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今更ながらなのですが、原発の映像を見て何時も不思議に感じた事があります。
それは原子炉の建屋の前にあるタービン棟か復水棟か分かりませんがこれがあまり壊れていません。
位置関係では反応炉建屋を津波からブロックしている様に見えます。
即ち原子炉建屋は津波の襲来には耐えた様に見えるのです。
ただ入り口のシャッターが弱点でそこから海水が入り、地下にあったディーゼル発電機が使用不能になった結果バッテリーによる冷却に切り替えられ、それが途絶えその発熱でジルコニウムを酸化して水素が出たとか。
ただ分からないのはバッテリーで冷却していたとされていたにしては水素が異常に多く、異常に早く建屋に発生して貯まった事です。しかも爆発は地震の翌日でした。
バッテリーによる冷却がどれほどの効果があり、どれ位続いたのか疑問を感じます。
見た目ではバッテリーによる冷却はほとんど効果が無く、地震と同時に水素が異常発生したのでしょうか?
それともそれ以前に既に建屋に水素が溜まっていたからではないからではないでしょうか?
そう思えて仕方ないのですがご意見を伺いたいと思います。

A 回答 (5件)

どちらにしても、被災当初の被爆量の数値は極秘扱いです。



地震では、壊れなかったのだと思います。つなみでは、やられたのでしょう。

そんなこと、今となっては意味がありません。

問題は、メルトダウンして、いまでも、炉を冷やさなければならないこと

一日600トンものみずで、冷やしていること。その水をどうするかが、

大切なのです。そして、このような、福島原発を使い続けた人たちを

告発する必要があると思います。だれも、責任が追及されずに

国のお金、何百億円、何千億円もだされたのでは、たまりません。
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この回答へのお礼

そうです、今となっては言っても仕方ない事ですが当初は資料写真だけで分からなかったのです。
今は安定して停止させる事に専念すべき時ですから。
デマには踊らされたくありませんが東電、政府のアナウンスが今一つ信用出来ないのも私にとって悲しい事実です。
地震当初から隠蔽があったのではないかと疑惑を持ったので遅まきながら質問をアップしました。

有難う御座いました。

お礼日時:2011/04/16 05:35

状況ですが。

。。

1号機はポンプがバッテリー駆動できなかったこともあり燃料の損壊が70%にも上るのではないでしょうか?
12日15:36 爆発

2号機は、バッテリーは12日 1:15には完全に切れています。

3号機は、12日 1:15にはバッテリーが最低状態のようです。

2号機3号機はバッテリー切れした段階で燃料の露出はありませんので、露出に至るまで時間が
かかっています。しかしその後露出しました。その際に水素が発生しているかもしれません。
あと、使用済み燃料はどうでしょうか?ここがわかりません。


素人考えですが、代替のバッテリーがたくさんあれば燃料の露出が起きないので状況が変わっていたかもしれませんね。

この方のブログに3月12日の経過がUPされています。
http://mabinego.blog91.fc2.com/blog-entry-450.html
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この回答へのお礼

私も使用済み核燃料からの水素発生も長きに渡ってあったのではないかと疑っています。
あまりにも急激に大量の水素が発生し過ぎるからです。
今になってあーでもないこーでもないと言う事は意味がないのは分かっていたのですが気になっていたので。
でも例の危険度もレベル7としましたが一方ロシアではそれ程でもなくレベル4だとか、どっちが正しいのでしょうね。
本核的な復興も原発問題が終息しない限り本格的な勢いに乗せる事が出来ません。
お示しのURL参考になりました。
有難う御座いました。

お礼日時:2011/04/16 05:46

原発の電力のシステム設計していたのは20数年前なのでうろ覚えですが、たくさんのバッテリーがありましたが、それは制御系と通信系しかバックアップしていません。

駆動系は6600Vですので、そんな電圧に昇圧するのも困難です。ですから、駆動系のバックアップには使えません。

非常用炉心冷却装置ECCSは複数系統あり、(1)ディーゼル発電機が動かすポンプで回すタイブと、(2)そういう大型のポンプを使わないタイプです。バッテリーでは(1)で使用する大型のポンプは回せないので、バッテリー駆動にして冷却系を(1)→(2)に切り替えたと思います。もちろん、(2)の冷却系は(1)より弱いので、(2)だけでは当然、なんらかの異常はおこりやすくなります。

