姉がなんらかの新興宗教にはまっているかもしれなくて心配です。

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質問者：fukino10
質問日時：2010/06/09 08:55
回答数：3件

姉がなんらかの新興宗教にはまっているかもしれなくて心配です。
2、3年前に実家を離れて彼氏と同棲していた姉が、部屋に幽霊が出ると言い出しました。
彼女に、息苦しくなったり過呼吸の症状が出だしたのもその頃でした。
子どもの頃から幽霊が見えるようなことはなく、急に言い出しました。
母親と神社かお寺かに除霊に行き、二時間か三時間くらいかけて狐の霊をとってもらったそうです。
母はその場に同席を許されず、姉ひとりで目をとじて正座をするように言われ、巫女かなんかの除霊する人の声が乗り移ったように変わったと興奮して話してくれました。
正直私は胡散臭いと思いました。その除霊に三万円かかったそうですが、姉はよかった。母もよかった。あんたもしてもらう？楽になるよ。と言ってきましたが怖いので断りました。
除霊をうけた姉はその頃から手首に数珠を身につけ始めました。過呼吸の症状は治らないままです。
心療内科に行くと、過呼吸の原因は霊なんかじゃなくパニック障害だったことが分かり(お医者さんに除霊や自分の症状を話したようです)霊とか変なことを言わなくなる。よかったと、私は内心ほっとしました。
でも今だに、私が引っ越ししようとすると、あそこだけは絶対やめて。霊がでるから。とか
新しくできた彼氏の同棲先にお札が飾ってあったり、数珠を手放さなかったりしています。
宗教が人を不安から救ったり、慰めてくれたり、楽にしてくれたりするのならば、信じるのはいいと思います。
しかし姉は宗教に脅されているような、うまく言えませんが余計に不安な思いをしているような気がします。
私があまりよく思ってないのも、何となく感じ取っているような気がするので、隠して何か新興している気がします。
以前姉が勤めていた会社の人が手相がわかる！霊が…など言っていたそうで、心配です。
私は見守ることしか出来ないでしょうか。
最近は宗教のことから離れてくれてよかったと思っていたのに、姉の部屋のお札が視界に入った瞬間正直げ… と思ってしまいました。
どうすればいいでしょうか…

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回答 (3件)

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No.3

回答者： michael-m
回答日時：2010/06/09 15:56

信じている人には何を行っても無駄です。

ましてそれが嘘だと言う証明もできません。逆に信じない人に、幾ら霊的な話をしても信じないでしょう。まして例がいるという証明も出来ません。つまり信じるも信じないも中身は同じなのです。

申し訳ありませんが、ココからは霊的な事について述べます。
確かに、お姉さんやお母さんの信じている事は嘘です。世俗的な民話的な話を信じているに過ぎません。またそれを利用した商売に引っかかっているに過ぎません。
でも、人はこの世に生まれたときから、何らかの対価を支払って、過去世の清算と来世への経験を積んでいるのです。
ですから、お姉さんやお母さんは私財と時間を対価として経験しています。無理やり辞めさせても別の対価を失うことになります。
命や人間性を対価としていないだけ良かったと思うべきかもしれません。
お姉さん達は、いずれ対価を支払い終えれば正気に戻ります。でも、それがすぐ先か遥か先かは判りません。
中には家系が破綻しても支払いきれない人もいますから。

貴方が信じていないなら答えは一つしかありません。それは生活を別にする事です。
そしてそんなものを信じていなくても幸せに暮らしていることを示すしかありません。
自分の生活費は確保して、自分の世界に入ってこないようにするのが精一杯でしょう。
どうせ無理やりやめさせようとしても喧嘩になって恨みを買うだけです。
人生には普通に苦労が多いですが、無理やりやめさせたら、普通の苦労でさえ、やめさせたあなたの所為にされるのがオチです。

ですから、外部に出て、輝く貴方を見せ付けて、自然に自分を省みる機会を与えるしかありません。

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No.2

回答者： noname#154561
回答日時：2010/06/09 10:47

ご心配ですね。

新興宗教は「新興」というだけあって、殆どが教祖一人が数年前から始めたというものばかりです。

ネットでも「お祓い」「の教え」「教義」「救われる」「霊」「祖先」などの言葉で検索を
行うと色々と怪しいサイトが現れます。　この手の新興宗教は大きく分けて

●宗教法人の税法特例を悪用し、不動産業や怪しげな物販業者などが脱税を目的に開設。
　神の教えと称して詐欺行為を働けば被害届けも無く非課税・原価ゼロの収入がバンバン
　入るので面白くて止められなくなったような悪徳ビジネスとしてやっているもの。

