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南アのランドが急に暴落して集団提訴したと記事に出ていたので、
ちょっと調べてみました。
それで南アの異常事態でも何でもなく、クリック365だけしか発生してないこと、
大量の売りが出ていたことが原因だと解りました。

だいたいのシナリオは解ったのですが、根本の原因が解りません。
仕手だと思っているのですが、ひょっとしたら入力ミスですか?
入力ミスは何年か前に日本でも大問題になりましたよね。

そして最大の謎はこのような異常値を許容してしまうシステムです。
謎というよりも恐いです。記事ではFXではおこりえることと書いてありました。
でもFXにも異常値は取引停止とかすれば防げると思いますが?

クリック365のシステムがずさんなだけなのか、一般投資家は餌なのか、
ともかくこんな訳の分からないことが発生するのならFXはどん引きです。

根本の原因とシステムの対応について教えて下さい。
クリック365が信用がおけないというのなら他も考えてみたいです。

A 回答 (8件)

>クリック365だけしか発生してないこと、


>大量の売りが出ていたことが原因だと解りました。
大量の売りが原因なのですか?マーケットメーカーが異常に低い売り気配を出して、取引終了間際だったので通ってしまったのでは?

>入力ミスは何年か前に日本でも大問題になりましたよね。
FXではなく東証でしょう。

くりっく365は異常と言ってない筈、1週間後に「希望すれば反対売買に応じます。」という遅すぎる姿勢が問題です。

FXって、こんなもんでしょ。なんとなく胡散臭いところが良かったりします。もともと全財産かけるようなことはしないほうが良いのだし、、、。。
あくまで私見です。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>マーケットメーカーが異常に低い売り気配を出して、取引終了間際だったので通ってしまったのでは?

そういうことだったんですか。
てっきり大量に出ていたから暴落したと思っていました。

それでこれは仕手なんでしょうか入力ミスなんでしょうか。

補足日時:2009/11/22 14:24
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特別措置が発表されたので提訴はないのでは?


 東京金融取引所は6日、外国為替証拠金(FX)取引「くりっく365」で、先月末に南アフリカ通貨のランドが実勢を大きく下回る「異常な価格」で取引されたことで多額の損失を計上した個人投資家を対象に特別措置を講じると発表した。希望する顧客の取引を問題が発生する前の状態に戻す。投資家は取引を継続するか、異常な価格で被った損失を取り戻して取引を終えるかを選べる。くりっく365を取り次ぐ証券会社などを窓口に13日まで投資家の希望を受け付ける。

根本の原因は南アランドの流動性がないことです。
英ポンドでさえ数秒で100ピップ動きますから。
米ドルの取引が無難でしょう。
http://moneyzine.jp/article/detail/110919
http://moneyzine.jp/article/detail/180141?p=2

この回答への補足

私がみたのは昨日のヤフーの記事ですから、
そちらは少し記事が古いと思いますがどうでしょう。

>根本の原因は南アランドの流動性がないことです。
それならば世界中の業者で同じことがよく発生している筈ですよね。
ところが極めて稀でクリック365では初めてとあります。
ちょっと私の求めている回答とはズレが有るようです。

100ピップとかの値ならば仕方ないと割り切れますが、今回は論外なので・・・

補足日時:2009/11/22 14:34
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分かっている範囲で、原因を書きます。

くりっく365が情報を追加で出したので、少しずつ真相が明らかになりつつあります。

まず、事件が起きたのは土曜早朝、週の取引終了直前でした。
くりっく365では、5社のマーケットメイカーがレートを提示し、そのうちで一番投資家に有利なレートが、くりっく365のレートとして採用されるシステムになっています。ところがこの時、なぜか5社のうち4社が、ランド円のレートを提示していない状態でした(疑問1)。そのため、唯一レートを提示した、ドイツ系のコメルツ銀行が提示したレートが、そのままくりっく365のランド円のレートとして配信されました。

事件直前まで、ランド円は投資家の売値買値とも11円台で推移していましたし、インターバンクにおいても同様でした。またこの時、テロ・クーデターその他の、相場を激変させるような事件は全く発生していません。

さてコメルツ銀行は、マーケットメイカーの買値=投資家の売値を8円台、マーケットメイカーの売値=投資家の買値を11円台とする、社会通念上異常なレートを提示しました。これにより、くりっく365におけるランド円の投資家売値が8円台となり、約300枚が土曜の早朝に約定しました。どのような種類の注文(例:逆指値注文、成り行き注文、強制ロスカット注文)が約定したのかは不明ですが、約定した枚数は分かっているのです。また、ランド円の売値がこのように下落したことにより、くりっくでランド円を買い持ちしていた投資家の大半が、週末のうちに強制ロスカットの判定を受けました。しかし、強制ロスカットのルールや対応は業者に任されているため、8円台であれば強制ロスカット水準なのに、強制ロスカット判定を受けない投資家もいたようです。また、一部の業者は8円台のレートを異常値と判断し、8円台を基準とする強制ロスカット判定をしなかったようです。

