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高周波でよく「λ/4の伝送線路」という言葉が出てきて、例えば増幅器のバイアスをかける箇所で使われるみたいですが、どんな役割をしてどんなメリットがあるのでしょうか。

A 回答 (1件)

1端が線路の特性インピーダンスで終端されていない伝送線路は共振回路として動作します。



特に1端がアースされたλ/4の伝送線路を他端から見た場合はインピーダンスが無限大(理想的な場合)になります。
その為、バイアスを掛けるところにλ/4の伝送線路をつないでもインピーダンスが大きいのでその影響を抑えることができます。

バイアスを与えるために抵抗やコイルを使用する場合はそれらの浮遊容量の影響で信号が減衰したり、予期しない共振の影響が出る事が有ります。

伝送線路によるバイアス回路の説明はここで
http://www1.sphere.ne.jp/i-lab/ilab/kairo/k7/k7_ …
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。

> 特に1端がアースされたλ/4の伝送線路を他端から見た場合はインピーダンスが無限大
 (理想的な場合)になります。

なぜ上記の場合にインピーダンスが無限大になるかがわからなかったので、自分なりに
考えてみたのですが、正しいでしょうか?

 共振周波数の信号において、以下となる。
  信号とバイアスとの接点Aからλ/4の距離にあるアースまでに90°位相が遅れる
  → アース面では全反射・逆位相の信号となる
  → 反射された信号がλ/4の距離にあるA点までに90°位相が遅れる
  → A点では、元の信号と反射して戻ってきた信号は同位相になる
  → つまりA点からみると何も繋がっていないのと同じ
  → インピーダンス無限大

お礼日時:2011/02/28 21:50

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