プロが教えるわが家の防犯対策術!

私の知人が、福島原発に働きに行きたい、と言い出しました。
要約すれば、ざっと以下のような話です。

とある知り合いから、原発で働いてみないか、と誘われた。
その知り合いが言うには、今、福島原発では、事故処理関連で、現場作業員が大幅に必要になり、その人手を集めている所だ、との事。
被曝リスクが大きいため、手当は1日当たり20万円ほど貰える(実質約27万支払われるが、内7万は、仲介料として引き抜く、との事)。

この「知り合い」とは、その「筋」の人です。過去に彼(私の知人)は、その世界におりまして(今は足を洗っています)、そのつながりで、今もなお、個人的なお付き合いを続けている知り合いが幾人か居るようです。

彼は、彼なりに真剣に考えています。リスクについても彼なりに考えています。
(具体的にどういう作業を行なうのか?)
(水の中にはいるのか?がれきの処理なのか?)
(作業の際の防護服は、酸素マスク等、完全装備なのか?)
(いち日何時間働けるのか?)
(万一被ばくした場合の保障はあるのか?)
(給料は日払いなのか?月払いなのか?)
(半年仕事に行くつもりでいるが、被ばくして大きな後遺症の残る確率は何パーセントなのか?)
、、、等々

「そんな簡単に儲かるうまい話はない、踊らされているだけではないのか?」
「その知り合いは、信用出来るのか?うまく利用されて、大きなリスクを背負わされた挙句、せいぜい10数万渡されるだけで、使い捨てにされるのではないか?」
「被曝限界量に達した時点で、それ以上働かせてはもらえないのではないか?」

私は強く反対しておりましたが、何だか段々よく解らなくなってきました。
長く、お金とは縁のない生活を続けてきた彼が、リスクを承知の上で、何百万という大金を手にしたい、このチャンスを逃したくない、という気持ちも解らなくはありません。
私も、この話の実際がよく解っていないので、むげに反対ばかりもできません。
インチキでも何でもなく、「リスクに見合った給料が確実にもらえる」、というまともな話であるならば、行ったって良いのではないか、とも思い始めています。
今、国民の為、世の中の為、立派な仕事だとさえ思います。

彼の人生だから、彼自身が決める事だから、強引に引き留めるほどのお節介はする気もありません。
ただ、事実を知らずに、人生を棒に振ってしまうのを傍観している訳にもいかないので、

どなたか、この手の『仕事』の『実際』を詳しく知っている方がおられましたら、具体的にお教え頂ければ、大変有り難く思っております。
ぜひ、宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

>被曝リスクが大きいため、手当は1日当たり20万円ほど貰える。


おそらく1日分はもらえると思いますが、おっしゃるとおりその1日の作業により法律で決められた被ばく限度量に達してしまうと思われるので、向こう5年間は被ばくする可能性があるような作業に従事できません。つまり、5年に1回しかこのアルバイトは出来ないと思ってください。使い捨てといえば使い捨てです。

彼の考えているリスクについてですが、
(具体的にどういう作業を行なうのか?)
電気工事士などの資格があれば、そういった作業もあると思います。
なければガレキ処理など簡単な作業(アルバイト)になると思います。
(水の中にはいるのか?がれきの処理なのか?)
同上
(作業の際の防護服は、酸素マスク等、完全装備なのか?)
完全装備です。酸欠の恐れがある場所では酸素マスクも必要でしょう。
(いち日何時間働けるのか?)
ここ重要 → 被ばく量から言っておそらく数分~数十分しか作業させられません。
(万一被ばくした場合の保障はあるのか?)
被ばくしてすぐ現れるような症状であれば明らかに放射線の影響ということで保障されるかもしれません。
一方がんのように後から現れる症状の場合は、放射線の影響でなったのか生活習慣のせいでなったのか証明できなければ保障されないでしょう。
(給料は日払いなのか?月払いなのか?)
1日しか働けないので、日払いでしょう。
(半年仕事に行くつもりでいるが、被ばくして大きな後遺症の残る確率は何パーセントなのか?)
仕事は1日で終わると思います。あと、後遺症の残る確率については明言できません。

被ばく量が少なければ何日か働けると思いますが、大金を手に入れられるほどではないでしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧にご回答くださいましてありがとうございました。
状況がよくわかりました。
4日に1人、支社が出ているとか聞いたらしく、リスクに見合わないと判断したらしく、行くのをやめたそうです。
お騒がせ致しました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/08 08:46

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