……
(1) 契約者が亡くなったとき、保険料の払込免除となる。
(2) (1)プラス契約者が亡くなったとき、育英年金がでる。
(3) (2)プラス子供が入院したときの医療保障がある。
当然ですが、同じ満期金ならば、
(1)→(2)→(3)の順番で保険料が高くなります。
また、共通しているのは、契約者が「亡くなったとき」という保障です。
これは、死亡保険と同じです。
つまり、学資保険とは、親の死亡保険のことなのです。
ならば、普通の死亡保険でも良いではないか、と言うことになります。
そして、そのような保険があります。
短期払いの低解約払戻金型の終身保険または長期の定期保険です。
これらの保険は、親が死亡すれば、死亡保険金が支払われます。
また、払込期間が終了すれば、戻り率が100%を超えるので、
貯蓄性もあることになります。
なので、学資保険の代わりに……という方法が成り立つのです。

ただし、気をつけなければならないのは……
学資保険は、300万円の学資が必要ならば、300万円の学資保険に
契約すれば良いです。
親が死亡しても、満期の時期がくれば、300万円を受け取れます。
一方、短期払いの低解約払戻金型の死亡保険の場合、
解約払戻金を300万円にするには、死亡保険金は500万円というように、
解約払戻金の金額より高額にする必要があります。
つまり、死亡保険金の金額ではなく、解約払戻金の金額と必要な学資を
考えて契約する必要があります。
死亡保険金額300万円で契約すると、解約払戻金は180万円……
というように、300万円になりません。
死亡すれば学資が足りるけれど、無事に生きていれば学資が足りないという
本末転倒なことが起きないようにしなければなりません。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

確かに言われて見れば 保険 なんですよね… 保障内容をきちんと見て選ばないと損しちゃいますね。勉強になりました。ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/12/14 00:42

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