プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

1年前に天体写真撮影にはまりましたが、まだまだ初心者ですがはまりにはまってしまって大好きになりました。ここ1年はずっと固定撮影ですが限界を感じました。そこで、ステップアップしてポータブル赤道儀の購入を考えてます。予算は最大限15万円でお薦めの赤道儀を教えて下さい。また、レンズはキットレンズの18-135 F3.5-4.5ですがレンズも良質に買い替えた方が良いのでしょうか?拡散系のフィルターも必要なのでしょうか?
今は星座の写真を撮りたいですが、星雲、星団撮影となるとどのくらいの予算が必要でしょうか?何個も質問しましたが是非ともご教授して下さい。

A 回答 (9件)

天体の日周運動にあわせてガイド撮影されるのならば赤道儀が必要ですが、乾電池で作動する実売価格6万円程度のポータブル型のものでも、ちゃんと極軸を合わせれば標準レンズや広角レンズで星座の写真等を撮影するのには十分な精度があります。

私はビクセンのガイドパック赤道儀を10年以上使用していますが、短時間(数分間)の露出であれば35mm版換算で300mm相当の望遠レンズでも大丈夫でした。

星座などを撮影する星野写真の分野ではフィルム時代にはF値が明るいレンズがもてはやされました。デジタル1眼レフのレンズでも基本的には同じですが、デジタル1眼レフはフィルムカメラと違って微光を蓄積して明るく写せる能力に優れているため(うっかりすると露出過度になります)、フィルム時代ほどではなくなりました。とはいえズームレンズは、F値が暗いものが多く(焦点距離を変えてもF2.8で一定のものは高価です)同じメーカー・同じ予算であれば単一焦点のレンズのほうが明るいレンズが購入できます。ただし明るいレンズでも絞りを開放にすると画面の四隅の星の像が乱れますので、F2.8かそれ以上に絞ることも多く、レンズは上を望めばキリがないこともあり、どのクラスのレンズで撮影するかは「使える予算」と「どのくらいの写りを求めるか」との兼ね合いで一概には言えません。

優秀なレンズで撮影すると、星像は針の先でついたようにシャープになりますが、逆に星座の形はわかり辛くなります。拡散系のフィルターを使用しますと、明るい星を大きく少しにじんだように写せるため星座の形がわかりやすくなります。これは作画意図やどのような写真を好むかにもよるのでフィルターを使用するか否かは人それぞれです。私は古いレンズにアダプターをつけてデジタル一眼レフで撮影するのが好きですが、古いレンズではフィルターを使わなくても明るい星が大きく写るものもあり、フィルターは使っていません。

まとめますと、星野写真の撮影が中心であれば実売価格6~7万円のポータブル赤道儀(ビクセンのGP2ガイドパックやケンコーのスカイメモRなど架台のみのもの)を購入し、残りの予算をレンズ購入に充てたらいかがかと思います。(天体観望が主で写真撮影が従ならば予算の全額でポータブルでない鏡筒のついた赤道儀を購入するという考え方もできますが…)質問者様が都会にお住まいで、天体写真の撮影のために空が暗い場所へ車などで移動して撮影されるのであれば、天体望遠鏡はあまり大型で重いものは持ち出すのが大変になりますのでこの点も検討が必要になります。

なお暗い星雲などを拡大撮影したいのであれば、それ相当の口径の望遠鏡に特殊なカメラの組み合わせになります。ガイドも大型でがっちりした(重い)赤道儀を使って相応の技術が必要になるので費用もかかります。(私は経験がありません)ポータブル赤道儀に乗せたデジタル1眼レフとあまり長焦点ではない望遠レンズの組み合わせでも、アンドロメダ大星雲やM33などの比較的明るい銀河やメシエナンバーがついている星団などは、フィルム時代と比べれば短時間露出で結構よく写ります。
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この回答へのお礼

回答ありがといございました。そうですね、大都会ではありませんが光害を受けます、深夜になるとそこそ見えますが、満天の夜空には程遠いですので珠に車で6,7等星が見えるとこまで行って固定撮影をしています。ポータブルで十分そうですので検討してみます。明日の未明にふたご座流星群を撮ってみようかと思っています。

お礼日時:2010/12/13 21:02

No.7です。



この質問見て「今ドキの業界ってどうなってんのかな~?」と興味が湧いてちょいとググッてみたぜ。
(私はだいぶ前に現役を退いてます。リーマン生活と天文趣味の両立は正味なハナシ厳しくてなw)

