なぜオフィス２００７は使いにくいのですか？

Question

ＷｏｒｄとＥｘｃｅｌについての質問です。
WindowsXPパソコンに付属していた、オフィス２００３まではなんとか乗り変えてつかえていたのですが、
Windows　vista　ならびに　７パソコンに付属している、
オフィス２００７（Word2007、Excel2007が非常に使いにくく悩んでいます。
もう2年になりますが、絵文字のようなものに悩みます。
ツールボックスがでてきた、あるいは画面上部に並ぶ方式の方が
使いやすいのです。

・友人も同じことを言っています。

１．クラシック表示にするみたいな機能はないのでしょうか。
　　なんとか何時か慣れるだろうと試していますがいまだに駄目です。

２．なぜマイクロソフトは慣れているユーザーを困らせるような
　　仕様変更をするのでしょうか？

　　迷惑千万です。

Wendy02 · Accepted Answer

こんにちは。

#5の回答者です。

以下のMicrosoft ニュースセンターに
http://www.microsoft.com/presspass/features/2005/sep05/09-13officeui.mspx

Q&A マイクロソフトは、Office 「12」のアプリケーションの中核部分である、新しいUI をお披露目する。

という記事が、2005年9月13日付けの記事があります。要約してみました。

-------------------------------------------
「なぜ、マイクロソフトは、変更の実行を決定したか」ジュリー・ラーソングリーン氏、オフィスユーザー・エクスペリエンス・グループ・プログラム・マネージャーが、「プレスパス」とのインタビューに答えた。

そこて゛回答している内容は、もうすでに書かれてあるように、コマンドが、たとえば、Word 1.0 では、コマンドが100個程度てあったものが、Word 2003 では、1,500個も増えたから、ユーザーには見つけにくくなった、という。

次に、4つの大きな開発の着目点がある。ひとつは、開発思考として、機能重視やコマンド重視よりも、ユーザー思考の結果重視により、UI(メニュー）を考え直した。そして、結果の絵を示す「ギャラリー」を置くことになった。言葉より絵の方がわかりやすい。
　二つ目は、メニューのいろいろなコマンドが間には入ることなく、自動機能(Auto Feature)により目的を達成し、効率化させる。
　3つ目は、自分の得たい結果を見つけることで、より簡単に、目的に達成できる。
　最後に、Office でオーサリング・ドキュメントを単に作るということではなく、最初から最後まで、制作の流れを援助しサポートする。

といいます。この4項目は、私の解釈ですが、宣伝用の文句のように思えますので、懐疑的になっている人たちを満足させるものではありません。そして、ラーソングリーン氏は、従来のメニューは残さないことにしたと言うわけです。その理由は、従来のメニューの代わりではないからだそうです。すでに、2005年で、膨大な調査と改革と開発を費やしている、というわけです。
-------------------------------------------

この文面で感じるのは、いわゆる「イケイケドンドン」だと思います。ここの掲示板は、ローカルルールで、自由闊達な意見を出すことはできない場所ですが、Microsoft に極めて近い人達やシンパの人々の話だけでは、真実は得られないように思います。しょせん、Microsoft が提供するものは有無を言わさない部分があるのかもしれませんが、全世界のカスタマーは自分たちに従うものだという前提からでは、本当に良いソフトだとは思えません。

ここで、本来、私たちが、コマンドをどのように扱っているかというだけでなく、どのように記憶しているか、という観点は考慮されていないように思うのです。私たちは、コマンドをバラバラに記憶しているわけではなくて、体系化し、細分化し、最後にイメージ化して覚えているもので、ダイレクトにしたところで、コマンドを羅列したら、覚えられません。私たちは、1,500個のコマンドを並列に覚えるのではなく、取捨択一しているので、優先度や頻度の多いを覚えるのです。

Office 2007 の問題点は、例えば、フォームコントロールもアクティブコントロールも、並列に扱ってしまっています。まず、ほとんどの人はどちらが良いのか分かりません。かつてMicrosoft がユーザーに指導してきた方向性さえも、ご破算にしてしまっているのです。コマンドは棲み分け出来ていたのに、それをシャフルしてしまいました。だから、私が、どちらが良いかというアドバイスに、無用な反論を示す人さえいます。

コマンドが、並列的な扱いで一覧を見せられても、それは幼稚園前の子供なら覚えても、成人の記憶のスタイルではなかなか覚えにくいのではないでしょうか？私たちは、道筋を覚える時に、直感的に俯瞰（ふかん）して覚えるのではなく、中途の道標に従って、思い出しながらたどっていくものではないでしょうか？

ドキュメントの仕上がりを予想するというのは、実際に出された結果から導き出されるもので、その結果を知らない人には、手のつけようがありません。

tntnpgn · Answer

ひどい話ですよね。
で、2003風メニューバーのアドインがあります。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/04/21/offece2007osa.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kinuyo_asami/18229986.html

s-uzen · Answer

>１．クラシック表示にするみたいな機能はないのでしょうか。
すべてのメニュー、コマンドに対応している訳ではありませんが・・・。

Office 2007 オールドスタイル メニュー アドイン version 0.93 （フリー）
http://members.at.infoseek.co.jp/dr_admk/o2007oldui/
Office 2007以前のスタイルのメニュー（有償版）
http://www.addintools.com/japanese/menu_office/default.htm

