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昨年の夏に槍沢⇒槍ヶ岳⇒大キレット⇒奥穂高岳⇒前穂高岳⇒岳沢と縦走しました。
岩だらけの道で本当に緊張の連続でした。
今年の夏に猿倉⇒白馬大雪渓⇒白馬岳~鹿島槍ヶ岳⇒扇沢へ縦走を考えています。
同じく岩が続くようなルートだと思うのですが、ルート上で特に通過に注意をしなければいけない箇所を教えて頂けませんでしょうか?

A 回答 (2件)

親の影響で後立山はけっこう歩きました。


白馬~唐松は15年位前、五竜~扇沢は5年くらい前の情報です。
鎖などルート整備状況も変わったと思うので参考程度に。
槍~穂高は未経験ですが岩場は後立山の方が少ないと思うのでそれほど気にする必要はないと思います。
不帰キレット以外は長時間の緊張を強いられることもないのですし。

まず、最難関は不帰キレットでしょう。
天狗山荘からの下りはじめで鎖場。
下りきってから3時間ほどの岩稜の上り下り。II峰の2つのピークあたりは緊張すると思います。
とは言っても鎖等もしっかりしてますし、小学生だった自分でも普通に歩けたので慎重に歩けば問題なし。
注意点としてはできれば午前中に通過すること。後立山は晴天でも昼過ぎに深いガスが出ることが多いので。
疲労ががたまった後半にガスられると精神的にやられるかもです。

それから唐松の先に牛首という小ピークがあるんですがそこが下りの岩場で結構怖い。
岩盤の下りで足下が切れてたと思います。
15分程度で通過できたと思いますが、小学生の時の記憶では鎖も少なく不帰より怖かった。

五竜への登りは明るいときは問題ないですが早朝暗いと登りルートがわかりにくい。
古いペンキなどが残っていて、ヘッドランプだとペンキマークを見失います。

五竜の下りは岩というよりガレた下りで不安定ですが足が元気なら問題ないです。
赤抜という小ピークまでガレやザレが多く鎖もあります。
五竜~八峰までで注意するなら早めに行動することでしょうか。
広い休憩スペースがほとんどなく10人以上のツアーの後につくと1時間ぐらい追い抜けずつらい。
この経験は何度かありますので早立ちで大グループより先行するのが吉。

八峰キレットは足下が切れ落ちてますが岩場というほどではないと思います。
ただ、一方通行状態なので下りはじめに対向者がいないか確認。
といってもキレット小屋スタッフらしき人が監視、交通整理してることが多いです。
難しいところは10分程度で越せると思うのであまり心配ないと思いますよ。

八峰~扇沢まではほとんど難所もなく快適。雷鳥やコマクサ探しが楽しい。(私は雷鳥に出会ったことがないですが)

全体的な注意点はやはりガス。私の経験では70%以上の確率で午後にガスが発生します。
難所はできるだけ午前中に通過したほうが精神的に楽です。
それから写真を撮りたい所もなるべく午前中通過に。
晴天なのに1時過ぎから黒部側から雲が、ということがほとんどでした。

3泊予定なら
(1日目)猿倉~白馬~天狗山荘、(2日目)天狗~五竜山荘、(3日目)五竜山荘~冷池小屋、(4日目)冷池小屋~爺~扇沢。
4泊予定なら
(1日目)猿倉~白馬、(2日目)白馬~唐松山荘、(3日目)唐松~八峰キレット小屋、(4日目)キレット小屋~種池小屋、(5日目)種池~扇沢。

個人的にはガス、写真等の問題から3泊がおすすめ。
4泊が可能なら前日白馬入りして、夜明け前に行動開始で3泊ルートがよいと思う。
普通の4泊計画では3日目の朝一の唐松~五竜、昼過ぎの五竜~八峰がつまらないと思います。

白馬から鹿島槍まで縦走とのこと。膝を壊した私には羨ましいかぎりです。
どうか安全な山旅を。
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こちらのブログが参考になると思いますが、


五竜からの下りとキレット小屋が要注意ではないでしょうか。
『五竜からの下りは信じられないほど滑った。
砂の粒子が細かく、ガレ場が連続し、加えて傾斜が尋常じゃないほどキツイ。
雨でも降っていたら絶対中止しただろう、と思えるほど超人的な下りだった。
ここにはほとんどクサリもなかったので「もしかしたら行けないかもしれない」と、短い登山歴の中で初の撤退が頭をよぎる。

延々と連続する下り。
手袋は必須、できればヘルメットもあった方が良い。
その後G4とかG5とか呼ばれる岩を超え、下っては登り、下っては登る。
砂礫の道でこれが延々繰り返された』
http://digital-photo.air-nifty.com/photo/2009/10 …


また、白馬大雪渓も最近は落石による事故が頻発しているので、
注意が必要だと思います。
『我々の場合、雪渓上ではまず休みません。大雪渓の取り付きから
30分~1時間も登ると右岸(登っていて左手)に草付き帯がある斜面が
出てきますから、最初の休憩は雪渓を横断してここまで来る方がいいで
しょう。ここなら座り込んでも、まあ大丈夫でしょう。

雪渓の上では、座り込んで背中を山に向けて休憩するのは危険です。
落石に気づくのが遅れます。立ち休憩で上を見ながら、というスタイル
になります。草付きの休憩ポイントからは、雪がかなり多い場合には葱平
まで一気に登ります。少なくとも、座り込んで休憩はできません。
雪が消えてくると「島」が現れてルートになりますので、ここまで頑張ります。

葱平に取り付いたら、ほとんどの人がアイゼンをはずしにかかります。
が、葱平の取りつきも落石が飛んでくる場所です。ここは左岸から落石が来ます。
また昨年の大崩落で地形が変わっていますので、崩落の元になった
天狗菱の岩場からの石が飛んでくる可能性があります
(これまでは雪渓にクレバスができて、ほとんどの落石がこれに吸い込まれていた)

葱平に取り付いてもすぐにアイゼンをはずそうとして座り込んではいけません。
枕木の階段をアイゼン履いたまま登り、草が出てくるあたりまで行ったほうがおすすめです。

葱平を登り、小雪渓の手前に来たら、再び落石の危険があります。
足元がガレになり流水が出てきたら、上部に注意しましょう。
ここは小雪渓が消える時に誘発される落石が通るコースになります。

雪が多くて小雪渓をトラバースするような状態の時も、上から飛んできます。
雨の時には注意したほうがいいでしょう。雪渓はかなり急なので、
逃げるのが困難かもしれません。雪に自信のない人は面倒でもアイゼンを履いておきましょう。』
http://blog.goo.ne.jp/bongo-pete/e/5065127405bd6 …
とあるように、非常に参考になります。(次に行く時は私も参考にしようっと。)
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