質問者様も「ポータブル赤道儀」でググッたなら目にしてる筈だろうとは思うが、個人的に「コレは!!」と思った2機種を紹介しておきましょう。
尚、今回ご紹介の機種はいずれも「生粋のポタ赤」です。流用型はポタ赤としては無粋だと個人的に思うのでw(単に私の趣味です)

まずコレ↓
http://www.toast-tech.com/shop/index.html
なんとも言えずカッチョエエです(笑)
残念ながら既に完売済みで予約のみ受付という状態ですが、なるほど完売するのもうなずける。
ま、機構的にはベーシックなものですが、こういうセンスは俺は好きだな~(笑)

次にコレ↓
http://www.kkohki.com/products/tt320X-AG.html
意味不明にメカニカルで斬新なスタイルが目を引く、と思う方も多かろうと思われるが実はコレ、昔流行った自作ポタ赤の基本構造そのままに自動化機構を組み込んだというのが正解。
…ちなみにこれの前型の方がシンプルで俺好み(笑)後継機には色々アイデア盛り込みたいってぇ気持ちも分かるが、変にゴテゴテしいのはポタ赤としてはどーなの!?って俺は思っちゃう。

参考までに自作ポタ赤の造り方↓
http://homepage3.nifty.com/yamaca/jisaku2/potsek …
2番目に紹介した機種がこういった思想をベースに設計されているのが分かるでしょ?
そうそう、標準レンズ(焦点距離50mm)程度だったらこういう自作の簡易写真儀でも充分だったりするんだぜ?


ま、あとは自力で頑張ってくれたまへ。大事なのは「最初から正解に辿り着こうと思わない」ことだと俺は思ってるぞ。試行錯誤せよ。それは無駄な徒労じゃあない。
ソレが何であれ、こういう趣味の世界ってのは実際に色々さわってみなきゃあ分からねーモンだからさ。
デカくてクソ重くて無駄に高価な赤道儀を入手するのはその必然性を理解してからで遅くは無いですよ。
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この回答へのお礼

再度の回答有難うございました。もちろんそうだと思います。今すぐ高価なモノを購入しても宝の持ち腐れですしね。財布の問題もありますし。手作り赤道儀ですか、何だか複雑そーですね。でも楽しそうですよね。

お礼日時:2010/12/16 18:57

No.3・4です。

少し補足させてください。

天体写真などこうした趣味の世界は人それぞれでよいのだと思います。デジタルで最新の機材をそろえて最高の作品をめざす人もいれば、若いころには欲しくても手が出なかったカメラ用レンズを中古で手に入れてフィルムやデジタルで撮影して楽しんでいる私のような「往年の天文少年」もいます。40年前「フジペット35」というおもちゃに近いカメラ(カメラの価格の割にはいいレンズでした)で「多胡・佐藤・小坂彗星」を固定撮影したのが私の「天体写真事始め」でしたが、要は自分に合ったやり方を見つけて、末長く楽しめれば、それが一番幸せではないかと考えています。

フィルムカメラからデジタルへの急速な転換のおかげで、フィルム時代の交換レンズなどの中古品は一部の有名ブランド物を除けば昔では考えられない程安価になっています。デジタルカメラ用の最新の高級レンズの方が一般的には高性能であることは確かですが、例えばマニュアルでピントを合わせるためにピントリングを回す際にゆる過ぎず適度な固さがあるなど、オートフォーカスでない昔のレンズの方が使いやすい点もありますので、アダプターを使ってデジタル1眼レフに装着して試写してみるのも面白いです。No.4の撮影に使ったレンズもカメラ店で3000円で売られていた中古品です。

初めて天体写真を撮影した半年後に高橋製作所の10センチ反射赤道儀を入手して以来、途中の中断をはさんで大小何台かの天体望遠鏡(架台)を使いましたが、天体望遠鏡(架台)は「大は小を兼ねる」というより「大には大の、小には小の使いみちがある」ということを痛感しています。逆にいえば、小さくともちゃんとした作りのものであれば、後で大きなものを買っても無駄にはならないということです。質問者様が良質で使いやすい機材に巡り合えることができれば幸いです。
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この回答へのお礼

再度の回答有難うございました。あの画像が3000円のレンズとは驚きですね。取り敢えずは、ポータブル赤道儀を購入しまして、色々な星座を撮りまくりたいです。それから回答者様のような写真を撮れたらなあと。まだまだヒヨッコですけど生涯の趣味にして、今の自分の写真をみて、将来笑いたいものです。

