「平成」を感じるもの

訪問介護師と訪問看護師の【医師への報告内容の性質の違い】についてお教え下さい。

ある現場の方から以下のようなことを教えて頂いたことがあります。

(1)訪問看護師からの医師への報告内容は、比較的、事前に定められた項目(計測した数値、所見の有無についての Tes/Noなど)を「デジタルに(回答形式で)」報告するケースが多い

(2)訪問介護師からの医師への報告内容は、訪問看護師のそれと比較して、より洞察的というか定性的というか、より「アナログ文章的な(日記のような)報告」を行うケースが多い(例:顔色はいつもと比較してやや青みがかっており、本人の歩行の意欲も弱くなってきており、家族の話によれば声かけにも今日はあまり反応しないようです・・などなど)

この違いが本当にあるとするならば、どのような背景で両者にこのようなニュアンスの違いが生まれるのでしょうか?(彼ら/彼女らに対する「指示書」への回答書式などからくる違いなのでしょうか?)
もし、現場に携わっておられる方で、この(1)(2)の違いに明るい方がいらっしゃいましたら、どうかお教え下さい。

当方、在宅と医師との間のコミュニケーションを促進させるための情報システム化の検討を行っています。宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

在宅看護の教員をしています。



訪問介護師(厳密にいうとそういう職種はなく、訪問介護業務をする訪問介護員か介護福祉士ですね。)は、医療職ではないので、基本的には症状の程度を評価したりする勉強をしていませんから、そうした表現にならざるを得ないのだと思います。

看護師は、異常があるかなと判断したら、血圧を測定したり、医師ほどでなくても体の所見を取るトレーニングを受けていますので、医師が必要とする情報を数値や有無で伝えることができると思います。

お答えになっているでしょうか?
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この回答へのお礼

アドバイス誠にありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございませんでした。

ご指摘の「看護師は、異常があるかなと判断したら、血圧を測定したり、医師ほどでなくても体の所見を取るトレーニングを受けていますので、医師が必要とする情報を数値や有無で伝えることができると思います。」の部分にとても納得しました。

それと比較しますと、訪問介護員か介護福祉士の方は、在宅患者の生活の様子から家族からのコメントも含めて様々な状況を報告することによって、医師に対する情報の不足を補う傾向がある、ということなのですね?

言い換えれば、看護師は非常に効率良く、患者の重要な情報を収集・伝達する技に長けており、一方の訪問介護員か介護福祉士の方は、それを補完するような周辺の生活情報を伝達する努力をされておられる、ということでしょうか。

まったくイメージできていなかったニュアンスの違いが、良くわかりました。
大変ありがとうございました。感謝申し上げます。

お礼日時:2010/10/27 15:14

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