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クーラー等に付いている外部からON/OFF信号を受け付けるHA端子を調べています。HA端子に直接外部信号が入らないようにフォトカプラで絶縁するIFUという外部アダプタがあります。
HA端子は、JEMA-HAとして規格されています。電話やインターネットから機器をON/OFFするためのものです。
IFUを分解し、回路図を起こしてみました。
IFUには機器(クーラー)にON/OFFを伝えるコマンド側回路と機器のON状態、OFF状態を伝えるステータス(モニター)回路が入っています。それぞれにフォトカプラが1つづつあり絶縁しています。機器側は5Vの電圧がかかることが想定され、操作側(テレコン)には5Vから30V程度の電圧がかかることが想定されています。コマンドラインが200msec ONだと機器側はONまたははOFF(トグル)となります。機器がONだとモニター側がONになります。
フォトカプラの入力側、出力側それぞれに逆接続防止のダイオードがあります。このダイオードの前に0.0033uFのセラミックコンデンサが付いています。
よろしければ下記PDFをご参照下さい。
http://www.infosocket.co.jp/cbus2/doc/ifu.pdf
上の図は、IFUの基本構成回路です。
中段の図は現物から起こした回路図です。電気回路に詳しくないので間違いがあるかもしれません。上段の図とは左右が逆になっています。
下の写真はIFUの実装側とフォトカプラ側です。コンデンサを調べるために回路を切っています。

フォトカプラにによっては、パスコンが必要なものもあるようです。
しかし、この写真の位置のセラコン(?)はフォトカプラから離れており、ダイオードのそばです。

このセラコンの意味と回路図にあるTC1とTC2をブリッジしている10kΩの抵抗の意味をご教授下さい。
信号回路に基本なのかもしれませんが、参考となる情報のURL等をお教えいただけると助かります。

質問の仕方、ネチケットに違反する場合はお教え下さい。

A 回答 (3件)

1.入出力端子のセラミックコンデンサ


 これは入出力端子に挿入された抵抗と一体で働き、いわゆるLPFとして機能します。つまりノイズによる誤動作を避けるためです。

2.テレコンからの信号入力端子に挿入された10kの抵抗
 この抵抗がないと、フォトカプラのダイオードがONとならない電圧レベルではコンデンサに蓄えられた電荷の逃げ道は、テレコン側から逃がさなければなりません。
しかし、もしテレコン側がリレーその他の手段で電圧のON/OFFをしているとすれば、テレコン側からの逃げ道がないことになります。
それを避けるために、テレコン側から電圧がかかっていない場合には確実にコンデンサの電荷を0にまで放電するように、この抵抗を設けてあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
IFUは機器側と1.9mのケーブルで接続されます。エアコン等のそばに配置されることも多いです。またテレコン(テレコントローラーです。)と呼ばれるコントロール機器とは数十メートル離れて接続されることがあります。この配線に乗るノイズのことは当然考慮するべきなのだと思います。
IFUの標準回路ではノイズ対策部分が無く、機能面で必要十分な部分しか提示されていないのは当然のことかと思います。
LPFを含めてノイズ対策についてもう少し調べてみたいと思います。
10k抵抗の件は、なるほどと思いました。正常時の動作条件でしか回路図を見ることが出来ないで質問してしまうのは初心者だからですね。
もう少し勉強してみます。
丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/09 19:43

セラミックコンデンサ0.033uF


 ノイズ防止、サージ吸収等
10KΩ
 フォトカプラーの発光ダイオードは比較的少ない電流値1mA以下でも
 発光、動作する可能性があり、またこれを駆動するオープンコレクターなどの駆動側のオフ時の漏れ電流が少なからず生じるため、確実なオフ状態を維持するために設ける設計者がいます。これがないと実用面で不安です。
ついでに並列のダイオードは
一般的なフォトダイオードの逆耐圧は数ボルトと低めです。このため保護としてダイオードを入れます。トランジスタ側も同じような意味と思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
IFUの標準回路はJEMAで規定されています。ちょこっと作って自宅のエアコンに接続してテストする分には問題なく動作しますが、商品として売られているIFUにはいろいろな回路が不可されています。
実用面を考えて付加されているこれらの回路は電子回路初心者にはわかりずらいものです。
回路を設計するには正常時以外の部分にも考慮する必要がるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/09 19:34

回路図を見ていないのでなんともいえませんが、そのダイオードと抵抗、そしてコンデンサーは、チャージポンプ回路だと思います。



「チャージポンプ」とは、検索して調べてみるとよいかも知れませんが、電圧を上げることで、後段の回路を駆動するための回路。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
チャージポンプ回路に詳しくありませんのでもう少し勉強してみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/09 19:44

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