お礼日時:2010/12/16 18:50

一般に販売されている経緯台で星野撮影はありえませんね。

ありゃあきらかに天体写真撮ったコトの無い人間でしょう。経緯台で長時間露光したら夜空のドコ向けても北天を固定撮影したように写りますよw(多分質問者様もそういうの撮った経験がおありの筈。固定撮影の定番だしね♪)

質問者様が赤道儀というものについてどの程度の認識があるのか不明ですが、雑誌レベルの知識くらいは備えていて欲しいと私は願います。
ぶっちゃけ、雑誌読んで適宜気になった機器についてググれば一通り必要な情報は集められますよ。そうやって自分なりに知識を集積していった方が良いと私は思います。

さて、質問者様はとりあえずポータブル赤道儀による星野撮影にチャレンジしてみたいとのこと。であればまずはポータブル赤道儀とは何ぞや?ということについて調べてみましょう。
「ポータブル赤道儀」あるいは「ポタ赤」というワードでググれば情報はいくらでも入手可能な筈です。
ポタ赤にも2種類あります。即ち「生粋のポタ赤」と「システム赤道儀の赤経体を利用した流用型」です。

「生粋のポタ赤」は特に説明不要でしょう。純然たるポタ赤として設計されたシンプル&コンパクトさこそが身上です。色々な意味でのお手軽さにおいて流用型がこれに及ぶことはございません。
しかしながら「生粋のポタ赤」であるが故にそれ以上のコトは何一つ出来ません。専用設計とはそういうことですから。誤解の無いように言っておくがこれは決してポタ赤の欠点じゃないぞ?

「システム赤道儀の赤経体を利用した流用型」はまぁ言葉通りの意味なのですが、おそらく初心者だと「システム赤道儀ってナニ!?」って感じになるのかもしれませんね。システム赤道儀ってのは早いハナシがパーツごとに分解できて様々なアクセサリーを組み合わせることの出来る赤道儀のコトを指しての通称です。…イマドキの赤道儀は基本的にみんなコレだけどな。
システム赤道儀の色々な使い方の一つが「流用型ポタ赤」って訳。勿論、必要なパーツを追加購入して組み合わせることで通常の赤道儀になるので、質問者様が将来的にステップアップしていくことを考えれば「生粋のポタ赤」より便利と言えるかもしれない。

いずれにせよ、現時点ではどういう機材をどう組み合わせて使うとかほとんどイメージ無い訳じゃん?だったら雑誌読もうぜ。
あらかた必要な情報はそれでまかなえるし、ピンポイントに知りたい情報があったらグーグル先生に聞けば大抵のことは分かる。
それでも理解出来ないことがあったらこういうトコに聞けばいいと思うよ。但しこういうサイトの特性は充分理解した上で使うことがお約束な?WEB上の他人の言うことは基本的に疑って掛かるべきw
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この回答へのお礼

回答有難うございました。そうですね月刊誌を熟読して知識も蓄えないとダメですね。ポタ赤も色々とあるのですね。早く購入して使いこなせるように頑張ります。

お礼日時:2010/12/14 17:59

No.5です。

先ほどの乱筆ご許し下さい。
でも、少し無責任な回答が目立ちます。再びの乱筆失礼します。
「スカイポッドシリーズ」で天体写真を撮ることはできます。でも、星雲・星団を撮影している人はいないはずです。星野や星雲星団の撮影は赤道儀が基本です。経緯台でもできないことはありませんが、制御が大変です。スバル望遠鏡は、経緯台です。でも、この大きさになると、複雑な構造で簡単な制御より、簡単な構造で複雑な制御の方が安くなるから経緯台です。
アマチュアクラスなら複雑な構造でも簡単な制御の赤道儀の方が好ましい。というより、固定撮影でないなら、赤道儀です。アマチュアクラスの経緯台では固定撮影に毛の生えたような写真しか撮れません。しかも、手動でガイドするしかありません。今の機材で実際に撮影した経験があるのでしょうか。

それと、最初は反射式(特にカタディオプトリク式)は入門用としては、お勧めできません。反射式は、取り扱い(調整)が難しいからです。特にカタディオプトリク式は反射と屈折の良い所取りをした性能ですが、取り扱いは悪いところ取りです。最初は小口径の屈折望遠鏡ではじめる方が良いと思います。将来的にも、広角望遠鏡として一生使えます。私も星雲星団の撮影はミニボーグ45EDからはじめました。今も大きな天体用に重宝しています。200mmF4相当にするため結構付属品が要りますが、同じ値段のカメラレンズよりもよく写ります。
カメラのレンズでなければというのは、135mm以下です。この辺には望遠鏡は存在しません。

