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潜水艦の艦内への空気の供給や排気ガスっていつ出すんですか?やはり浮上してですか?戦時中の潜水艦と最近の原子力潜水艦とでは違いはあるのでしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは



我が海自の潜水艦(通常動力型)の場合では。

H21.5.22付「潜水艦空気清浄システムに関する調査研究に関する役務の契約希望者
募集要項」(海上自衛隊 業務隊)に 次の一文があります。
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我が国が建造した潜水艦の艦内空気の清浄は、酸素供給に酸素キャンドル、酸素気蓄器、
LOXタンク等があり、炭酸ガス吸収に関しては、炭酸ガス吸収装置(液体アミン式及び固体
アミン式)、水酸化リチウム散布式等がある。
---------------------------------------------------------------------------
それによると、空気(というよりは酸素)の供給は、主にタンク内に溜めた酸素
(LOXは液体酸素)を放出することにより行われ、
排気(二酸化炭素の除去)は、炭酸ガス吸収装置を通じて行っている
ようです。
例えば"液体アミン"(多分モノエタノールアミン:MEA だと思われます)に吸収された
炭酸ガスは、MEAを加熱することにより再放出されますので、内部のタンクに一旦蓄積
された後 加圧され艦外に放出されると思われます。

核動力型(原子力潜水艦)の場合は 排気は通常型とほぼ同じのようですが、酸素供給
については、豊富な電力があるため、水(海水)を電気分解して酸素を取り出して
いるとのことです。
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この回答へのお礼

かいとうありがとうございました

お礼日時:2009/12/03 22:56

No.1の回答に有る様に潜航時はバッテリー走行なので排気ガスはでません。


シュノーケル航行や水上航行の時には空気を取入れディーゼルエンジンで
航行しました。排気ガスは普通に艦外に出します。
この航行中にバッテリーが充電されます。

潜航中は換気ができないので、潜水艦では空気清浄装置を使い呼吸で出た
二酸化炭素を除去していました。
空気清浄装置は通風管に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の入った缶を
取付けた簡単なものです。苛性ソーダに二酸化炭素を吸着させます。
この空気清浄装置を使う時に送風電動モータが騒音を立てるので敵艦の
近くでは使えませんでした。
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この回答へのお礼

有り難うございました

お礼日時:2009/12/03 22:57

一般的な潜水艦はディーゼルエンジンを搭載しています。


通常深度ではシュノーケルと同じように吸排気管を水面まで伸ばしてエンジン出力で航行します。
大深度まで潜行する場合はバッテリー駆動のモーターにより航行しています。
基本的には長距離航行の時は浮上もしくは5メートル位の深度でシュノーケリングでディーゼルエンジンを回し、バッテリーに充電しながら航行しています。
原子力潜水艦は、発電するのに空気が必要無いので、ほぼ無制限に大深度長距離航行ができます。
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この回答へのお礼

有り難うございました

お礼日時:2009/12/03 22:57

潜水艦は潜航時はバッテリーで動いています


バッテリの残り電力量が少なくなったら浮上しますよ
ですので、浮上している時に発電機を動かしバッテリーに充電をします
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この回答へのお礼

有り難うございました

お礼日時:2009/12/03 22:58

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