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メタボのお客さまのウエストの測り方(アパレル販売員です)。

こんばんは。4月から渋谷でアパレル販売の仕事をしています。売り場で接客をしていて、お客さまから「パンツのサイズが分からないからウエストを測ってくれ」とよく言われるのですが、メタボのお客さまのウエストの測り方が分かりません。

会社では研修のときに一般のお客さまのウエストを測るときは「ウエストの一番、細い部分を測る」と教わりました。

しかし、ときどき悩むのですが、メタボのお客さまのときは一体どこを測ったらいいのでしょうか?

でっぱったお腹のすぐ下はベルトですし、ベルトの上から測ると、ベルトの厚みが入ってしまうし…。

そもそもウエストの一番、細い部分を測るという教え方もなんだか曖昧すぎる気がします。

メタボのお客さまの場合、ウエストのどこを測ればいいのでしょうか?

A 回答 (1件)

 確かに難しい部分があります。


以下、既製品のスラックスを販売することを前提にお話しいたします。
 
 まず、スラックスのサイズについては本当はウエストよりも、ヒップの
正しいサイズを把握することがその本質であるのですが、既製品の場合、
在庫管理上サイズ表記は、ウエストとならざるをえません。(本当ならば
ウエストとヒップの両方のサイズを表示すべき)
 そして体質また年齢によってウエストサイズとヒップのサイズとの差は
少なくなってくるものなのです。例えば若いスポーツ選手の場合、ウエスト
サイズでスラックスを試着してもらうと、ヒップと太腿がパンパンとなって
しまいますが、このような場合、ウエストのサイズを2,3上げ、ヒップと
太腿を合わせて、余ったウエストを詰めるということになります。
 場合によっては、御客様に費用がかかりますが、”三方詰め(さんぽうづめ)
と呼ばれる、ウエストの他、スラックスの両サイドの計3箇所からウエストを
詰める方法をとる場合もあります。その方が全体のバランスを崩さずに御直し
出来るのです。
 一般的に、日本において所謂”メタボ”と呼ばれる体型の方の場合、
スポーツ選手とは逆のケースとなる場合が多いのです。つまりウエストサイズ
の方が、ヒップのサイズよりも大きくなってしまうことがあるのです。
 既製品のスラックスでは、あるブランドが一般の大人の男性をターゲット
としている場合、若い方向けのブランドのスラックスよりも、ウエストと
ヒップのサイズの差を緩めとしているものです。

 さてサイズの測り方ですが、まず
(1)御客様がスラックスをウエストのどの位置でお召しなのか、目でよく確認
をしましょう。とても大切なことです。
(2)次に”普段はどれくらいのサイズをお召しでしょうか?”と尋ねてみましょう。
御客様の中には御自分のサイズを覚えておられる方もけっこう居られます。その上で
サイズを測れば確認にもなるというものです。

*** 但し今回は、御客様の方から”サイズがわからないので測ってくれ。”とのこと
ですので、
(3)御客様がスラックスを履かれている位置、ウエストのすぐ上、つまりベルトの上
の部分にメジャーを当て、メジャーがスラックスのウエスト周囲に均等に回っていること
をよく確認した上で、今度はメジャーをやや少しきつめに絞り、その後手を離し緩めます。
そしてメジャーの緩みが止まった状態のサイズを確認します。

*** これがその御客様のウエストサイズとなります。但し、このような体型の御客様
のウエストサイズは、文字通りゴムのようなもので、はっきりと把握、確認することは
難しい場合も多いのです。よって、もし出来るならば以下のプロセスも行ってみましょう。

例えば、 
*** ベルトがお腹に乗っている状態で、お腹のすぐ下でスラックスを履かれている
御客様の場合、面倒でもサイズ確認の間違いが少ないのは、
(4)フィッティングルームに御案内して、スラックスを脱いでいただき、貴重品等必ず
御客様にお持ちいただいた上で、御召しのスラックスの実際のウエストを確認させていただく
ことです。そしてその際、必ずブランド名、サイズ等も確認して覚えておくこと。その際、
参考までに股下と外側の縫い目に沿った全体の長さをも測ってしまいましょう。全体の長さ
から股下の長さを引けば、股上の深さもわかるからです。さらに大切なことは、後で御客様
とサイズ確認の際に、御客様との会話のネタになるということです。

 なぜこのようなことをすることが有効かと言うと、ウエストより下の位置でスラックスを
履かれている方の場合、えてして実際のウエストのサイズより小さめのサイズを履かれている
ケースが多いからなのです。(お腹が最も出た位置でスラックスを履かれた場合、サスペンダー
・ズボン吊り をされないとストンとスラックスがずり落ちてしまうのです。)

 少し長くなりましたが、ここに書いたことをよく読み、後はどんどん経験を詰まれてください。
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