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「雨月物語」より
「あふ坂の関守にゆるされてより、秋こし山の黄葉見過しがたく…」

「より」は格助詞です。
でも、完了「つ」の連用形に付いています。
格助詞は体言に付く約束です。
ならば接続助詞?でも辞書にはない。
それともラ行四段自「因る」の連用形?
そもそも「つ」ではなく接続助詞の「て」?

ちんぷんかんぷんです。
よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

「より」は格助詞で一般的な接続は体言・連体形です。

ですが、詳細な辞書には記述がありますが、体言に準じた形容詞の連用形や副詞、一部の助詞に接続する例があるとされています。その辞書の用例に、「かねてより風に先だつ・・・」とあり、「かねて」は副詞ですが、その成り立ちを見ると、「予(か)ぬ」の連用形「かね」+接続助詞「て」となっています。ですから、ここでは「て」は接続助詞。「より」は格助詞だと思います。

この回答への補足

動「許す」の未然形「許さ」+受身の助動詞「る」の連用形「れ」+接続助詞「て」+格助詞「より」

となるのでしょうか。

補足日時:2010/07/31 13:20
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 下記は辞書にある「より」の説明です。



[格助]名詞、活用語の連体形、副詞、一部の助詞などに付く。

http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E3%82%88%E3 …


 意味は「逢坂の関守に許されてから、、、」と今も用言のあとの「て」に連なっています。

 ご質問は「格助詞は体言につく約束です」に発するものと思いますが、「活用語」にもつくので、あまり問題はないように思います。
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この回答へのお礼

体言以外にも付くんですね!
ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/31 13:21

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