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今はやりの高温超電導RE系薄膜テープをリニアコイルに将来使って安全か

(1)ツイストなくベタ付けで さらに臨界電流下げるスリット多数本入れねばならぬ高温超電導RE系薄膜テープは安全でしょうか。

(2)例え1μm幅のスリット多数本入れても超電導部に変質が生じて、臨界電流ガタ落ちか、変動生じて安定したテープは出来ないのと違いますか?このようなIcの局所変動は、安全面で大問題だ。

(3)ご存じない方に言いますが、ベタ付けの薄膜超電導は、テープ面に垂直に、外部から繰り返し変動磁場がかかると、交流損失で発熱が莫大になり、コイル、ACケーブルなんかには使い物にはならない代物ですが・・。

(4)超電導安定化に抱き合す銅の厚み~10?ミクロンでは、クエンチでテープが焼損するのでは?

(5)その点銀シースBi2223線材なら、ツイストありで、多芯だからスリット不要、銀で安定化し、薄膜より良いのでは? 77Kより少し低温(20K)にすれば、グンと臨界電流も上がりますしね。

(6)薄膜超電導は液体窒素で臨界電流高くても 安全面からは例えばリニアモーター超電導コイルに使えないのでは?

(7)クエンチ現象を回答しておられる方、高温超電導とは何かを回答されている方は、この質問に答える能力をもたれていると信じますので、どうぞ宜しくお願いします。

(8)超電導交流損失測定、解析をしておられる方(特に九大、九工大)はすでに測定、解析済みと思われますが、如何でしょうか。

(9)回答が寄せられない限り、Re系薄膜超電導の開発はやはり大失敗だと認識させて頂きますが宜しいでしょうか。

A 回答 (1件)

大失敗というものは科学や技術には「無い」のです。


なにか新しいものが記述されれば、後々の知識が欠陥を補って使用可能な「製品」ができるからです。
いろいろご心配のようですが、上記の様に後々の知識や経験や日本人が好きな「改善」が集まって、使えるか、それともやっぱり使えないか、その時点時点で決まります。
ご質問者のように、性急に「大失敗」だと決めつけたがる人は、科学や技術とは無縁の方です。
哲学にでもお進み下さい。

この回答への補足

2010年秋季低温工学超電導学会が開催されようとしており、GdBCOに関する交流損失の様々な発表が予定されており、アブストラクトを見ると、大変混乱した内容が伺えます。やはり単に電流が流れたらよいといった素人の研究者が沢山おられるようです。このようなことで多額の税金が無駄になるのはだめだと考えます。まあこれから数十年はかかるかといった大問題であることは、確かなようです。

さらに異質の金属基板の上に中間層とGdBCO膜をメッキし、このテープをコイル状に巻くと、熱収縮率差により中間層とGdBCO膜間に剥離が発生し、設計磁場には到底及ばずGdBCO膜の劣化で、コイル電流が大きく劣化する現象も見られるようです。これもこれから中間層の材質の根本的な材料選択を余儀なくされ、10年以上はかかる大問題であると考えます。要はメッキは剥げるですよね。

そのようなことをしているうちに、常温超電導でも発見されるかもしれません。

これらからGdBCOの問題が解決するのは奇跡でも起こらないと・・。科学や技術は魔術、奇跡とは別物だ。
ヨーロッパ中世に流行ったですよね。

補足日時:2010/11/08 17:08
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この回答へのお礼

要は科学や技術は、ヨーロッパ中世に流行ったような魔術、奇跡とは別物だということです。

お礼日時:2010/11/08 17:12

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