激凹みから立ち直る方法

飛行機を設計したい!

叔母からの相談です。
いとこの小学生が、将来今までにない形の飛行機を設計したいと考えているようです。
子どもの夢なので、変わることもあると思いますし、現実的に可能か不可能かという問題もあると思いますが、できるかぎり応援したいと思っていますし、そのための環境は整えてあげたいと思っています。

いとこは現在小学生。
叔母は私立の中学校を受験させ、中高一貫教育を受けさせたいようです。

「飛行機の設計」という漠然としたキーワードですが、大学は何学部にいけばそのような勉強ができるのでしょうか?
また、大学以外でいうとどのような専門機関で学ぶことができるのでしょうか?
今までにない形の飛行機、というのは現実に作れるかどうかわかりませんが、もし仮に無理だったとしても「無理なんだな」ということを学びを通して感じてほしいと思います。

いとこは現在小学4年生。
受験塾には通っていますが、志望校を決めかねているようです。


「飛行機が好き」「飛行機を作りたい」という少年が6年間過ごすための学校はどういうところがありますでしょうか?
たとえば、この中学校ではこういうクラブがあるよ、(鉄道研究クラブのようなものの飛行機版?)とか、こういう課外活動(飛行機にまつわるような活動)があるよ、というような学校を教えていただきたいです。
東京23区内・千葉県内でお願いいたします。

A 回答 (5件)

行くべきは、工学部航空学科とか宇宙工学とか




千葉ですと
http://www.cit.nihon-u.ac.jp/nyushi/faculty/me/c …
ここが有名っす。


興味の持続が重要かなと思いますので、毎年夏は、東京近辺の大学オープンキャンパスにつれていくというのはどうでしょうかね。

今年の東大本郷、工学部は「はやぶさ」がメインになっていた。
    • good
    • 5

実際の飛行機の設計と言っても、全部を1人で設計することは絶対にありません。


何十、何百もの設計者が分担して設計します。

学部で言えば、工学部の大卒、大学院卒の人たちがやってます。
学科で言えば、航空宇宙工学、機械工学、電気工学の人たちが多いです。
学ぶと言えば、ほとんど大学です。
大学は学問をするところであり、設計を学ぶところではないです。
設計をちゃんと学ぶのは、就職してから。大学では設計に必要な知識を学びます。
大学院、博士課程を卒業後、JAXAなどの研究部門で研究をする人もいますが、
講義を受けて学ぶというより、研究の過程で自分で学ぶということになります。

今までにない形の飛行機を現実にすることは、この分野は困難です。
なぜかというと、安全性への制約があり、飛行機の形、システムは
全く新しいものを採用することを嫌います。
したがって、飛行機は長いスパーンで石橋を叩いて渡るという形で、
ちょっとずつ形を変えていく特徴があると考えて下さい。

ただし、研究であれば、今までにない形の飛行機を扱うことは可能で、
自分で模型などをつくったりすることもあります。
研究機関に入っても、必ずしもそういう研究ができるとは限りませんが・・

飛行機の設計者になりたいなら、だいたい三菱重工、川崎重工、IHIが大きいので
その3つで相場は決まっています。
そして、いくつかの大学の航空宇宙工学を専門にする大学生は、推薦採用を使って、エスカレーター式に
上記3社に入社していくので、飛行機の設計者になりたいなら、そういう大学に入ってしまうのが
手っ取り早いです。
    • good
    • 4

>いとこの小学生が、将来今までにない形の飛行機を設計したいと考えているようです。



将来じゃなくても、今すぐできますよ。

AN2の方の回答にあるように模型飛行機で十分です。
ラジコンはお金がかかるのと、飛行させる場所にかなり制約があるので都市部では実質的に自家用車がないと運べません。紙飛行機でしたら、小型のグライダーなのでお金も掛からず製作できます。

私も小学生~中学生にかけて紙飛行機にはまっていました。
http://okwave.jp/qa/q6051022.html

紙飛行機のクラブもあるようです。
http://www.whitewings.jp/club/index.html

きちんと設計するためには、大学の理工系レベル程度の数学力が必要になろうかと思いますが、
難しく考えなくても紙なので材料費が安いですから、好きなだけ試作して工夫してみれば良いのです。
工学要素満載で塾なんざ行ってるより面白いですよ^^

