好きな和訳タイトルを教えてください

週刊文春によると、自殺との情報が出ているそうです。

http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/

なんだか複雑な気持ちになりました。
交通事故との報道だったので、中々親としては受け入れがたい話、普段から情に流されない科学的なご両親かなと思っておりましたが、もし、それが事実なら、うーん、子どもは命を懸けて何を伝えたかったのかなと思わざるを得ません。

「彼を失ったつらさや悲しみから少し救われるような気がしています」
この言葉も受け止め方も随分違ってきます。

勿論、法律的には不備はないのでしょうし、新潟県での鉄道自殺を図った中学生と噂されていますが、その真贋はこういう制度上絶対肯定も否定もされませんから、あくまで、噂であり、また、善悪を問う性質のものでもありません。

自殺なら、その本人の死にたいという意思を、一刻も早く認めるほうが肉親は精神的に楽でしょうし、その後も誰かの役に立っている、どこかで彼の一部が生かされているということは、確かに「救われる」思いでしょう。
残されたものが持つ、なぜ子どもは死を選んだのかという辛い辛い問いかけも「少し救われる」でしょう。「良いことをした、彼らしいと思う」ことができる、通常の自殺者の親とは異なる地平を得たわけです。なんとも複雑です。

しかし、利用できるものは生きているものに利用したほうがいいとの合意の脳死移植ですから、そのパーツのみならず、自死の動機すらも生きている者が利用していいのでしょう。

私は、別にこの親御さんを批判しようと思っているのではないのです。我が子の突然の出来事、死が目前。誰だって正常ではおれません。受け入れがたい現実を前にして、選んだ判断が正しいかどうか誰も自信もてません。
ところで、自分の場合に当てはめて考えてみました。幼い子ということで、孫を対象にします。小学生の孫が2人おります。憎たらしいことも言いますが、やはり孫は孫です。そして、嫁が疑惑の(つまり浮気をしていた)3人目をお腹に宿しております。上二人だと、決心がつかないです。でも、今度の子なら、ああ、どうぞどうぞと脳死前から言ってしまいそうです。人間なんてそんなものです。

私が言いたいのは、遺族のほうではなく、周りのほうです。
初の子どもの脳死移植です。もう少し慎重でも良かったのではないか?肉体的に虐待がなかったとしてそれでよかったのか?
私が、3人目の孫をこれから精神的に苛めて自殺に追いやっても、人の役に立ったと私は救われるんでしょうね?

札幌医大で心臓移植があった事件では、医者の功名心があぶりだされました。
この移植も、なんだか移植をしたいほうばかりの思惑が優先しているようで、手放しで良かったと思えません。
しかし、この少年は多くの善を与えたんですね、臓器以外にも。それだけは認めないといけません。
今後、死後の臓器移植を希望する自殺少年が続かないように願うばかりです。

皆様はどう思われますか?

A 回答 (5件)

今日は。



提議されていることは、もし自殺が本当なら、
1)主に脳死移植にまつわる部分と、
2)子どもの自殺に対する親の贖罪意識の部分と、
その2つが今回は重なったということだと思います。

1)
の脳死移植に関しては、私自身はあまり賛成でない立場です。なんていうのですかね、人間が神の領域まで手を出す奢りを感じてしまいますし、死をあくまで受け入れたくない人間の行く末を考えると恐ろしいと思ってしまいます。ただ、実際に世界中で行われています。
今回は、年齢制限を取り払ったはじめてのケースですが、日本で提供がないから海外で移植を受ける多くの子がいました。長期にわたる渡航ですし、その肉体経済的負担は大変なものでした。しかも、現地での目は厳しいです。外国から来て金の力で横取りをしてゆくという批判がなされています。
海外での移植を禁止するわけにも行きません。国内でも踏み切らざるを得なかったのです。成人の時もまったく同じです。良い悪いではなく、せざるを得なかったのです。

そして、本人の意志の問題です。
死後の移植なら、それほど抵抗はなくなってきていると思います。しかし、心臓は絶対、心臓死があってはできません、他の臓器も新鮮なほどありがたい訳です。しかし、脳死となると、治療の放棄になります。
私は、やはり脳死移植は本人の意思がある程度明らかでないといけないのではと思ってしまいます。しかしそれでは絶対数が不足です。不足しても仕方がないと考えるか、なんとか供給を増やせないか、
そこで本人の意思を取っ払って、家族の同意で供給増を図っています。
しかも、幼児のような理解できてない子も対象にしないと幼児の心臓は手に入りません。子どもの移植に踏み切る以上、親の裁量だけで提供が決まるということがほとんど当たり前になるのです。
ここの部分でどんな議論がなされたのかわかりませんが、虐待がないことという条件がついてます。
今回も、それをどう確認したのかについては、情報がありません。

