人生最悪の忘れ物

 あくまでTVでの情報なんですが、まったく作業が進んでいないと聞いています。理由は、作業員の安全を確保できないからだと。
 そこで質問です。わたしの記憶に寄れば、放射線と熱に対して強い耐性を持つ服は、この世でおそらく宇宙服くらいなのではないかと思います。宇宙服の欠点は、地上での作業を想定していないためえらい重いというのと、値段がとんでもなく高いということです。
 この宇宙服を福島原発内での作業に使えないものでしょうか。
 詳しい方、ご意見を下さい。
 

A 回答 (4件)

No.2です。


追伸:
福島原発で問題になっているのは「大量のγ線」と「若干量の中性子線」の二つ。
核分裂が起こっていない状態の、燃料棒は、水につけると、γ線も中性子線も激減します。
だから、今、必死になって、水浸しにしようと頑張っています。

因みに、中性子線を防ぐことが出来る防護服は地球上に存在しません。
http://www.kepco.co.jp/bestmix/contents/17.html
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放射線にもいろいろな種類があります。


α線はエネルギーは強いけれど、透過能力がないので、簡単に遮蔽できます。
γ線はエネルギーは弱いけれど、透過能力が強く、鉛10cmが必要です。

現在、福島原発でどのような放射線がどれくらい出ているのかは不明ですが、
γ線が多いと、どんな素材を用いても防ぐことは難しいでしょう。

また、放射線によって、素材が放射能を帯びる可能性もあります。

定量的な判断材料は持ち合わせていませんが、
安全を確保できないとは、防護服でも防げないと考えることが出来ますから、
相当の放射線がある状態なのだと思います。

ちなみに、ロボットを用いるという方法ですが、これも簡単ではありません。
ロボットの制御には、半導体が用いられていますが、
放射線が多い環境では、その放射線によって誤信号が作られてしまいます。
簡単に言えば、故障してしまうわけですね。

チェルノブイリでも、遠隔操作のロボットを用いて作業を行っているようですが、
放射線が強いと、10分で故障すると、本に書かれていたと記憶しています。

この回答への補足

*お礼補足
 こうなると、安全設計云々も大事ですが、事故対応についても今後は研究が必要だなと痛感しました。
 ありがとうございました

補足日時:2011/03/17 01:55
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この回答へのお礼

 ご説明、ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/17 01:28

全身を0.3mmの鉛で包んだ「高レベル放射性汚染防護スーツ」を、酸素ボンベを背負ったまま、原発作業員は着用します。


宇宙服よりも放射線遮断能力が高いスーツです。
たしか一着、ボンベ込みで100万円以上。
着用回数(寿命)は5回程度だったと思います。

ただ、このスーツを着装しても、現在の炉心近くでは10分程度しか作業できない困った状況です。
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この回答へのお礼

 ご説明、ありがとうございます。
 宇宙服は、着る宇宙船と呼ばれ、過酷な宇宙空間と放射能を含む強力な紫外線にも耐えられると聞いたので何とかならんかなと思ったのですが、所詮素人考えでした。

お礼日時:2011/03/17 01:34

まあそうですよね。

でもロボットとかもっと利用できないんでしょうか、どうでもいい時に自転車に乗ったり握手したり走ったりやたら出てきてましたよね。
こんな時何とか利用できないのでしょうかねえ勿論バッチリの仕事はしないでしょけど、放射線が強くて人間が行けない場所などに、カメラで撮影に行くとか放射線測定器を持って行くとか。

肝心の時役にたたないやつですね。

ほんとしょうもないとき出てきますよね ロボットって 世界一とか自慢してたくせに どんくさいやっちゃ
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この回答へのお礼

 一応災害用ロボット実用可能みたいですが、まだ小さい隙間に入って人を探す位の性能しかないようですね。
 でも、壊れてもいいから中の状況をきちんと把握してその情報を持ってこれたら、少なくとも情報不足でいらぬ誤解を回避できるかもれませんね(逆にその情報のせいで混乱が増えてしまうかも)。
 ご説明、ありがとうございました

お礼日時:2011/03/17 01:40

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