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シンセサイザの教本について
最近、KORGのX5Dを購入しました。
そこでシンセサイザの教本を購入しようとおもってるので、お勧めの教本を教えてください。
ピアノ歴6年なので、ピアノ関係の教本(ハノン、ブルグミューラ、チェルニー)ではなく、バンドなどで弾くための教本を探しております。バンドや音作りは完全な初心者なので、その手の教本ほしいです。
ぜひ、回答お願いします。

A 回答 (2件)

ああ、すみません。


別に音作りということを特に強調してはいらっしゃらなかったですね。
それでは色々書いてみます。


コードについては、よく「コード理論」なんて言われますが、
理論と呼べるようなものは基本的な考え方の部分だけで、
あとはパターンがどれだけ頭に入ってるかです。
実際の曲を分析しながら知識・経験を積みます。

基本的な考え方についてはたくさんの本が出ていますが、
篠田元一氏の著書が分かりやすかった記憶があります。
 ・篠田元一『実践コード・ワークComplete 理論編』リットーミュージック、2005年
ただし、このバージョンは読んでいないので保証はできません(笑)


あとはプレイスタイルですね。
一種の簡単なアレンジです。
綿密に編曲、あるいは採譜された楽譜を弾くなら不要ですが、
そうでない場合はコードとジャンルから適当に弾きます。
こういうのはなかなか本が十分でないのですが、
 ・小川文明『究極のキーボード練習帳―キーボード・マガジン』リットーミュージック、2002年
たとえばこんなものがあります。
他にもあるかもしれません。
ただ、これも基本的には曲を聴いて盗みます。
演奏するジャンルの曲をたくさん聴いてください。

それとアドリブによるキーボード・ソロですが、
これは難しいのでとりあえずパスということで。
基本的には、好きなプレイヤーのソロをコピーして消化しろ、と言われます。


音作りについてはもうご自分でお調べになったかもしれませんが、一応書いておきましょう。
減算式シンセの基礎知識については、
 ・http://www.hikari-ongaku.com/study/synth.html
 ・http://www.groovecube.com/ja/tutorial/architectu …
このあたりが分かりやすいでしょうか。

まぁ簡単にまとめれば、
 音そのものの要素: (1)オシレーター(VCO), (2)フィルター(VCF), (3)アンプリファイヤー(VCA)
に対して、それぞれ
 音の変化の要素: I.ロー・フリケンシー・オシレーター(LFO), II.エンベロープ(EG)
をかけることができる、ということです。
だから3+3×2で合計9つの装置をいじっていくことになります。
そのイメージだけは持っておくと頭が整理できます。

図解みたいになってる方が分かりやすいんですけど、
上のページの図は若干すっきりしないですね。
制御なんてするに決まってるんだから書かなくていいのに…(笑)

サンプリングシンセでは、オシレーターが録音された波形になるだけです。


その他、細かいテクニックなどは、Keyboard Magazineなどを講読なさるとよいかと思われます。
(私はこちらをあまり読んだことがないので何とも言えませんが)
本格的なキーボーディストになるなら、普通「プログラミング」という役目も兼務するので、
DTM Magazineもお勧めという感じになりますね。
1500円と割高で、毎月出すには少々躊躇いますが。(私はいつも躊躇ってました)


私が書くべきはこんな感じの回答でしたかね。
最初の回答は少々突き放しすぎましたね(笑)
お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

おお、とても詳しくありがとうございます!!。正直、音作り以前にコードで曲を弾くこともできなかったので、非常に参考になります。回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/21 21:12

何をやるかによって、必要な勉強は変わってきますね。



まぁ、シンセということで音作りをするのでしょうが、
単なるコピーバンドなら使いどころは…ということになるかも。
十分すぎるほどのプリセットが用意されてるでしょうからね。

逆にオリジナル曲やジャズ系(フュージョン等)をやるなら、
作・編曲、アドリブの腕を磨かないと、
音作りだけできても…ということになりかねませんし。

自己目的としてシンセの音作りをやるのももちろんいいのですが、
バンドを目的とするなら、キーボーディストとして何が必要かを見極めないといけないですね。
シンセというのは他の楽器と違って所詮道具にすぎません。


単に音作りを、ということでしたら、
初心者ならまずはとにかく減算式シンセの仕組みを把握します。
その程度なら、本よりむしろネットの方が分かりやすい記事が見つかるかも。
正直、あまりいい本は見たことがないです。
こういうのは昔から、自分でいじくったり雑誌の記事を見たりで習得していくのが相場なような…
雑誌は、Keyboard MagazineやDTM Magazineなどになります。

一通り一般的な知識がついたら、次は手持ちのシンセの機能を把握しましょう。
ハードシンセはソフトシンセに比べて操作性がいいとは言えないですから、
最初は辛いかもしれませんがマニュアルを見ながら少しずつ慣れていきます。
最初からハードシンセで音作りの研究をするのが辛ければ、
Synth1などフリーのソフトシンセをPCで起動して研究してもいいのでは。
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この回答へのお礼

なるほど、まずはシンセサイザという楽器の仕組みを理解といった感じですか。キーボーディストとしてのテクニックなど(コードなど)はどこから情報を手に入れるのがよいのでしょうか?音作りについてネットで探して見ます!!オススメのサイトなどがあったらぜひ教えてください。

お礼日時:2010/07/19 23:36

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