●自分は神が選んだ人間であると思い込む病的な人物が磁力のように弱い人間を引き
　寄せてしまうタイプのもの。　独善的な教義と異様な儀式で非日常的な空間を演出し、
　被害者意識を煽り、教団を理想郷だと妄想させる。　教義に沿った思考を訓練させ、
　互いにそれを強制しあうことで信者に帰属意識を根付かせ、思考を没個性化させる。
　「ここにいれば幸せだ、家族より深い魂の仲間がいる。教祖様に従えば何も考えたり
　苦しんだりする必要はないんだ」と思考停止させ、教祖の言うことに絶対服従する
　精神的なロボットにすることを目的とする。
　
●他の巨大教団の、言わば信者を増やす支部として暖簾分けされた分派。
　あくまで支店に過ぎないので、実はその向こうに信者と売り上げを
　吸い上げる黒幕がいる。　一人の教祖が実は複数の教団の教祖を兼ねて
　いたり、政治家、実業家等を兼ねているケースもいくつもあるようだ。

といったような組織であることが多いようです。

いずれにせよ、宗教団体とは弱者を集め、熱心な信者にすることで成立する集団で、
意思決定は全て教祖の独断であり、信者にランクはあっても基本的に利益を追求する
一般の企業組織や公益を旨とする社団法人などとは根本的に異なり、教祖の極めて
個人的な目的を達成するための組織」ともいえます。

一般の社会的視点から見ると不気味な秘密結社に映ります。
世の救済を説きながら、個人の人生が否応無く唯一無二であることを否定してロボット化
することで、言わば教祖が信者を自分のコピーに仕立て上げ、増殖していくという点で
単一の顔で出来ている単細胞の集合体、アメーバのような不気味な性格を帯びるのです。

企業なり社団法人なり、普通の組織というものは構成員各々が異なる考えや利害関係を
持っているのが当然で、互いに争わぬ様に上下関係を作り、バランスよく利害を拮抗させ
ながら様々な役割をそれぞれの個性に合わせて割り振って機能分化した形態になります。

細菌に比べて、高等生物は脳、心臓、骨格、筋肉、様々な器官を構成して全体で非常に
高度な仕組みとして機能するようになっている。

それに対して新興宗教、或いは先鋭化した教義を持つ集団というものは仕事の役割は分化
していても、目的意識や個人個人の利害は全て統一され、のっぺりと誰も同じ顔になる。
世間話をしているときにはそれぞれの個性も顔に表れるが、人生観や世界観、善悪や
損得の話になるや否や、たちどころに全員が同じ顔になり、同じ言葉を話すようになる。

正常な人、という言い方がどこまで妥当か判じかねますが、特定の宗教団体に入信する
必要を感じていない一般的な人々から見ると身の危険さえ感じるものです。

場合によっては来世を信じ、教祖の命令で殺人でも自殺でも素晴らしいことだと思い込み、
やってしまう集団。　もはや、社会にとって脅威であるというのも無理からぬ話です。

こんな目線で社会や組織を見ることが出来れば、同時に自分の弱さや無力さ、同時に
身の回りのありふれたことや人々がいかに自分の脆い精神を支えてくれているのか、
自分もまたありふれた人々の一人として他人を支えているらしい、ということが理解
できるものなのですが、精神的な苦痛にあえぎ、ロボット化で精神的苦痛から逃れようと
思考を停止させてしまった人に「考えろ」ということは「苦しめ」ということと同義語に
なります。

要は、依存の問題だと思います。　宗教組織や霊的なご託宣に依存しているのは
苦しみを忘れさせてくれる麻薬に手を出しているのと同じことです。

苦痛が和らぐなら塩酸バルビタールであろうがハシシであろうが構わない。
それならば、強い信念と思考・意思を持ち「自分の代わりに」思考し、決断してくれる
なら、その人物に依存することも出来る。
自分がカトリック教に入信し、自らが深い信者となることで怪しい新興宗教から家族を
取り戻したという話も聞いたことがあります。勿論、戻った家族もカトリック教徒に
なったでしょう。　それもまた、家族を救う方法には違いない。

罰当たりですが、「毒をもって毒を制す」そういう手段もあろうかと存じます。