入門はこちらから
http://www.seibundo-shinkosha.net/
著者の所に『二宮康明』と入れると紙飛行機の本が出てきます。
    • good
    • 2

一つの提案ということであれば、「模型飛行機」をお勧めします。

航空機への興味を満たすには
最も実践的な方法だと考えます。本格的なラジコンでは費用もかかりますが、紙飛行機やゴム
動力もありますし、愛好者の集まりも各地に存在します。

最近ではラジコンの「インドア」プレーンも盛んになってきています。体育館などに集まって飛行会
や大会競技も開かれています。地域によって偏りはありますが、都市圏の方が進んでいる傾向に
あるようです。発泡スチロールのような素材の機体にモーターをつけて曲技をします。これは
世界基準の競技(FAI F3P)も存在します。機体の例ではこんなものです。
http://www.ks-j.net/kands/AutoMakePage/sub_windw …

上記のことはお近くの模型専門店でお尋ね下さい。また検索でも情報はたくさん集まる筈です。
http://www.rc.futaba.co.jp/hobby/06_shops/s_serc …
http://www.jrpropo.co.jp/jpn/list/index.html

書籍も店頭にあると思いますが、こういったものもお勧めします。古いものですが、基礎は同じで
あり、飛行機の設計方法も書かれていて、それに専門書よりは小中学生でも解る内容です。
http://www.amazon.co.jp/%E6%A8%A1%E5%9E%8B%E9%A3 …
ここからも買えます。出版元です。「ラジコン機の飛行を科学する 著 長谷川 克」もお勧めです。
http://www.rc-tech.co.jp/

大学は「大学_航空宇宙」とかで検索すれば東京大学、日本大学、名古屋大学など航空宇宙
学科をもつ大学は容易にみつかります。また「希望のクラブのある学校」を探して行くよりも積極的
に考えて、中学校に模型のクラブがなければ率先してクラブを作ってしまえばいいのではありませ
んか。模型のエキスパートになって、先頭に立って活動すればきっと交渉能力とか将来役立つ力
もつきます。クラブというのは部員と顧問がいれば成立すると思うのですが。

矛盾することを言うようですが、現在の環境で出来得る限りの学力のつく勉強もされることを
お勧めします。いずれにしても希望の進路に進むために必要になりますし、将来の興味や志望
が今と同じとは限りませんから、そのときになって道を閉ざされないための準備の意味です。
日本の航空事情として「設計したい」といってもそうは門戸は広くないと思います。戦後の航空機
製造を禁じられた「空白の」期間を経てやっとYS-11を作った事などもお調べ下さい。
まだ先は長いので可能性は色々あるとは思いますが。
    • good
    • 2

今時の航空機設計には風洞実験というものはなく


スーパーコンピューターで気流解析をやるのです
現在国内でこれが出来るスーパーコンピューターは
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の調布センターのスーパーコンピューター棟
にある富士通のマシンのみです 昨年完成しました
ワタシ ここの工事に携わっていたので・・。

JAXAはこのスパコンを民間企業に機能を貸しています
三菱重工のMRJもこのスパコンで計算を行いました

さて、飛行機の設計とありますが
その内容は多種多様になります
コンピューターの知識を持ったエンジニアも航空機設計をしていると言えます
現在国内で航空機の製造をしているのは三菱重工、本田技研、川崎重工、富士重工
直接的ではないが IHI(石川島播磨重工) などなどです

とにかく窓口はいろいろあります
もっと具体的になった時点で考えてもいいと思いますよ

JAXAは毎年ここの施設を公開しています(スパコン棟は無理ですが)
調布飛行場の隣の分室も合わせてやっているのでぜひ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も初めて知ったことばかりで勉強になりました。

ただ、そんな先のことではなく、ゆくゆくはそういう仕事につきたい、そういう勉強をしたい、じゃぁ、いま何をしたらいいの?どういう勉強をしたらいいの?ということで中学校選びに迷っているところです。

もし航空に関するクラブや部活、そういう類の課外活動やイベントなどを行っている中学校があればそこに進学させたいなということです。

お礼日時:2010/08/09 06:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!