2)
この少年が自殺だったか否かは別として、子どもが自殺した時の親の贖罪意識について。
子どもの自殺には多かれ少なかれ、親の影響はあります。力不足で支えれなかった場合から、少数ですがネグレクト虐待まで。そして、贖罪意識は親の落ち度に比例するわけではありません。反比例かもしれません。しかし、どんな鬼の親も、我が子が自殺してしまったという現実から救われたいとの思いがあります。その表し方は様々です。他者の落ち度を執拗に攻撃する場合もあれば、子の落ち度を強調する場合もあり、贖罪一辺倒から宗教的な意味づけを探る親もいます。

さて、そういう親の前に、脳死移植の話が出てきたら、、、
贖罪意識と裏腹に自分も救われたい思いもあります。また、子どもの死を受け入れる作業も要ります。
私見ですが、私が移植コーディネーターだったら、張り切って出かけるでしょう。提供してもらえる環境としては願ったり叶ったりです。そして、成約すると、本人にも親にもいいことをしたと胸を張るでしょう。

しかし、自死を選んでいったその子の苦しみは共有されるのだろうか?親の贖罪は薄まってしまうのか?しかし、済んでしまったこと、あえて、その(苦しんだことの結果の)死で裁くことなく、生(生きてきたからこそ人に命と希望を与えられた)に意味づけすることによって、全てが救われる道へ行けたともいえるのかな。無駄な生ではなかったということは、すなわち、無駄な死ではなかったになります。

最後に、臓器移植に関して、
私はあまり好きではないのは確かです。批判的ですらあります。赤ちゃんの奇形など、昔ならそのまま死んでました。産まれて来なかったかも知れません。成人の移植も、再利用は合理的だとは思いますが、人間は浅ましいものです。早く誰か死んでくれないかと、願うというのは、人としてどうなのだろう。誰かの死との引き換えの延命をどう消化するのだろう。
しかし、それもこれも、自分や周囲にそういう対象者がいないからです。我が身がそうなったら、自分も浅ましい臓器渇望者になるのだろうか?そういう思いをしなくて、無事墓場に行けたら、幸せな人生だったと思えそうです。

今回のケースは、噂されているようなことでしたら、確かにもう少し慎重であるべきだったと思います。
また、生きていく意味を見いだせれない青少年が、移植を希望して自殺するということがあれば、感慨深いものがあります。というのは、練炭自殺する若者に、せめて献体でもすれば?と思っているからです。
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この回答へのお礼

なるほど、外国の圧力もあったのですか。
ではしないといけないですわね。
それもあったのですかね、少しでも早くと焦りもあったのかもしれませんね。
誰でも一番目は嫌です。次からの人は少し楽かもしれませんね。
ただ、これは私の心情ですが、子どもはかわいそう、同意のない脳死はかわいそう。
やっぱりそれがあるから思ってしまうのかもしれません。

自殺についての考察、本当に親に付きつけたものを見てやってほしいものです。
苦しみの共有化、それです、私の言いたかったことは。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/26 21:06

全然別の視点なのですけど。



脳死移植は患者の家族側からの申し出は稀です。ご家族はそういうことまで頭が回ってません。
脳死状態になりそうということは治療側はわかります。
その時に、主治医または同僚に臓器移植に前向きな医者がいれば、声をかけます。
対象になりそうな患者さんがいても、そういう医師がいなければありません。
救急医療センターのような所に搬送されたら、その確率はぐーんと上がります。
今回の事故は多分、そういうところで治療を受けたのではないかと思われます。
そして、患者さんの家族の心理というものもあります。

ちょっと考えても見てください。
大学病院の高度救急救命センター。
物々しい最新の建物器具設備。医者も看護師も大勢がかかりっきり。
一般の方はそれだけでも圧倒されます。
お医者さんの言うことは大げさに言えば、神の言葉のように聞こえます。

対照として、救急指定の個人病院。こういうところにも交通事故の患者さんはもたくさん搬送されます。
不幸な転帰になった場合、心のどこかで、この病院に担ぎ込まれたからなのかと思う人も多々。

