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最近、キャンプで使うガスランプ(キャンプテンスタグ製)に放射線物質が含まれていることをネットで知りました。具体的には、ガスランプの発光帯を作るためのマントルに放射線物質トリウムが含まれているらしいことを知りました。
#発光帯は、布製のマントルをガスバーバーで燃やして灰状に固まったものです。
#発光帯は衝撃で壊れるための、予備のマントルをストックしています。

マントルはこんなものです
http://penpalboshu.blogspot.jp/2012/02/blog-post …

ガスランプの発光帯は、マントルを燃やして灰状に固まったものですが当然、放射線物質トリウムが残存していると思います
現在、同メーカーのランプとマントル(予備) を所有しているので人体への影響を考えると心配です。
いっそ処分すればすっきりするのですが、キャンプ行く際には必要なので、マントルの放射線の
安全性を確認しておこうと思い質問させていただきました
初歩的な質問ですが、疑問点についてアドバイスいただければ助かります。

参考値;
少しググったところγ線は2マイクロシーベルト、β線は18マイクロシ-ベルトあるようです


★以下質問になります
現在、ランプ本体とマントル(予備)は、屋外の物置に保管しています。
内部被爆は誤って口などへ入れないように注意することだと思いますが、屋外の物置に保管している状態で”外部被爆”の可能性はありますか? 
外部被爆の可能があるとしたらどのような場合ですか?
現在の保管方法(屋外の物置内)は安全ですか?


以下ガスランプ、マントルからの放射線被爆の可能性についての考えです。
実際キャンプへ行くと、ガスランプを点灯したり、移動させたり、持ち運んだりする際、当然、ガスランプの放射線にあたれば被爆する。また普段、物置内に保管中に被爆の可能性があるとすれば、物置から他のものを出し入れ時に被爆するかと思います。
これ以外、たとえば、屋内の人体へ影響するようなことが有れば教えてください。


あと年間被爆量は次のような計算でよいのでしょうか
上記のガイガーカウンタでγ線が2マイクロシーベルトであった場合、同放射線物質を、常時、肌に付けていたと仮定して場合、1年間の被爆量は2x24(1日)x365=17520マイクロシーベルト=17.5ミリシーベト となる。(ガイガーカウンタの単位不明なので1時間としています)

補足;
私はガイガーカウンタを所有しておりません。ガイガーカウンタの数値はネットからの情報を参考値として引用しています。


以上です

A 回答 (2件)

放射線施設に勤務している者です。



ご質問のマントルは、放射線を出すものとして自分の勤務しているような施設では結構有名で、一般向けに公開実験や実習をする際に放射線源としてよく使用していますし、他の施設でも同様に使用されていると聞いております。
ちなみに霧箱のサンプルとして使うと、結構なα線が飛んでいるのが観察できます。

確かに書いてあるほどのガンマ線を出しますし、それがホームセンターなどで結構扱われていますので、知らずにびっくりされる方が多いですね。

-----------以下回答内容--------------------------------------------------------

まずは記載してある内容について、1点のみ気になりましたので、書かせていただきます。

ブログ、動画ともにで使用されている測定器での測定値についてですが、β線で測定した際に表示がμSv/hになっています。これについて、少し書かせていただきます。

β線の実効線量、等価線量への換算に用いる換算係数はありますが、実はβ線はγ線と異なり、核種によりそのエネルギー最大値が決まり、実際には連続スペクトルをとりますので、核種ごとの換算係数には大きな違いがあります。
そのため、通常はcpsやcpm(cpsは1秒当たり、cpmは1分あたり何本の放射線が測定器の検出器部分に入ったかという意味です)の表示が一般的でして、ブログや動画の検出器でも、本来の用途でない使用方法をとっており、その数値についてはかなり高めに(おそらくは1桁ひょっとしたら2桁)数値が表示されていると思われます。
ちょっと探してみたのですが、参考URLは動画のTERRA-Pの仕様などについて書かれています。
このページの右下を見ていただきたいのですが、β線測定モードでは「汚染の有無を確かめることができる」と書かれているのをご確認ください。
数値については大きく出てますが、放射線が出ているかの確認のためにしか使えないということです。
実際には、マントルからβ線も結構な量出ていますが、換算したところで18μSv/hというような数値にはなりません。
機器の仕様について、正しく理解して使用することも非常に大切とわかっていただければと思います。

さて、ご質問についてですが、まずは外部被ばくについて

保管方法は全く問題ないと思います。
通常の生活空間より高くなるところができることは確かですが、ごく狭い範囲に限定されるため、日常的に被ばくし、人体影響のあるほど多くの量の放射線を浴びるということは考えなくていいかと思います。

ブログや動画を見せていただきましたが、測っている距離がかなりサンプルと近いことは分かっていただけると思います。
放射線による被ばくを考える際に重要となるのは時間・距離・遮へいです。
件のマントルは多く見積もって1~2cm程度の距離でご記載の数値になっていることはご理解いただけるかと思います。

では、物置内で例えばマントルから50cmの距離で作業された場合を考えてみましょう。
マントルからの距離が少なく見積もっても2cmから50cmで25倍になっています。
空気による遮へいは安全側を取り、ないと考えてみますと、線量は距離の2乗に反比例しますので、その場で受けるγ線は

2(μSv/h)*1*1/25*25=0.0032(μSv/h)

