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リサイクルって、回収されても、数パ-セントしかされないと聞きました。缶やビンは、どこに集められ、どんな過程で、粉砕して、生まれ変わっているのか、どんなものになり、どれだけが再利用されているもの。リサイクルは、本当にやっているの、企業の戦略ではないかと思えるのですが!

A 回答 (3件)

リサイクル(再生)と、リユース(再利用)と、リデュース(削減)の区別をしなければなりません。



まず、リユースですが、日本では昔からやっていた一升瓶や牛乳瓶の洗浄再利用ですね。
最近ではリユースされる一升瓶や牛乳瓶に代わって缶入り飲料や紙パックの利用が増えたので、リユースは後退しています。。ドイツ人はこの点でしっかりしており、企業内の飲料販売など、いまだにガラス瓶販売で、リユースしています。

リデュース(削減)は使用量を削減するものです。
同じアルコール類の販売でも、小さな四合瓶を何本も使うより、大きい一升瓶を使用した方が、ガラスの消費が少ないです。
かつて、日本の酒や醤油は大きな一升瓶での販売が中心でしたが、最近は手軽な4合瓶やもっと小さな卓上瓶の使用が増えてしまいました。一升瓶をぶら下げて帰宅するのが格好悪いと考える主婦が多いと聞きます。

リユースもリデュースもできないときに、リサイクルということになります。
リサイクルは製品を破壊し原料を取りだし、その原料を使用して再度製品にするわけですから、当然、大量のエネルギーを消費します。とくにガラスなど重量のかさむものや、紙などのエネルギーを消費するものはリサイクルではなくて、リユース、リデュースに戻さないとイケないと思います。

瓶や缶や、新聞紙など、日常生活の消耗品に目が行きがちですが、資源問題として問題なのは、大きなもの、例えば住宅です。
むかしの(戦前の)日本では、住宅を建てると、10年、20年ごとに修理・修繕をして、50年~100年も使うことが当り前でしたが、戦後の復興期以降、安普請をして30年で建て替えるという大量消費があたりまえになりました。
日本はもはや戦後の復興期ではありませんので、100年使える頑丈な住宅を建て、内装や外装など痛む部分だけを交換して大切に使うことを考えなければいけません。

30年経った住宅を手入れして後30年使えるようにするリフォーム事業に1000万円掛かるとしましょう。
この住宅をすべて壊して新しい住宅を建てることには3000万円かかるとしましょう。
1000万円のリフォーム事業をやるよりも、3000万円の新築事業をやるほうが企業の売上が大きいですから、企業側では新築のための大々的なコマーシャルを実施し、消費者を新築の方に誘導しようとします。

いまあるものを大事に使う事、そしてもし新しく作るならば修繕・修理で末長く使えるものを選ぶのが消費者として究極の環境対策になりますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/09 23:24

>缶やビン


アルミ缶やスチール缶は金属の粉砕業者の所へ持ち込まれます。それをまた分別して粉砕機で粉砕するなり圧縮機で圧縮したりして再利用しやすい形に成形します。それがある程度溜まってから今度はアルミ缶やスチール缶等を造る会社等に持ち込んで溶解する等して成形し再びアルミ缶やスチール缶へと成形する。という流れになっています。
瓶の場合もほぼ似た様な流れですが、粉砕業者に持ち込んで再加工出来る形にする場合と、洗って再利用する場合とかあります。中身にもよるでしょうが、割れてなければ洗う方に回されています。但し、瓶がプラスチック製だったりする場合はプラ容器に回せる物は溶かして再利用の方に回しているみたいですが、それ以外は燃やしたり埋め立ての方へ回しているみたいですね。また、缶や瓶でも医療用の用途に使われていた物は衛生管理上再利用が難しいので、高度な滅菌処理を行って再利用するか高温の密閉型の炉で燃やすしかないみたいです。
>回収されても数パーセントしかされない
何をするにしてもエネルギーは消費します。行程が増えれば当然エネルギーは消費されます。エネルギーが消費される為には当然その分の人員やら機械やらが要りますよね?物を作るにもエネルギーはいりますから、なるべくエネルギーは使いたくない。エネルギーは無料じゃないですし、人員やら機械やらの経費だって低く抑えたい。で、そういった数値になってしまうのです。因みに出てきた数値っていうのはあくまでも目安ですので絶対値という訳ではありませんので念の為。
>企業の戦略ではないかと
戦略を行わない企業は寧ろないのでは?企業は慈善団体ではありません。エネルギーをいかに効率良く消費して儲けられるとかやらないと生き残ってはいけませんし、フルリサイクルしたとしても現状ではリサイクルでない原料を買って来た方が安いでしょうしね。
>リサイクルは本当にやっているの
やっています。但しフルリサイクルは上述にもある様にエネルギー効率の問題や衛生上の制約(粉砕やら溶解の行程をすり抜けたりする物もあるので;)もあって行うのが難しいかも?
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ご質問は何でしょうか。

ちなみにリサイクルについては、お近くの役所へお問い合わせになると、いろいろと教えてくれますが。施設の見学も、たいてい可能です。
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