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質問なんですが、排ガス規制により250ccバイクの馬力が昔ほど高出力に
出せないのはなぜなんでしょうか?ニンジャ250RやWR250が30馬力なのは
排ガス規制に対応したためと聞いたのですが。
40馬力のWR250やニンジャ250Rは現行の規制では無理なのでしょうか?

A 回答 (6件)

>国内向けの規制で一番のネックは排気ガス規制でなく、騒音規制なんです。


これはその通りですが、

>近接排気騒音は、最大出力発生の50%の回転数での騒音を測定するもの
これは少し間違っている様なのでもう少し細かく説明します。

近接排気騒音は停止状態で空ぶかしに寄って騒音を測定します。
現在の規制値は94dbです。
http://www.jasma.org/muffler_souonchi.html
この値は改造車や輸入車に用いられる完成検査の規制値です。
この値のみだと250で40ps以上のパワーを出す事が可能だと思います。
そもそもCBR250RR等の45psのバイクは半分の回転数でもノーマルマフラーだと94dbに届かない程度だと思います。

しかしメーカーの製造認可には加速走行騒音と言う規制があります。
http://www.jama.or.jp/eco/noise/table_02.html
何故か加速走行騒音は73dbでこれを守るのが大変で各社共パワーを出せない状態です。
国内仕様のSSなんかはフルパワー化して94dbのマフラーを付ければ結構海外仕様に近くなります。
250でもメーカーが最初からハイカムとか入れてくれたら可能なのですが、250には海外モデルが無いので、その様な事も無いです。
因みにCBR1000RRだとカム等は海外仕様と同じ部品なので、海外仕様にかなり近づける事が可能です。
又、最近のSSは非常に軽く600なんかだと昔の250と比べてもそれ程重くないレベルです。
1000ccでも昔の400位の乗り味です。
従ってわざわざ250でパワーを求める人が居ないのではないかと思います。
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この回答へのお礼

掘り下げて解説してもらってありがとうごさいます。
規制の厳しさを実感しました。

お礼日時:2012/03/06 20:55

規制をクリアできないと認可が下りず、国内販売できないし


250CCは、どちらかといえば日本独自なのでメーカーも新たに
投資して開発しない、既存エンジンの改良・触媒追加やパワーダウンのみ。
80年代~90年代半ばまでは、規制らしいのは馬力の自主規制
のみだったので、現在とはすべてが違います。

なので、中古や並行輸入、逆車か2~3年落ちの売れ残りキャブ車探して
エアクリ、MJ、マフラーのカスタムするしかないです。
ただ、ほどほどでないと取り締まり対象ですけど。
日本の規制(加速走行騒音が特に厳しい)
http://www.jama.or.jp/motorcycle/living/05_05.html

ユーロの規制(主に排ガス)
http://wiki.livedoor.jp/mizunobara/d/%A5%E6%A1%B …
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。他の方の回答同様に騒音規制が相当厳しいのですね。

お礼日時:2010/08/30 00:00

国内向けの規制で一番のネックは排気ガス規制でなく、騒音規制なんです。



その中でも近接排気騒音は、最大出力発生の50%の回転数での騒音を測定するもので、250でパワーを出すとどうしても高回転まで回すことになって、これがまったく無理。
たとえばWR250で40馬力出すとすると、多分発生回転数は13000回転くらいと思いますが、近接排気騒音ではこれだと6500も回して測ることになります。

CBR1000RRやYZF-R1などリッターSSの国内仕様もありますが、発生回転数を落としてなおかつ排気音も抑え、エンジン自体もほぼフルカバーにして、30から60馬力も出力を落として、やっと通ってます。
割合にして20から40%ものパワーダウン、Ninja250Rを30%出力アップすれば40馬力超えですよね?
輸入車の中にも同じ理由で最高出力発生回転数を落として国内販売してるものも、たくさんあります。

250なんでコストかけられない、というのももちろん理由です、そのコストのハードルが他よりも高いわけです。
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この回答へのお礼

納得しました。ありがとうございます!ずーと排ガスがネックで馬力がだせないのかな?
と疑問に思っていたのですが、騒音規制で出力が上げれないという訳だったのですね。
音だけ弱めて、パワーは高回転のままなんてマフラーはないのでしょうかねー。

お礼日時:2010/08/30 00:04

YZF-R1などのSSを見る限り、ハイパワー+規制クリアーは可能ではないのでしょうか?


