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いわゆる一般的なトランジスタと、電界効果トランジスタ(FET)の違いについてできるだけ分かりやすく教えてください。またどのような場合によって使い分けるのでしょうか?例えば許容範囲さえ超えなければ、どちらでも増幅のために用いても構わないのでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%95%8C% …
両者とも最大定格を越えなければ、スイッチング回路、増幅回路に使える
FET、電圧増幅素子、入力インピーダンスが高いので、静電気対策をしないと破壊される、増幅率は低い、高価である、種類が少ない、耐圧が高い、
バイポーラトランジスタ、電流増幅素子、価格が安い、種類が豊富、入力インピーダンスが低いのでマッチングが必要、温度特性が悪い、
●電子回路を組むときは、高いインピーダンスが必要な回路、高い電圧の制御スイッチング回路、は、FETを組み込むが、コストを考えると、なるべく価格がFETより1/10安い、バイポーラトランジスタにします
他の回路はコストと増幅利得が優先されるので、バイポーラトランジスタになります、
適材適所で使い分けます、
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バイポーラトランジスタとFETは、動作原理が全く違います。



増幅率は、一般には、バイポーラトランジスタのほうが大きいです。
ノイズは、FETのほうが、バイポーラトランジスタに比べて1桁以上大きいです。
入力インピーダンスは、FETは非常に大きいですが、バイポーラトランジスタはあまり大きくないです。

回路設計上に一番の違いは、バイポーラトランジスタが電流駆動であるのに対して、FETは電圧駆動であることです。
バイポーラトランジスタでは、ON状態での、ベース・エミッタ間電圧
は、ほぼ0.6~0.7Vくらいで固定です。
一方で、FETはON状態でのゲート・ソース間電圧はFETの種類によっていろいろ変わります。

というわけで、バイポーラトランジスタを使った回路とFETを使った回路では、普通は、回路のバイアス点が異なります。

#以下、蛇足
ちなみに、FETも「電界効果トランジスタ」という名前の通りトランジスタの一種なんで、
正しくは、「バイポーラトランジスタ」と「FET」の違いは?と質問するべきですね。
とくに、LSI内臓のデジタル回路(あるいは、最近ではアナログ回路も)は、ほとんどFETで作るので、LSI設計の世界の人にとっては、単に「トランジスタ」といえば、100%、FETのことを指しています。バイポーラトランジスタは、「バイポーラトランジスタ」と言わないと分かりません。
あるいは、パワエレ系の人にとっても基本的には、トランジスタ=FETでしょう。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。ありがとうございます。
混乱しているのは以下のようなソレノイドなどのために使うものと、

http://www.picfun.com/parttrs.html

以下のようなFETです。

http://akizukidenshi.com/download/2sk2232.pdf

よろしくお願いします。

お礼日時:2010/04/15 00:23

基本的に動作はほぼ同じ。

最近1に関してはどちらも改良されて
いいところ取りな製品が多いですが基本的には
1.トランジスタの方が増幅率が大きい、代わりにノイズも多い
2.トランジスタは入力抵抗が小さいが
FETは入力抵抗が非常に大きい為ほとんど入力電流無しで駆動出来る。
(基本的に無視出来る)

2の事をトランジスタが電流制御、FETは電圧制御という言い方をする人、本もあります。

単純な回路ではどちらも同じように使えますが、設計は少し変えた方がうまく動作する事が多いです。
使い分けはそのまま増幅率・ノイズ・消費電力などで適宜変えますが、
設計的に問題がなければどっちを使っても問題有りません。
デジタル回路ではFETばかりですね。

電気的な設計では問題なくても、大きな電圧をかけそこそこ電流ながせば
熱設計も必要です(たった1石の増幅回路でも)。
トランジスタの入門に非常にオススメな本があります。
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/30/30481.htm
これとその続編を読めば基礎は完璧です。よかったらお試しください。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。有り難うございます。

お礼日時:2010/04/14 23:34

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