２．なぜマイクロソフトは慣れているユーザーを困らせるような仕様変更をするのでしょうか？
・Office 4.3以来、すべてのOfficeを使ってきましたが、どういう方式が使い易いかは、習熟度と慣れに左右されるだけと思います。
以前のスタイルが染み付いている人ほど、そういう意見が多いようです。
・従来方式のコマンドは数百種にも増えて、従来方式では更に新しい機能を盛り込むのが難しくなってきたことと、機能が増えると今後操作性が落ちると判断して変えたそうです。
・新しいメニュースタイルを決めるにあたって、数万人の使用状態を収集、分析して、機能や操作方法を検討の結果、こういう方式となったそうです。
欧米、日本、その他の国の割合などは分かりません。
全体的に見ると、リボンの操作方式のほうが、操作ステップが少なくて済むようになっていると言われています。
・まぁ一番困るのは、簡単にメニューのカスタマイズができない位ですが、次期Office 2010ではこれが解消されます。
・右クリックメニューや、良く使うショートカットコマンドを覚えれば、使うバージョンに左右されずに、簡単に操作も行えます・・・。
[Alt]キーを押すと、ショートカットキーが表示され、キーで操作もできます。

ai0011_200 · Answer

今後しばらくは2007と同じリボンを採用すると思われるので
アドインなど使わずに慣れる方が良いと思いますよ。
少なくともMS Office2010はリボン採用ですし。
本気で慣れるよう努力すれば、そんなに時間はかからないと思います。

アドインを使っていると会社が2007や2010に移行した時に
困るんじゃないかと。
恐らくアドインを勝手に導入することは不可能でしょうから。

k-josui · Answer

Office2003以前のメニューバーの機能を充分理解していれば、2007でも多少の戸惑いはあってもよく考えれば目的は達する事ができます。
2003以前のバージョンででツールボタンだけに頼っていたら2007は全く別物（異次元？）のアプリに見えるでしょうね。
　　　
＃３さんも書いていらっしゃいますが、再び2003のインターフェイスには素直に戻る事はないでしょう。
それを考えるとアドインを使うのではなく新しい物（2007）を使い込んで覚えるのが王道だと思います。

Wendy02 · Answer

長い文章で、申し訳ないのですが、いくつか海外のページを読んでみましたので紹介します。

>１

こちらは、他の方が答えているから、割愛します。

>２．なぜマイクロソフトは慣れているユーザーを困らせるような
>　　仕様変更をするのでしょうか？

もし、本当に統計やアンケートを取ったら、多くの既存のユーザーが新しいメニューに賛同しているとは思えないです。

なぜ、仕様変更をしたかという、私自身を納得できる理由を見つけることはできませんでしたが、そういう部分をピックアップしてみました。

http://www.networkworld.com/community/node/22105
Office 2007 Productivity Loser - Ribbons Menus
(Office 2007 生産性を低める出来損ない　－リボンメニュー)
By Mitchell Ashley on Tue, 11/20/07 - 1:05AM.

この著者の最初に、
「あなたは、Microsoft Office 2007の、この新しいリボン・メニューが、私と同じように嫌いですか？私は、Microsoft のこの新しいデザイン・コンセプトが好きだという人に出会ったことがない。私の知る限り、例外なく、新しいリボンメニューを試してみた人は、ウヘー、何だこれ、なぜ、彼ら(MS)は、メニューを変えたんだ。という反応だった。」

とあります。単に、コンピュータ・ライターのオフィシャルブログではあるけれども、偽らざるひとつの意見だとは思います。私たちが使っている、どのアプリケーションのスタイルをみても、そのようなリボンのスタイルなどありません。この著者が書いているように、まったく新しい入門者には、苦労なく入れるのかもしれないが、少なくとも、従来のメニューに慣れているユーザーにとっては、こうしたGUIスタイルメニューは受け入れがたいものがあるのだろうと思います。

ExcelUser というサイトの統計が出ています。
http://www.exceluser.com/explore/surveys/ribbon/ribbon-survey-results.htm
Excel 2007's Ribbon Hurts Productivity, Survey Shows
（統計は、Excel 2007 のリボンは生産性を害する、と示す）
by Charley Kyd May,2009

棒グラフが載せられていて、
約8割近いのベテランユーザーは、嫌い・好きではない。
6割に登る、一般的なユーザーでは、嫌い・好きではない。
1割程度が、どちらも、リボンが本当に良いと言っている。

いったい、どの程度のアンケートの統計なのか、また、このサイトのReader の数がどの程度なのかは分かりません。英米では、こうした批判的な内容というのは、意外にありがちな反応なのですが、どこを見ても、あまりユーザーに好意的に受け入れられているとは言えません。

