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クラシックコンサートの鑑賞についてお伺いします。
長文になりますがよろしくお願いします。

先日クラシックの鑑賞会へ行ったとき、演奏中に
どうしてもお手洗いに行きたくなり席を立ったのですが(その時は係員の人はいませんでした)
お手洗いから席に戻ろうとしたときに扉の前に係の人が駆け寄ってきて
入らないでほしいと頑なに入場を拒否されました。
ロビーで座って待っているか、一番後ろで立ち見で見ろと言われました。

途中楽曲と楽曲の間で入ってくる他のお客さんを目撃していたので
次の楽曲が始まる直前に戻ってくればいいかという気持ちで席を立ちました、
(いつもなら休憩中にお手洗いに行くので、演目中には席を立たないようにと心がけてはいますし、客なんだから好きな時に行って帰ってくればそれでいいなんて考えはありません。)

結局押し問答の末、第4楽章の始まる直前に席に戻る事が出来ました。
今回は特別に許すけれど、二度とこのような事はしないでほしいと釘を刺されました。

演目はベートベンの第九、途中休憩なしの90分ぶっ通しの演奏会でした。
席を立ったのは第三楽章の演奏中。
トイレに行く事も考慮してホールの右サイドの一番後ろの列
比較的扉に近い席に座っていたので、
静かに席をたてば迷惑にならないと思っていたのです。

今まで色々な舞台、コンサートへ行った事がありますが、こんな事を言われたのは初めてです。

クラシックコンサートとは基本的にこのようなものなのでしょうか?

体質的にトイレが近く、途中で入場が一切許されないのだとしたら
クラシックコンサートの観賞会へ行くこと自体考え直さなければなりません。

事前に途中で休憩が無い事、途中入場は不可で有る事の案内、
アナウンスは一切ありませんでした。パンフレットにもそのような記載がありませんでした。

こういった事は常識として知っておくべきで、
そういった案内が無いのは当たり前なのでしょうか?

家に帰ってコンサートホールのwebサイトを見てみると
演目によっては演奏中の入場は不可、遅れてきたりした場合は
ロビーでのモニター鑑賞になりますといった文言がありました。

常識的に考えて、他のお客さんの迷惑になるからというのはもちろんだと思うのですが
それ以外に理由があるようでしたら教えて頂けないでしょうか?
高圧的な態度で対応されて、とてもじゃないけど楽しい気分になんてなれず、
そこまで頑なに拒否する理由っていったい何なのかと切実に考えてしまいます。

取り留めのない文章ですがよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんばんは



クラシック音楽を堅苦しく考えすぎな係員ですね。

こういう方がクラシック音楽をとりつきにくくしていると思います。
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この回答へのお礼

クラシックが大好きなだけに、今回の対応はとても残念でした。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/28 11:07

うーん、高圧的な態度で接するというのは、あまりいい係員とは言えませんね。


理由としては、他の人の迷惑になることと、演奏者の迷惑になることが考えられます。

楽章の切れ目というものは、ただ音が鳴っていないだけで曲が終わっているわけではありません。実際に、一つの楽章を演奏し終わったら、間髪入れず、すぐに次の楽章を演奏し始めることもあります(これは、奏者の間合いの取り方によるものだったり、曲全体の構成を考えてわざとそうしている場合があります)。そのときに、途中入場する人がいると、その人が席に着くまえに演奏が始まってしまいます。席に着くまでに他の人の前を通ったりすると、その人の邪魔になるのは容易に想像できますし、ホールはよく音が響くので、しーんとした中でごそごそ音がすると目立ちます(とくに靴の音は響かないものでもかなり目立ちます)。また、席に着くまで演奏を待ってもらうなんてことも演奏者の迷惑ですから出来ません。途中入場を認めない演奏者もいるようです。

「どこまで例外を認めるのか?」ということもありますし、休憩以外の入場は理由があっても認めないこともあるということは知っておいたほうがいいと思います。ある有名な評論家の記述の中に、ヨーロッパのある演奏会にどうしても外せない用事で遅れてしまったときに、中に入れてもらえず、しかたなく二重扉の間で演奏を聴いて、扉の向こうから漏れてくる演奏に感動したというエピソードがあります。ですので、途中入場が認められないケースは、日本だけではありません。

基本的に、入退場の可否は公演ごとに決まっています。また、入退場できる場合でもプログラムの進行を考えて「この曲とこの曲の間のときに」とか「1~2楽章の間で」とか他の人の迷惑にならないように決まっていて(今回は多分そのケース)、それ以外では入場はできないこともよくあるので、事前に確認は必要かと思います。

以下のページの真ん中くらいから、コンサートホールのレセプショニストの視点で途中入場に対す考えが述べられていますので、読めばなぜ係員がそんな対応をしたのか理解する手助けになると思います。
http://ameblo.jp/dolcisspf/archive8-201008.html# …
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この回答へのお礼

丁寧に回答をして頂いて感謝しております。
リンクして頂いたサイト読ませて頂きました。
お客さんに演奏を楽しんでもらいたいとの心配りからだと知り深く納得しました。
逆からいえばこういった方々の心遣いがあるからこそ素晴らしい演奏会に仕上がっていくのですね。指揮者や演奏家の方々の頑張りだけでなく
決して表側からは見る事とない、裏方の努力がある事を知りました。

その事を踏まえ、事前に確認をするなどして
これからもクラシックコンサートへ楽しんで行きたいです
ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/28 11:27

ベートーヴェンの第九で、三楽章と四楽章の間なら、係員が止める可能性はありますね。


通常、交響曲の楽章簡は、時間が空くことが多いのですが、例外があります。ベートーヴェンだと
第五番の三楽章から四楽章:これは三楽章の終わりからずっと四楽章へかけて音楽が続き、四楽章冒頭のファンファーレになります
第六番の三楽章から五楽章:ここも村の祭りから嵐、嵐の後と、続けて演奏されます。

件の第九も、演奏者によって(というか、かなり多くの場合)、三楽章が終わると休憩なしで、すぐに四楽章に入ります。つまり、こういう演奏の場合、楽章間というものがないのですね。そして、そういう場合には、係の人は入場を断るでしょう。

ただ、忘れてはいけないのは、交響曲はすべての楽章で一つの曲であるということ。楽章と楽章の間は、楽曲と楽曲の間ではないのだということですね。
まぁ、ベートーヴェン以前の交響曲なら(と、いうかベートーヴェンの第九やマーラー、ブルックナーという例を除けば)、交響曲の演奏時間は大体30~40分ですから、そういう長い曲を避けるようにすれば、大丈夫だと思いますよ。
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この回答へのお礼

今回はとてもいい勉強になりました。
これにめげすこれからもコンサート楽しみたいです。
長い曲を避ける形で演奏会を選んでみようかと思っています
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/28 11:37

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