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法事でお寺に行った時に見たお坊さんの仕草で気になることがありました。
たいていの仕草はとても丁寧に静かにされるのに、
正座して着席する時に、手に持っている扇子のような
ハリセンのようなものは、畳に割と乱暴に投げるのです。
数人いたお坊さんがみんな割と乱暴に投げ出すような感じでした。

あの仕草だけが乱暴で、とても不思議に感じたのですが、
どういう意味があるのでしょうか?
また、あの手に持っている扇子のようなハリセンのようなものは
何というのですか?
ちなみに真宗大谷派のお坊さんです。

A 回答 (1件)

「中啓」(ちゅうけい)を畳に音を立てて落とす作法ですが、これは真宗大谷派独自の作法です。


中啓を竪畳に落としてから、着座します。(内陣出仕時に着座する際は、中啓を落として「音を立てる」のが作法なのです。)
本堂の内陣は大きく広いので、後門から入り左右に分かれて内陣出勤する者が同時に同じ所作をすることが難しいのでこの音により左右の者がお互いに相手の所作を知る意味合いと、儀式の進行を司る会奉行(裏に控えています)が、今、何人目が座りつつあるかという状況を音で把握するためです。
同じ浄土真宗でも本願寺派では行いません。

この回答への補足

ご説明ありがとうございました。
本来の音を立てる理由は何人ものお坊さんが
左右に分かれて着座する時の合図ということですが、
たった一人で着座する時にも中啓を無造作に投げ出すので、
とても不思議だったのです。
こういう作法があったとは・・・。

これは真宗大谷派独自の作法ということですが、
お西のお坊さんは中啓で音を立てずに着座したことを
どうやって合図するのかな?と新たな疑問が沸いたりもしました。

補足日時:2009/12/03 15:42
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