それから、星雲星団の撮影で星が点に写らない原因のほとんどが赤道儀の性能不足です。欲を言えば、タカハシのEM200なら初心者でも簡単に星が点に写ります。ビクセンも悪いわけではありませんが、少し工夫が要ります。星雲星団の写真となると、光学系云々も前にしっかりした赤道儀が前提です。
反射式は、それに加えて望遠鏡の調整が必要です。

そうはいえ、予算は決まっていますから、GPDくらいからはじめるのが良いと思います。ビクセンはタカハシよりもビギナーを大切にしています。モータードライブは後付けですからサードパーティからより高性能な自動導入措置などがあります。もし将来、より高性能な赤道儀を入手しても、小型軽量を生かした使い方ができます。ただ、タカハシは性能は一番です。はじめから、値段より性能であればタカハシからはじめた方がよけいな出費は少なくなります。
それと、ボーグの屈折望遠鏡は、玩具メーカーのトミーの製品だけあって、遊び心があります。むろん、光学性能もしっかりしています。

でも、比較明合成で赤道儀を使わず日周運動という天体写真を写す方法もあります。その場合、カメラとPCをつなぐケーブルとAC電源を供給するバッテリーだけで十分です。数万円ですみます。
これらは、星雲星団の撮影にもあった方が便利な物です。一度試してはどうですか。

天体写真は、機材の性能が写りに大きく影響します。ですから、写したい写真がどういうものか?それに一番の機材をそろえなければいけません。

星雲星団の撮影の候補に経緯台などは、ミスマッチングで無責任な回答です。金を捨てるようなものです。惑星の写真であればお勧めですが。
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この回答へのお礼

再度の回答有難うございました。タカハシは残念ながら予算オーバーですので今回は諦めます。数年後、お金と知識を貯めてからにします。早く買いたいですがもう少し検討します。今のところはビクセンのGPDですかね。

お礼日時:2010/12/14 17:54

何を撮りたいかで必要な赤道儀が決まってきます。

星座のような星野写真であれば、ケンコーのスカイメモで十分です。アンドロメダ星雲やスバルのような大きな星雲・星団などまで撮影可能です。でも、本格的に星雲・星団の撮影となると、本格的な赤道儀が必要です。ビクセンのGPD2かケンコーのSKY EXPLORER2ぐらいが必要です。小さな星雲のクローズアップとなると、タカハシのEM200ぐらいが必要です。

http://www.kyoei-osaka.jp/hpgen/HPB/entries/84.h …
http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/kenko-skyexplorer …

また、赤道儀だけではだめです。星は地球の自転により動きますから、それに合わせて赤道儀を操作する必要があります。星野写真では、モータードライブに任せきりでいいのですが、星雲・星団となれば赤道儀の精度が足りません。撮影用の望遠鏡とは別の望遠鏡で星の動きを監視するための望遠鏡(ガイド鏡)を取り付けて、星が動かないよう制御する必要があります。これを、ガイド撮影といいます。
昔は、人が監視していましたが、重労働です。今は、CCDカメラによるコンピュータ制御です。オートガイドといいます。
ガイド鏡は、安物でいいので2~3万円。2台の望遠鏡を取り付けるプレート3万円くらい。CCDカメラが2万円くらいです。赤道儀もコンピュータ制御ができる、自動導入タイプとなります。ソフトはフリーでいいのがあります。

http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/kenko-skyexplorer …
http://syumitto.jp/SHOP/CE93712.html

レンズですが、EDレンズを使った写真用の望遠鏡のほうがよろしい。星の写真を撮るのにオートフォーカスや自動露出などいりません。同じ写りなら望遠鏡のほうがはるかに安価です。ボーグなどには安くて結構いい望遠鏡があます。

拡散系のフィルターは、なくても不便はしません。それよりも、ステライメージのような天体用画像処理ソフトをそろえたほうがいい。

http://www.astroarts.co.jp/products/stlimg6/inde …

それと、普通のデジカメは、水素の出す赤い光がさっぱりうつりません。天体専用の冷却CCDカメラ(数十万円します)か赤外線カットフィルターを除去する改造した一眼レフでないとだめです。オリオン大星雲のように水素が光っている星雲は結構たくさんあり、比較的大きなものが多いですから、安価な望遠鏡と赤道儀でも割と見栄えのする写真が撮れます。添付の写真は、ビクセンSXW赤道儀、ミニボーグと冷却CCDカメラで撮ったオリオン大星雲です。
ただ、最初からここまでそろえる必要はありません。最初は、GPD赤道儀と普通の一眼レフから初めて自分が撮りたい天体に向いた機材を購入するほうが失敗は少ないと思います。