ですから、"バッテリーで冷却"は、"ディーゼル発電機で冷却"より当然、冷却効率は低下します。

記憶違いだったり、20年で設計が変わっていたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

大型冷却ポンプには6600ボルト仕様でありバッテリー冷却はいわゆる臨時用でしかなかったと言う事ですか。
設計に携わったと言う事で具体的な数字を初めて知りました。
フェイルセーフを考えて複数の冷却系統もご回答以上の複雑なものでしょうね。
そんな高電圧を何故使ったのかなどと言っても後の祭りであるのでそこまで責任を問おうとは思いません。

有難う御座いました。

お礼日時:2011/04/16 15:44

仰る通り水素は事故が起きる以前から存在していましたし、冷却水不足で核燃料が反応し、露出したので水素が大量に発生しました。

水素発生は異常な事ではありません。その点がそもそもの間違いです。日本で原発の出来た頃は日本はまだ発展途上国段階で住人の安全対策や原発事故は無いとの前提で作られましたから、そこまで詳細な事故対策はありませんでした。国民は原子力発電所は安全だと騙されていたのです。原発建屋に水素が溜まる事は事故を前提にしていれば判ることです。日本人は何でも事故がおきてからしか対策を立てられない民族ですから、いまさら反省しても遅いのです。
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この回答へのお礼

建屋自体は何とか津波と言う外敵に耐えた様に推測出来ます。
しかし思わぬ内なる敵である水素爆発で致命的な状況になったなんてまるで会社の内部反乱で崩壊する様を扱った経済ドラマみたいですね。
しかし事故当初から東電や枝野の会見を見て何故か不信感を持ちました。
私だけではないと思いますけど。
後ぞろぞろ出てきた御用学者も同じですね。
今回の件は多分戦後最大のクライシスだと思います。
不謹慎を覚悟で言わせてもらえれば2万6000人を犠牲にして多くの国民が覚醒したのではないかと思いたいです。
あらゆる権威が失墜しました。
色々な面で今が戦後のどん底だと思います。
ジャパンアズナンバーワンと言う砂上の楼閣の様なプライドからも解放されたと思いたいです。
今までが狂っていたと言う事を知るのに多くの犠牲を強いたのが残念です。
今がどん底です。そう考えましょう。

有難う御座いました。

お礼日時:2011/04/16 16:14

No3様の回答が最も正解だと思います


6600Vと言うのは特別に高電圧では有りません
一般に街中を走っている 電柱の高圧電線の電圧です
いわいる商用電源です

そもそも原発はこの商用電源が無ければ自分で発電する事ができません
よって 通常運転では 発電機の界磁用と冷却用として東北電力の商用回線から
受電していた訳です
ですので 電源喪失(商用電源)した時点で制御棒が挿入され自動的に緊急停止した
までは通常のシーケンスだったのですがその後 津波でデーィゼル発電機を損傷し
今回の事態に至ったのです

No3様のおっしゃる様にバッテリーは中央監視での計装系統のUPS電源程度です

その後 ベント作業も速やかに行えなかった事からそれらのモーターバルブ系の電源も
非常発電機の電源系統だったのでしょう

そしてご存じの水素爆発で すべての計装を失い現在では正確な温度も測れない状態と云った処でしょうか。
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この回答へのお礼

あの配置を見ますと原子炉建屋は復水棟に守られ、又その頑丈さから津波に対する耐久力はあったのではないかと推測出来ます。
ただシャッターの部分が弱く、そこから海水が侵入した事が致命的な状況にしてしまったのでしょうか?
だとすれば誠に残念ですね。
ただ何となく思うのは原子炉本体部分より地震で破壊されたのは各種の配管の部分にもあったのではないかと言う疑惑を持っていますがこればかりは私の推測に過ぎません。
水素のベント作業さえ出来ていればもっと安全に作業が出来たのではないかと思うとこれも又残念な事です。

有難う御座いました。

お礼日時:2011/04/16 21:34

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