そして月曜朝に取引が開始されると、莫大な量の強制ロスカットによるランド円売り注文がくりっく365にあふれてランド円は急落、またマーケットメイカーがカバー取引を行ったこと(これはごく当然のことで異常ではない)によりインターバンクにおけるランドまで急落して、くりっく365のみならず店頭FXの投資家までもが、ランド円の急落による損害を被ったのです。

ではなぜコメルツ銀行はそのような、インターバンクレートから著しく乖離した、それも投資家に一方的に不利なレートを提示したのでしょうか(疑問2)?これまでコメルツ銀行が東京金融取引所に説明したところによれば、誤発注の類ではなく、他の外貨も含めた市場状況に基づいてコメルツ銀行のシステムが算出て配信した正当なレートであるとのことです。すなわち、過失で配信したのではなく、故意に配信したということです。過失で配信したことを認めたくなくて、このレートは正当だと強弁している可能性もなくはありません。

ところで、このようなインターバンクのレートから乖離したレートが、なぜくりっく365のシステムによってはじかれず、そのまま配信されてしまったのでしょうか(疑問3)?この点はくりっく365が追加で出してきた情報で少し明らかになりましたが、完全には解明されていません。くりっく365には、一定の値幅を超える注文を受け付けないシステムになっていますが、それはあくまでも「注文者にとって不利な注文」だけだったのです。すなわち、高い買い注文、安い売り注文だけです。こともあろうに、これはマーケットメイカーについても投資家についてもそうなっていたのです。実に愚かです。くりっく365は、取引所規則及び取引所との契約で、マーケットメイカーに市場実勢から著しく乖離したレートの提示を禁止していることを根拠として挙げていますが、要するに「マーケットメイカーがルールを守ってくれる」ことを前提としていた、つまり性善説に立たシステム構築ということになります。

なぜなら、マーケットメイカーの出す注文(レート)と投資家が出す注文は、まるで性質が違うからです。現在のレートより大幅に不利な注文を投資家が出しても、それは単に逆指値注文になっていわば保険として機能するのであり、直ちに約定する訳ではありませんし、大幅に有利な注文は指値注文ですが、そのレートにならない限り約定しません。他の投資家に全然影響しません。しかしマーケットメイカーが出す注文(レート)というのは、もちろん他のマーケットメイカーの提示レートより投資家に不利であればくりっく365のレートとなることはないのですが、そうでなければ直ちにくりっく365の配信レートとなり、全投資家に直ちに影響するのです。

しかしくりっく365もそれ相応に考えてシステム構築をしており、マーケットメイカーの注文には、二重のロックとして、別個の値幅制限がかけられていたそうです。今回のコメルツ銀行についても、30回も、レート提示を拒絶する設定になっていたそうです。しかし、今回は「緊急スプレッドを適用しキャンセルメッセージを出した結果」、8円台のレートが配信されたとのことです。この「緊急スプレッド」なるものの意味、どのような手続を経て適用され、どのような効果が発生したのかは謎です(疑問4)。コメルツ銀行が何十回もレート提示の拒絶を受けながら、手動で緊急スプレッドの適用を申請したのであれば、完全にコメルツ銀行の故意ということになり、ますますもってコメルツ銀行の行為は悪質ということになるでしょう。

結局、「全マーケットメイカーがレート提示すべきところを、他の4社が怠った」「コメルツ銀行が市場実勢から著しく乖離した、それも買値と売値が著しく乖離したレートを提示した」「マーケットメイカーが自分に異常に有利な注文を出せるシステムだった」「(内容や手続きは不明であるが)二重ロックを乗り越える緊急スプレッドが適用された」ということが重なって、このような異常レートが配信されたということになりそうです。

なお、くりっく365はその他に目視によるレート異常のチェックを行い、異常な場合には当該マーケットメイカーに対して提示を停止させていたようですが、配信されたレートの取消を伴わない、将来に向かっての提示停止では、異常値による取引を防ぐことはできません。くりっく365は終了直前の30秒程度のことだったので目視チェックをすり抜けたようなことを言っていますが、本件が終了直前でなかったら、数分間異常レートが配信され続け、もっと多くの投資家が、その日のうちに強制ロスカットになっていたでしょう。その意味で、今回の騒動が土曜早朝の終了直前に発生したのは不幸中の幸いであり、東京金融取引所は週末のうちに約定を取り消すことが可能でした。それを行わなかったのは、東京金融取引所の重大な過失と評価されるものと思われます。
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この回答へのお礼

非常に詳しい回答を有難うございます。
過失だけど過失と認めたくないという強弁なのですか。。。
午前中調べたサイトではクリック365以外のシステムは正常だったのですが、
他でもシステムの脆弱なところがあったのですね。

何となく舞台の裏側がみえてくるような事件ですね。
事情を知らないと何が何だかさっぱり理解できません。
システム的にも性善説が前提で問題ありということですか。
とても勉強になりました。