次は、Microsoft 側の直接の開発者の声です。

以下は、その最初の段階の話です。
http://www.betanews.com/article/New-UI-Highlights-Changes-in-Office-12/1126637423
New UI Highlights Changes in Office 12
Office 12 の新しいUIの重要な変更
By Ed Oswald September 13, 2005, 2:50 PM 

本来の新メニューの目的は、「ユーザーが、どうやって使うかではなく、何をしたいか、ということに焦点を当てた」ということです。Office の最初のバージョンでは、100個程度のコマンドでしかなかったものが、最新のバージョン(2003？）では、1,500個のコマンドになって、ほとんどが非常に見つけにくくなっていると、Microsoft プログラム・マネージャー　クリス・カポセラ氏は語っています。

ユーザー体験・グループ・プログラム・マネージャーのジュリー・ラーソングリーン氏は、ユーザーは、前のクラッシックUIには戻ることはありえないと、前のOffice の外観には満足はしないだろうと言うだろう。新しいソフトウェアに移行し、新しいUIには、スマートな作業にユーザーは慣れてくれるだろうと感じている。氏は、変更は難しくない、ユーザーは、新しいUIに、すぐに慣れるだろうし、すぐに大きな結果に分かっていただけるだろう、と語っています。

2005年で、すでに新UIが考えられているということで、残念ながら、どのように発案されたのか、そういう裏付けは、この記事からは得られていません。ただ、Microsoft の二人のマネージャーが言うほどには、成果は得られていないように思います。少なくとも、Office 2003 のUIに問題があったとは言い難いのです。

http://journal.mycom.co.jp/special/2007/office2007/003.html
すべてが分かるOffice 2007大百科(4) リボンUI - なぜ、今新しいUIなのか?
ここの締めに、「大失敗と呼ばれるかは、まだしばらくは評価を待たなければならないだろうが、大きな決断であったことは間違いない。」というのは、他でも書かれていることですから、現在、ある程度の結論は出ているように思えるのですが。

http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=07/09/01/1320256
スラッシュドットジャパン・Office 2007 のリボンUI、便利に使えてますか?
「インターフェイスが変わったことへの拒絶反応の声も当然のようにあったものの、使いやすくなったという声も見かける。諸兄の周りでは、この新UIは受け入れられていますか？ 」

OKWave 側では、ローカルルールで、得られない意見ですから、非常に有益な意見や鋭い意見も多々見られます。一部の意見に、教育的対象として、というなら、新UIは、子どもたちや、今まで使ったことがなかった人には受け入れやすいし、そういう人たちがやがて多くなれば、それは主流とはなるかもしれませんね。20年以上も旧来のUIメニューを使い続けてきたユーザーは足切りになる、それが世の中の仕組みなのかもしれません。ただ、ここのサイトは、初級者を中心とするサイトですから、比較的、新UIには好意的に受け入れられるとは思います。ただ、上記のマネージャーが言う「従来のユーザーもすぐに慣れるだろう」といって、従来のUIを取り去ってしまったのは間違いで、選択肢は残して置くべきだったと思います。

私の個人的意見としては、PCユーザーは少数精鋭の時代から、大勢の人たちが使うのに従って、初級者が使うというコンセプトの部分には、ベテランユーザーは、直接、言及すべきものでもないと思うし、ショートカットなり、それなりの逃げ道は思いつくだろうと思います。しかし、Office を今後も使い続けていくかは、誰にも分からないと思います。

ikutawasab · Answer

私は一昨年に、ある会合で
Office2007の新UIは非常に使いにくいと発言をしました。
つまり、操作・作業中の迷えるユーザーに対しての
以前のバージョンに対しての「みちしるべ」が無いことを申し上げました。

この発言に対して、Officeの総括責任者は、
決まったことだし、今後１０年はこのリボン-X UIで通す方針だと仰いました。

去年の会合では、Office TANAKAの代表者の田中 亨さんは
このリボンUIはバージョン1.0です。
色々な不都合があるのは当然だと考えましょう。
バージョンを重ねるごとに改善されて行き、
使い易くなっていくでしょうと発言されました。

＋＋＋

そこで、このリボンUIと上手く付き合うには、
リボンの発想の元は「Context　コンテキスト」＝「作業に即した」ですから、
新たに挿入したオブジェクトを
ダブルクリック　（←ここ大事なとこ）
することで、コンテキスト ツールのリボンが表示されるシステムになっています。

操作に対するヘルプが無いこと、およびヘルプは依然として以前のバージョンのままで
非常に使い難いし、適格なトッピクが見当たらないことが多いことは改善すべきだと
常々感じております。

なぜオフィス２００７は使いにくいのですか？

ひどい話ですよね。

>１．クラシック表示にするみたいな機能はないのでしょうか。

今後しばらくは2007と同じリボンを採用すると思われるので

Office2003以前のメニューバーの機能を充分理解していれば、2007でも多少の戸惑いはあってもよく考えれば目的は達する事ができます。

長い文章で、申し訳ないのですが、いくつか海外のページを読んでみましたので紹介します。

私は一昨年に、ある会合で

こんにちは。

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