それと蛇足ですが、ニコンはノイズリダクションのため、小さい星が写りにくいとの回答があります。確かにキャノンに比べノイズが多いですが、少し違います。
星を写す時のノイズは、長秒時ノイズと高感度ノイズの2種類あります。
長秒時ノイズは、同じ温度同じ露出時間のときは同じパターンとなります。(低温ほど少なくなる。そのため天文用カメラは冷却します。)ですから、同じ温度、同じ露出で光を当てずに撮影すると、ノイズだけの画像となります。ノイズが入った画像からノイズだけの画像を引けば、ノイズの無い画像になります。これが長秒時ノイズリダクションです。ただ、撮影時間が2倍になります。原理的に小さな星が消えるようなことは起こりません。
高感度ノイズは、ランダムに発生します。これを除去しようとすると、星が消えることがあります。問題となるのはこれです。ですから、天体写真では、高感度ノイズリダクションは通常かけません。どうして除去するかというと、多数撮影して重ね合わせます。(星座の形はいつも同じです。ぴったりと重なります。)こうすれば、ランダムに発生したノイズは、平均化され除去することができます。
ニコンの問題点は、感度を高く設定しすぎると強制的に高感度ノイズリダクションがかかってしまい、それを元に戻せないことです。しかし、感度はあとでソフトで上げられますし多数合成すると露出時間を延ばしたような効果もあるため、実害はありません。

蛇足の蛇足です。比較明合成というのを使えば、都会でも星の軌跡が撮影できます。

http://www.itaime.com/itaime/cat6972731/index.htm
「天体写真撮影の初心者ですが…」の回答画像5
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。色々と一からご教授していただきまして。そうですね、最初は初心者は初心者なりに買い物してみます。天体処理画像処理ソフトですか、それも欲しいですね。今のところは、改造カメラやCCD冷却カメラは無理ですが、取り敢えずは赤道儀を購入してからですね。カメラレンズよりは望遠鏡ですか、それもそうかもしれませんね。好きな天体に向けて撮ってみます。

お礼日時:2010/12/13 21:21

No.3です。

星雲・星団の撮影は実例があったほうがわかりやすいと思いますので、拙作を添付します。初期のデジタル1眼レフに大昔の望遠レンズを付けて撮影してもこの位は写るという例です。

カメラ:初代のEOS KISS DIGITAL(ISO800設定)、レンズ:スーパータクマー200mmF4開放、撮影地;福島市浄土平、撮影日:2004年7月28日、ガイドパック赤道儀でガイド撮影、露出:130秒と140秒を合成
「天体写真撮影の初心者ですが…」の回答画像4
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この回答へのお礼

添付画像ありがとうございました。このような綺麗な写真が撮れるのですか、自分も早くこんな写真を撮ってみたいです。

お礼日時:2010/12/13 21:05

ビクセンの自動追尾経緯台


80ミリ屈折付き
152250円

ビクセン自動追尾経緯台
鏡筒なし97650円

セレストロン
自動追尾経緯台付き望遠鏡
102ミリカセグレン鏡筒付き
99800円

最近自動追尾は経緯台がほとんどです
赤道儀は高価ですね
100万円くらい

以上アスキー出版
星空年鑑2011年版より
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。迷いますねカメラのレンズの購入も考えていて、かといって余り妥協はしたくありませんし検討してみます。

お礼日時:2010/12/13 20:43

>ステップアップしてポータブル赤道儀の購入を考えてます。


ここがよくわかりません。質問者様はすでに何らかの天体望遠鏡をお持ちなのでしょうか?。その場合赤道儀式ではなく経緯台式のでしょうか。
つまり「赤道儀」だけを買えばいいのですか?。ということですが。
差し支えなければ、現状お持ちの機材(カメラ以外)のメーカーや機種名を補足下さい。
また、なぜ「ポータブル」と指定されるのか、それもご説明下さい。単に置き場所がないから小さい方が良いとか、車に乗せて遠征したいとか、ポータブルの方が安いと思ったからとか、いろいろだと思いますが、それによってお勧めするものが変わります。