お礼日時:2009/11/22 14:48

事後の対応について。



確かにくりっく365は救済措置を発表しましたが、著しく救済対象が狭いため、被害者のほんの一部しか救済されないようです。ある業者では、多数の被害者が出ているのに、救済措置の対象者はいないくらいです。そのため、救済措置から外れた投資家が、集団訴訟の準備をしているわけです。また救済措置の対象になっても、建玉復活までの間の、得ていたはずのスワップポイントが補償されません。

週末のうちに、約定を取り消していれば、騒動はずっと小さくて済んだのです。

最後に、このような事態が店頭FXで発生しうるか?について触れます。

土曜早朝のような異常レート配信は、店頭FX業者の方で、より発生しやすいと考えます。なぜなら、マーケットメイカーの数がより少ないからです。くりっく365であれば、他のマーケットメイカーが一社でも正常なレートを提示していれば、今回のような事態にはなりませんでした。しかし店頭FXでは、マーケットメイカーが一社だけということが少なくないと思われます。

ただし、救済措置については、店頭FXの方が迅速にできた可能性があります。

くりっく365は、投資家とマーケットメイカーの間で取引が行われ、かつ、間に業者と取引所が入ります。そのため、権利関係が複雑で、今回の救済措置についてもマーケットメイカー(コメルツ銀行)との調整が必要でしたし、責任のなすりつけ合いが行われた可能性があります。また、東京金融取引所は他の商品も扱っているうえ、公的な取引所なので、経営感覚が乏しく、FX投資家の利益を軽視する傾向があったと思われるのです。

これに対し、店頭FX業者、特にFX専門会社だったらどうでしょうか。取引は業者と投資家の間で成立しますから、約定の取消も相対的に容易だったでしょう。また、こんなことが発生して表ざたになれば、その業者の信用は失墜し倒産のおそれも多分に生じますから、異常値の発生監視自体にも熱心でしょうし、発生後の対応も迅速かつ投資家により有利な形、例えば週末の間の約定取消、で行われた可能性があります。
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この回答へのお礼

どうも色々と有り難うございます。
お礼が遅くなって申し訳ありません。

その後どうなるのかと推移は見守っていました。
期間がまだ半年ですが、あれから同様な問題は発生していないようですし
コメルツにも制裁金が科されました。
今後は改善するという見方で良いようですね。

お礼日時:2010/05/23 12:16

>>過失だけど過失と認めたくないという強弁なのですか。

。。

本当にコメルツ銀行のシステムが正しい計算式に従って算出したレートなのか、ハッタリの強弁なのかは、まだ分かりません。強弁が、取引所による処分や民事訴訟における敗訴などの形で、コメルツ銀行自身に一定の不利益をもたらす可能性も十分あります。集団訴訟を私が主導する立場にあったら、間違いなくコメルツ銀行も被告に加えます。わざとこのレートを提示しましたと言っているんですから。

しかし、「緊急スプレッド」についてその内容と手続きが今後明かされれば、ハッタリかどうか分かる可能性があります。コメルツ銀行が手動で緊急スプレッドの適用を申請したのだとすれば、もはやウッカリでは済まされません。一種の金融犯罪と言っても過言ではありません。まあ、コメルツの一トレーダーの暴走という可能性もありますけどね。
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今回の経緯は前の回答で書いてあるので割愛。




>でもFXにも異常値は取引停止とかすれば防げると思いますが?

定義が難しい。
スプレッド○pip以上は異常と決め打ちをするのか?緊急スプレッドという処置を儲けた場合には、どういう理由の場合にそれを認めるのか?



+ヤフーファイナンスとYahoo!Financeは別物
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詳しい回答が出ていますね。


今回の事件は完全に人災であり
それを認めないくりっく365の傲慢な体質が問題です。

市場では異常レートでの取引は無効にするという暗黙の了解があります。これは強制ではありませんが、破る人などいません。なぜなら異常レートの取引を訂正しなかった業者など、誰も信用しなくなってしまい市場から追い出されてしまうからです。誤ったレートを正常というくりっく365は常識が通用しないバカであるとしかいえません。

そもそもくりっく365のような公設取引所があるのは日本だけです。
海外ではこのような施設など存在せず、存在自体が意味不明と言われています。もちろんくりっく365と店頭FXで税率が違うこともおかしいことです。同じ内容の取引でなぜ税率が違うのか?これは海外では差別と扱われてしまいます。くりっく365は存在自体意味がないのです。

結局のところ、くりっく365はただ天下り先を増やそうという理由で作られただけであり、まともな常識も通用せずまともなシステムも用意できないダメダメ機関です。投資家を守るために作ったとかほざいていますが、やっていることは投資家に損害を与えたことばかりです。

くりっく365はもう絶対に信用できません・信用してはいけません
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この回答へのお礼

クリック365に対する見方は厳しいですね。
それでも先物のわけが分からない業者よりは全然ましだと思います。

税率20%はまあ魅力的だと思います。
逆に最高税率50%が差別なような気もしていますが。

お礼日時:2010/05/23 12:20

まあねー。

週末の夜中だし、どうやって対応するものか。。

ただ、異常値で損をした、金を返せと言う人はいても、
異常値で得をした、お金返します、という人はいないから、
今後はその辺の覚悟もいるんじゃないですか?
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