Bandit1250も、109万円で、ABS標準装備です。

むしろ、250ccというジャンルが、先細りと見ていて、他の方々のおっしゃっておられるように、わざわざ高価格にしてまでハイパワー化しようとはしていないということでは?

250ccはエントリーモデルとしては、十分好条件であり、車検がないというメリットがあるため、作るのを止めることもできず、中途半端になってしまっているということではなかろうかと思います。

中型免許しか持ってなかった頃は、ひたすら、250ccに乗りました。
VTも、私の記憶では、とんでもなく速かった記憶がありますし、CBR250RRはおっそろしく速かったです。
RZ250も、ピークパワーは強烈でした。
ただ、どのバイクも寝かすと、このピークパワーから外れて走らせなきゃ危ないので、結局、フラットなトルクな方が乗りやすく、結果的にも速く走ることができるので、余計に250というカテゴリーは、ハイパワー化されないのかもしれないと個人的には思います。直線のみっていうことなら、いいのですが・・。(一般的にですけど)
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この回答へのお礼

>>わざわざ高価格にしてまでハイパワー化しようとはしていないということでは?

確かに。高馬力の250のバイクを100万円で販売したとしても
大型買った方がよっぽどいいような気がします。

お礼日時:2010/08/30 00:07

昭和53年に4輪が排ガス規制で馬力が落ち、売り上げが激減(特にスポーツカー)した時代がありましたが、2輪がまさにこの時代ですね。


初代ホンダVT250Fが発表された時に予約し、最初期型に昔乗っていました。
35馬力でした。
このタイプは当時最速とされていた2STのヤマハRZ250に対抗して開発された物で、当時の4ST250が(2気筒しかありませんでした)25馬力程度の時代です。
この後しばらくの間は、35馬力でモデルチェンジし(妹がモデルチェンジした35馬力持っていて、鈴鹿サーキットの走行会参加の時に、当時乗っていた750ccが不調となり、そのバイクを借りて参加しました)、VTRと名称を変更した時に32馬力になりました。
2気筒ですが、キャブの最終モデルを現在所有していますが、やはりパンチが無くなりました。
さらに現行型は排ガス規制対応のため、インジェクションに変更され30馬力になったようです。
今までの状況でも、2気筒マシンでは35馬力が限界でしょうね。

250でも、4気筒マシンでは最高で45馬力出ていた時代もあり、嫁さんが当時ホンダが出した250cc4気筒のの最初のマシンを買い、乗ったことありますが、高回転の伸びなどはびっくりするくらい凄かったです。
そして、その後妹がレプリカとなった次の型をを購入し、少しばかり乗りましたが、エンジンの性格が変わってさらに高回転型になってました(こっちは慣らし運転が終わる前に事故で廃車となりましたが・・・)。

4輪が当時数十馬力落ちたのに比べると、ましなのかもしれません。
あまり売れないスポーツバイクを排ガス規制に対応してまで販売していることに対して、感謝しなければならないかもしれませんね。
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この回答へのお礼

>>さらに現行型は排ガス規制対応のため、インジェクションに変更され30馬力になったようです。
今までの状況でも、2気筒マシンでは35馬力が限界でしょうね

規制の関係での限界なんですね。250に高出力を求めるのは時代錯誤な話かもしれませんね。

お礼日時:2010/08/30 00:10

コスト度外視すれば技術的には可能だと思いますが、それは技術的に可能なだけでビジネス的には可能といえる価格ではないとメーカー側が判断しているからだと思います。



だだでさえ、インジェクション化や触媒の追加などで車両価格は高くなっているのに、そこにハイパワー化のためのコストをのせると・・・

なので、将来的に大きな技術革新が起これば別ですがすぐにメーカーからそのようなパワーのバイクが出る事はほぼ無理でしょう。
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この回答へのお礼

ビジネスとしてみたら相当に高価なマシンとなるんでしょうねー・・・。
あまりにも高価であったら大型バイクに乗った方が良いような気がします。
自分はWR250を中古で買って乗っていますが、もしハイパワー化してこれが
新車価格100万で出たらきっと買わないでしょう(笑)
また同じように中古で安くなってから買うと思います。

お礼日時:2010/08/30 00:18

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