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銅とその化合物の炎色反応について教えてください。

 中学校理科の実験で酸化銅と炭素の混合物を加熱するという酸化還元反応を扱いますが、この実験によって酸化銅が銅になったことを実験結果から結論づけたいと考えています。薬品庫にある酸化銅IIをガスバーナーの炎の中に入れると緑色の炎になりました。これは銅が酸化銅になりきっていないために起こった現象なのか、それとも酸化銅など、銅の化合物でも銅と同じように緑色の炎色反応を示すのでしょうか?

 また、この実験において、酸化銅が銅になったことを結論づける良い方法があったらご教授ください。教科書では通電性を調べたり、化学反応式から結論づけたりする方法をとっています。化学の初歩を学ぶ生徒に実験結果から思考させたいと考えております。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

「銅の炎色反応」と言いますが金属の銅では炎色反応は見えません。


銅の化合物で見えます。
金属の銅では見えないが塩化銅では見えるという事を使った塩素の検出方法があります。バイルシュタインテストと言います。
湿らせた濾紙に酸化銅を付着させて炎の中に持って行っても見えます。硫酸銅の結晶をピンセットで挟んで炎の中に持って行っても見えます。

酸化銅が銅になった事を調べるのであれば希硫酸の中に入れればいいです。
未反応の酸化銅は硫酸に溶けて青い溶液になります。そこに金属の銅が沈みます。銅は目で見て分かります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。早速、予備実験をして授業の展開を考えたいと思います。

お礼日時:2010/10/24 11:40

炎色反応は単体だけでなく化合物でも同様に起きます. 単体の銅だろうと酸化銅だろうと塩化銅だろうと, 炎色反応としては同じく「銅としての反応」を示します.


もちろん銅以外でも同じことで, だからこそ炎色反応の実験では「気化しやすい」もの (よくあるのは塩化物) を使います.
... ナトリウムやカリウムの炎色反応で, 単体を使うことはまずないよね?
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございました。銅の化合物ならどれも緑色の炎色反応になるのですね。参考にさせていただいて授業の展開を考えたいと思います。

お礼日時:2010/10/24 11:42

炎色反応では、銅であろうと酸化銅であろうと緑色の炎が出ると思います。



銅の酸化・還元反応は、抵抗を調べるほかに、
 1) 還元性の炎(酸素-水素バーナーなら水素の多い部分、普通の炎なら燃料の炭素成分の多い部分)にかざすと酸化銅が明るい色(銅色、ピンクに近い色)になる。
 2) 木酢液を取り出すのと同じように、試験管に酸化銅粉末を入れて加熱(酸素不足の状態)すると、銅が明るい色(銅色、ピンクに近い色)になる。

なども簡単です。

 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2010/10/24 11:41

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