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次の等式がxについての恒等式であるとき、定数a,b,cの値を求めよ。
ax(x+1)+bx(x-3)-c(x-3)(x+1)=6x^2+7x+21

この問題を代入法で解くとする。その場合、逆の確認もしくは(次数+1)個
の値を代入しなければならないらしい。
私の先生は、3個代入したにもかかわらず、逆の確認が必要と言っていた。
なぜなら、他のxの値でそれらが導けるか不明確だかららしい。
だが、x+1個の値を代入すれば問題ないなら、この場合だって他のxの値でそれらが導けるのが不明確なのはないか??・・・・(1)
そして、先生は次の定理を利用しているから、次数+1個で確認不要と言っていた。
定理、一般にP、Qがxについてn次以下の多項式であるとき、等式P=Qがn+1個の異なるxの値に対して成り立つならば、この等式はxについて恒等式である。
こいつを利用したから確認不要の意味がわからない。
今回は、恒等式であるときと書いてあるんだから、こんな定理は意味がないように思える。
どういう点で利用しているのか教えてほしい。・・・(2)

(1)、(2)を教えてほしいです。

A 回答 (3件)

(1)


>xについての恒等式であるとき
と書いてないなら
定理を適用するための必要十分条件が満たされていることを確認しないといけない。つまりxの2次式恒等式であるためは、「次数+1」個の異なるxについて等式が成立する事を示さないといけないということででしょう。
「私の先生は、3個代入したにもかかわらず、逆の確認が必要と言っていた。」等式と、それに異なるxを代入してできたa,b,cの3つの連立方程式の合計4つの方程式が存在します。3つの方程式とそれを解いて出したa=○,b=△,c=□は等価です。
元の等式はa,b,cを代入してできただけの式が恒等式か否かは別問題なので、できた等式の「次数+1個」の値を改めて代入して成り立つか確認してから、定理により恒等式となっていることが証明されるということでしょう。
等式がある。その式が恒等式であるかは確認されていない。とにかく未知定数が3個あるので異なるxを3個与えて、3つの連立方程式をつくり未知定数を決定しよう。決定した未知定数を元の等式に代入してみる。未知数がなくなった等式が、恒等式になっているか、確認しよう。それには定理で言う「次数+1」個の異なるxを代入してやって成立することを示せば、定理が恒等式であることを保証しているので、恒等式といえる。
と考えればいいですね。

(2)
>xについての恒等式であるとき
問題が恒等式であることを保証している場合は確認不要。
恒等式だから、未知定数の個数分の異なるxを与えて、未知定数を求めて恒等式の等式に代入しておけば十分。
恒等式であることは問題が保証しているので、特に確認は不要ですね。

問題文をよ~く確認して、恒等式であることを示さないといけないか、不要なのか、を把握してから解答しないと、失敗する(減点される)かも知れないので注意したいですね。
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> 一般にP、Qがxについてn次以下の多項式であるとき、


> 等式P=Qがn+1個の異なるxの値に対して成り立つならば、
> この等式はxについて恒等式である。

…は、正しい定理です。
求めた a,b,c を代入して両辺を比較する代わりに、
この定理を使って十分性を確認することもできます。

ただし、定理の内容を正確に記述して、
この定理を使ったということを答案に明記しなければなりません。
定理の証明まで添えなければ、ちゃんと理解して使ったと
認めてもらえない可能性もあります。

それを考えると、代入して確認してしまうほうが遥かに簡単です。

その定理の略証としては…
P-Qはn次以下の多項式であるから、項等0でなければ、
代数学の基本定理により、複素係数の範囲でn個以下の一次式の
積に分解される。
1個の一次式を0にするxの値は1個だけであり、
0でない複素数の積は0でないから、
n個以下の一次式の積を0にするxの値はn個以下しかない。
よって、P-Qがn+1個以上のxに対して0になれば、
P-Qは項等0、すなわち、P=Qは恒等式である。

これが解らなければ、その定理を使うのは、
やめておいたほうが無難です。
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「次の等式がxについての恒等式であるとき・・・」


というのは、もちろん
「次の等式に任意のxを代入しても成り立つ」
ということです。
さて、代入法というのは、「任意のx」について成り立つのなら、「特定のx」についても当然成り立つということを利用します。

特定のx
(たとえば、今回の問題の場合は、x = -1,0,3を代入したとします)
を代入してa,b,cの値を求めたとき、
(a=A,b=B,c=C と求まったとします)
この段階において数学的には
「a=A,b=B,c=C とすると、与式はx = -1,0,3のときに成り立つ」
ということしか言えていません。
または、
「与式が任意のxについて恒等式であるためには、少なくともa=A,b=B,c=Cであることが必要」
ということです。
なぜなら、a,b,cの値を求めるときに、任意のxを代入したわけではなく、あくまで特定のxしか代入していないからです。つまり、あくまで、まだ今の段階では本当に恒等式になるのかどうかは分からないということです。
(問題文を無条件に信用してはなりません。もしかしたら、「どのようなa,b,cであっても恒等式にならない」なんて状況、可能性はゼロではありませんので)
なので、あとは、「a=A,b=B,c=C ⇒ 与式が任意のxについて恒等式である」ということを言う必要があるのです。
そのために、a=A,b=B,c=Cを与式に代入して逆の確認をするか、それとも「定理」を使うかです。
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