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古典の文法の問題教えてください!
53問あるうちのいくつかの問題です
次の動詞の(1)活用の種類(2)活用形(3)終止形を答えなさい

1抜き(て)
2立ち込め(て)
3殺さ(む)
4し(けれ)
5上る(に)
6立ち(て)
7向かひ合ひ
8逃げ(て)
9狭み(て)
10躍り落つ
11しぶか(れて)   
12いる(やうに)
13落ち(にけれ)
14逃げ(て)
15往に(けり)
16見下ろし(て)
17あさましがり
18立ち並み
19見けれ(ども)
20す(べき)
21やみ(にけり)


これがわかりません。
わかるかたお願いします

A 回答 (1件)

またお会いしました(笑)



動詞の活用は、動詞以外の活用に比べてかなり簡単です。
全ての活用形を順番に声に出して読みます。

順番というのは、未然形⇒連用形⇒終止形⇒連体形⇒已然形⇒命令形
です。

未然形: 否定や仮定に用いる
連用形: 後ろに他の動詞の類がくっつく
終止形: (言わずもがな)文末に置かれるときの(=普通の)形
連体形: 後ろに名詞の類がくっつく
已然形: そうなれば(自然と)こうなる
命令形: (言わずもがな)

1抜き(て)
ぬか・ず ぬき・たり ぬく ぬく・とき ぬけ・ば ぬけ
 ⇒ 語幹のお尻が か・き・く・け なので、カ行四段活用
 活用形は連用形 終止形は、ぬく

なぜ、未然、連用、終止、連体、已然、命令という変な順番に並べるのかというと、
語幹のお尻が、ちょうどアイウエオ順になるからです。
(現代語の動詞の五段活用と同じことです。 やら・ない やり・ます やる やる・とき やれ・ば やろ・う)

2立ち込め(て)
たちこめ・ず たちこめ・たり たちこむ たちこむる・とき たちこむれ・ば たちこめ・よ
 ⇒ 語幹のお尻の辺りが「め」と「む」しかないので、マ行下二段活用
 活用形は(ちょっと難しいかもしれませんが)連用形です 終止形は、たちこむ

3殺さ(む)
ころさ・ず ころし・たり ころす ころす・とき ころせ・ば ころせ
 ⇒ 語幹のお尻が さ・し・す・せ なので、サ行四段活用
 活用形は未然形 終止形は、殺す

4し(けれ)
せ・ず し・たり す する・とき すれ・ば せよ
 ⇒ これは特殊です。サ行変格活用と言います。(現代語の「する」に同じ)
 活用形は連用形 終止形は、す

5上る(に)
のぼら・ず のぼり・たり のぼる のぼる・とき のぼれ・ば のぼれ
 ⇒ ラ行四段活用 後ろの「に」の終止形は「なり」か「ぬ」なので、活用形は連体形 終止形は、上る

6立ち(て)
たた・ず たち・たり たつ たつ・とき たて・ば たて
簡単ですよね?

7向かひ合ひ
むかひあは・ず むかひあひ・たり むかひあふ むかひあふ・とき むかひあへ・ば むかひあへ
簡単ですよね?

8逃げ(て)
逃げ・ず 逃げ・たり 逃ぐ 逃ぐる・とき 逃ぐれ・ば 逃げよ

9狭み(て)
終止形が「はさむ」となる動詞には2種類あって
マ行四段活用(はさま・ず はさみ・たり はさむ はさむ・とき はさめ・ば はさめ)

マ行下二段活用(はさめ・ず はさめ・たり はさむ はさむる・とき はさむれ・ば はさめ・よ)
のどっちかですが、簡単にわかりますよね?

では、この辺で。
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