「まだまだ初心者」「固定撮影で」という文面からするとまだ望遠鏡自体をお持ちでない、とも推測できるので一応その前提で回答致します。
メーカーはトップメーカーの「Vixen」で選べばいいでしょう。
ポータブルにこだわれば「スカイポッドシリーズ」。その中でも「カタディオプトリック式鏡筒セット」の「スカイポッドVMC110L」がお勧めです。(124,950円)このシリーズは赤道儀のみの販売は無いようで望遠鏡とのセット販売ですので、すでに望遠鏡自体は持っているなら選択外ですが。
http://www.vixen.co.jp/at/skypod.htm
望遠鏡は屈折式よりも反射式(またはカタディオプトリク式)をお勧めします。反射式の方がコンパクトで持ち運びが簡単ですし、将来的に星雲・星団を撮影したいならF値(レンズの明るさ)が明るい反射式の方が遙かに有利です。
ポータブルにこだわらなければ、同じシリーズから「反射(ニュートン)式鏡筒セット」の「スカイポッドR130Sf」(157,500円)。これだと強固な三脚が付属しますので、大きいですが安定して使いやすいです。
もう少しお安く、というなら「GP2赤道儀シリーズ」。こちらはモータードライブや極軸望遠鏡が別売ですが、まずはそれら無しで手動追尾でやってみてもいいでしょう。ステップアップしたら買えばいいのですから。
http://www.vixen.co.jp/at/gp2.htm
この中なら、望遠鏡は追尾専用で星雲星団の観測には使わない、と割り切れば「アクロマート屈折式鏡筒セット」の「GP2-A80Mf(N)」(98,175円)。または、望遠鏡にも性能を期待して「反射(ニュートン)式鏡筒セット」の「GP2-R130Sf(N)」(103,425円)。

なお、上記の価格はVixenの「正価」であって値引きのないものです。Vixenのウェブ通販サイトですと、なんと同じものがもう少し安く買えます(^^)ので通販で良ければご確認下さい。
http://www.vixen-m.co.jp/

>レンズはキットレンズの18-135 F3.5-4.5ですがレンズも良質に買い替えた方が良いのでしょうか。
これはズームレンズですか?。18-135 とズームなのにF値が3.5-4.5 であまり変化しないのは不思議です。天体写真にはなるべくF値の明るいレンズが欲しいところです。もしF3.5ならかなりくらいレンズですので、この際F1.8以上(数値的には以下)のレンズをご用意下さい。
レンズ自体の「良質」とか「粗悪」ということはあまり無いと思いますが、写った星が小さな点でなく、にじんでいたり、米粒のように細長かったりするようなら替えた方がよいでしょう。
>拡散系のフィルターも必要なのでしょうか?
「拡散系」というのを知りません。特殊な目的がない限りフィルターは不要と考えます。
>星雲、星団撮影となるとどのくらいの予算が必要でしょうか?
上記のセット望遠鏡(反射式)を買えば、そのまま星雲星団撮影も可能です。必要なのはカメラを接眼部に着けるアタッチメントだけです。ただ焦点距離が長くなるとF値が暗くなったり、追尾も難しくなるので最初からあまり長焦点を使うのはお勧めしません。できれば普通のカメラレンズで焦点距離200~300m程度のものを買って、これを望遠鏡に同架して撮影するのが良いでしょう。レンズはズームでない方がよいです。ズームレンズはレンズ構成が複雑で値段の割にレンズ性能は高くありませんから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。何もありません、あるのはEOS7Dとズームレンズと三脚とレリーズだけです。星座表を見て星座を探して固定撮影が中心です。一度岡山で見た満天の夜空を見てから、目で見た夜空を撮ってみたいなと思い、カメラを買いました。その時は赤道儀の存在はは知らず、取り敢えず綺麗な夜空を撮れたらと思って撮ってました。が、当たり前ですがどうしても星は流れてしまいますし、小学生の時に見たような写真を撮ってみたいようになりました。取り敢えず今の固定撮影からステップアップしたいんです。今住んでいるところが光害を受ける場所ですので、月に1度程度ですが車で2時間かけて6等星が見える所まで行って撮影してます。まだまだ初心者の域を脱していませんのでいきなり星雲星団は無理でしょうが、もう少し長時間露出でき綺麗な写真を撮りたいんですよね。レンズはF値1.8を検討してみます。赤道儀に関しては自分のレベルでどこまでの物を購入すればよいのか迷ってますが、高い買い物になりますので、じっくり検討してみます。

お礼日時:2010/12/13 20:37

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