お住まいの地域での放射線量が分かりませんが、おそらくは0.07~0.13μSv/hの範囲だと思いますので、その数値は小さいものだと理解していただけるかと思います。
距離が離れれば線量はもっと小さくなります。
もちろん、線源となるマントルの数が多ければこの数値は上がりますが、保管状況を考えますと、物置の外まで影響があるような量を所持してらっしゃるとは考えにくいですよね。

また、キャンプなどの際の影響ですが、マントルは確か3枚入ったパッケージで売られてたかと思います。
マントルの枚数(一度に使うのは1枚かと…ランプが2個なら2枚ですが)、ランプからの距離を考えても影響・問題はないと考えていただいて大丈夫ですよ。

年間の被ばく量についての計算ですが、計算はご記載のとおりです。

---------------以上回答内容-------------------------------------------

長文となりまして申し訳ないですが、参考となりましたら幸いです。
不足等があれば追記いたしますので言ってください。

参考URL:http://image.itmedia.co.jp/l/im/bizid/articles/1 …

この回答への補足

rkobayashi 様

大変詳しく説明いただき大変感謝いたします。ありがとうございました。
心配していた外部被爆については説明いただいた内容で安全だと納得できました。
またwebにアップされていたガイガーカウンタは直接マントルに押し当てて測定して
おり極めて至近距離での測定であることも理解できました。

申し訳けございませんがご説明の以下内容について再確認させてください
説明文「  」の日常の生活空間より高くなるところ、とはどういうことでしょうか。

====
保管方法は全く問題ないと思います。
「日常の生活空間より高くなるところができることは確かですが」省略
====



以降は新規質問になります。こちらについてもご教授いただければ幸いです
なおrkobayashi 様も同マントルを扱っておられるようなので少し具体的になりますがご容赦ください


内部被爆等の事故回避について

Q1,
ビニル袋に入れあるマントルを、袋の外から素手で触ると除染必要ですか?


Q2,
素手でマントル自体を触った場合、除染は水道水の手洗いで十分ですか。


ps
マントル自体にトリウムが配合してあるならマントルを触れば放射性物質が手に付着すると思い、このような質問させていただきました。念のために今週末の休みにでもガスランプ、マントルの保管状況を確認しようと考えているところですが、その際にマントルを触るかも知れないからです。

(自分はDIYが趣味でペンキや農薬を使っています。良い例ではありませんが、たとえば農薬を扱った場合は、手洗い・うがいを行い、また作業服はすぐに洗うように注意書きあります。マントルにはこのような注意はなかったと思います)

以上です

補足日時:2012/07/04 01:28
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この回答へのお礼

rkobayashi 様

内部被爆は、「手洗い等」で防げることで一安心です
ガスランタンへマントルを取り付けて3-4年目になりますがまで破損もなかったので
実際には交換予定はないのですが、いざ交換となると放射能や被爆が頭をよぎり一日悩んで
いましたが少しスッキリしました。ありがとうございました。

追伸
こちらへ質問する前にパール金属のQ&Aを確認したのですが本件に関する情報は一切開示
されていませんでした。
隠蔽とは思っていませんが、昨今、放射能のご時勢なので、放射性物質のマントルであることをキチント開示していただきたいですね。

お礼日時:2012/07/06 01:11

No1にて書かせていただいたものですが、再度投稿させていただきます。



>説明文「  」の日常の生活空間より高くなるところ、とはどういうことでしょうか。

ガスランタン用のマントルがあることにより、その場に放射性物質が存在するため、その場において(この場合は物置のマントルの極直近の狭い範囲において)自然放射線で出る値より高くなる場所はできてしまいますよという意味です。
深読みさせてしまったようですいません。
もちろん、その場の線量、作業される時間などを考慮しても、影響のない数値変動ですので、ご安心いただければと思います。

内部被ばくについて、次に書かせていただきます。

まずQ1ですが、

袋の上からということで、直接手に触れることもありませんので、手が汚染される心配はありません。
ただ、気になられるようでしたら、手袋をする、手を洗うなど、農薬などを触る際にしていることと同じようにしていただければそれで十分です。

Q2について

自分もキャプテンスタッグ社製のマントル(規格はM-7909等)で霧箱の観察サンプルを作ったりするために直接触ったり、マントルをほぐして分けたりした経験からですが、石鹸による手洗いで除染は十分です。
ほぐしたりしなければ、手に多くのものが付くということはないと思いますのですが、気になられるようでしたら使い捨てのゴム手袋をして作業していただければ十分です。
ちなみに、トリウムは繊維に固着してあるらしく、簡単には取れないようになっているようです。


余談ですが、いわゆる避難者の測定や除染作業などについても仕事でかかわっておりますので、その点から一つ。

触ることでどの程度の汚染があるかは、実際に触って放射線測定器で測らないとわからないものですから、気にされるのも十分わかります。
ただ、汚染といっても、放射性物質が体に付着するだけですので、いわゆる汚れを落とす作業(水洗いなど)でほとんどのものが落ちます。
また、特別な薬剤などを使って除染するわけではなく、市販の石鹸やハンドソープ、食器洗い用洗剤などで効果は十分にあります。
目に見えない、放射線を出す汚れがあるということですので、普通のものはそれで十分落ちるということです。

またの長文、失礼いたしました。
参考になりましたら幸いです。
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