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トライステートバスドライバー(74245)のようなトライステートICと通常ICとの違いは何でしょうか


トライステートバスドライバーはどのようなところで使用されるか

教えていただけないでしょうか

URLなどあれば嬉しいです

A 回答 (2件)

双方向バスを想像してください。


相手が何かデータを出力しようとしているときに、自分がHまたはLを出力しているとデータがぶつかってしまいます。
なので、相手が何か出力しているときに、自分が何も出力しない(Hi-Z)状態にするために3ステートバッファは用いられます。
「トライステートバスドライバー」の回答画像2
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> トライステートICと通常ICとの違いは



トライステートはその名が示すようにトライ(3つ)のステート(状態)があります。
通常のドライバはHighかLowの2値ですが、第3の状態として
「オープン」(または「ハイインピーダンス」とも)があります。
High や Low は、ある低い抵抗値で電源側かGND側に接続された状態ですが、
オープンとは「どちらとも繋がってない」ことを示します。
さすがに完全にオープンというと現実に則さないので、「電源やGNDとは高い抵抗値を示す」との意味で
「ハイインピーダンス」とも言います。

さて、ある信号線をドライブするデバイスが複数あると、出力同士が競合し、ショートに近い状態となり
デバイスにストレスをかけてしまいますし、無駄な電源消費にもなります。

このような信号線にはトライステートドライバーを使い、
「必要でない時はハイインピーダンス状態」にしておきます。
もちろんこの場合も、同時に複数のデバイスがドライブしないような制御は必要です。

> トライステートバスドライバーはどのようなところで使用されるか

マイコンのデータバスのように、CPU に対してデータを送るデバイスが複数ある場所には
出力側にこのようなデバイスを使います。
メモリやIOデバイスは、LSI化されても内部にこのトライステートバッファを持ち、
競合しないように制御されながら使われています。

他に、High や Low にドライブしている最中は、受け取り側の状況にもよりますが信号電流が流れ、
電力を消費している状態なので、
省電力が求められる機器では「低消費モードの最中はドライブをやめてハイインピーダンス状態にする」ことで
信号電流を流さないようにすることもあります。

ところで 74xx245 は双方向バッファですが、この点についてはここでは割愛します。
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