そして、話題になっている、自殺のことなのですが、
自殺が保険適応がなく、自費ということはご存知でしょうか?
既遂の場合は、普通、勝負が早いです。到着時にはもうほとんど見込みがないことが多いです。
未遂になった場合も、ほとんどの方が、数日以内で退院できます。
ですから、自費で払えないほど高額の例は滅多にないです。(但し、高額でなくても払わない人はいる)
しかし、長くなる例もあります。そういう場合はつまり、後遺症が残ったということで、ある時点から公費に変えます。
しかし、既遂になりそうで、長引くと治療費がどうしたらいいのだろうと言うことになってきます。
一命を取り留めての治療なら保険が使えるのですが、そうでなかったら、、、、、
脳死状態でこれ以上、治療の効果が出せないとわかったら、一日でも長く持たせるとこは、すなわち遺族にそれだけ高額の請求をしなければいけなくなる。といって、勝手に人工呼吸器をはずせません。
移植が決定したら、はずせます、その時点で治療をやめれます。

その担当医なら、勧めたくなるのが人情です。

自殺は臓器移植の対象外にされたら、困る人もでてきます。
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この回答へのお礼

なるほどねぇ、そういう場にいると、そういう雰囲気になるんですね。
費用のことも、なるほどねぇと思いました。

そういうことなら、自殺をはずすと困るわけだ。

勉強になりました。ありがとう。

お礼日時:2011/04/28 13:31

失礼します。



臓器移植って、結局気持ちの問題、だから性格なのかなと思うところがあります。

脳死の前に。今、移植そのものは多いですよ。生体肝移植、死亡腎移植、肺移植は、大学病院のような大きな所以外でもよくあるようになってます。
そういうところでも気になることはあります。特に生体肝移植は知人でありましたので、複雑な感じを持ちました。親から子、夫婦間、子どもから親。頼まれて断るのも冷たい気がしますが、わざわざ自分の体を痛めてまでとどうしても、私なんか思います。夫にはやりたくない、子どもにはやりたいと、ずごく、我ながら本音が出てきます。
知人の例は息子さんからお父さんだったんです。辛いですよ、そういうのは、まだ若くて未婚の息子さんです。将来の結婚相手はどう思うだろう?
それと費用もあります。田地田畑売った人よりも、周囲に募金を回す人の多いこと。これも複雑です。
その知人の場合も、うちより立派なお家に住んでます。お子さんも家は2人、あちらは4人、しかも、うちは全て、公立から国立大学、あちらは、中高一貫から、私立もいます。しかも、医学部に入ってる息子さんもいます。元々、肝炎だったのでいずれ肝硬変から癌に進行することはわかりきっているのに。
私憤を書くようですが、納得がいかないから募金なんか応じたくなかったのですが、同級生が世話人で頑張っていたから、その人のためにと思って。

それで、脳死のほうですが、これは、移植をうけいれられる考えなら、後、脳死を信じるかどうかということみたいですよ。つまり、ここまできたら、もう絶対、死しかないということを信じるかどうか、それだけらしいのです。100%死しかないということを受け入れるかどうか、その科学を信じるかどうか。

私はやっぱり駄目です。100%見込みがないといわれても、本当に心臓が止まって、心臓マッサージしても動かなくなるまで諦めれません。非科学的な愚かな女だと夫に馬鹿にされていますが、後悔したくないです。あの時やっぱり、もう少し頑張ったら、というのがどうしても残る、未練がましい性格です。

それと、自殺について。
親に大きな落ち度が見当たらなくても、親にとっては辛い辛い出来事だと思います。それを受け入れるには、子どもとのその生きてきた全ての時間を振り返り、反芻し、語りかけないと無理な気がします。
そこに脳死移植が起きたら、応じたら、死後に振り返る時にどうしても、その誰かに役に立っているという事実が挟まれます。排除はできません。それはいいことなのか悪いことなのか、、、、
始めから役に立っているという結論を用意して考えるってことなのだから、救われるに決まってますよね。

ただ、親子のかかわりはそれぞれだと思います。
成人して家を出て行ったら、ほとんど没交渉の方もいます。どこかでやって行ってるからそれでいい。かの地で元気らしいからそれでいい。動物としてはそうなのでしょう。
過保護とまでは行かなくても親密に連絡を取り合い、度々会う親子もいます。
そういう親子の形によっても違う気がします。

私はやはり、最後まで私の子どもです。後者のほうです。そして自殺に限らず、先に逝かれた場合も、私の中でだけ生きています。だから誰かの中で生きていてほしいとは願いません。友人などの心の中にあれば、それは有難いとは思います。
前者の方はきっと違うのだろうなという気がします。
移植に応じる応じないはそういう違いもありそうです。

私などは、本人が登録して、何かを提供する意思があったにしても、かなり迷いますし、半分恨みます。
最後は本人の意思を尊重しますが、あの世で子どもに叱られたくないですから、でも、立派なことだ立派な子だったという考え方はしないでしょう。

何か参考になりましたら。
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私は脳死体からの臓器移植そのものに反対する立場です。


理由は様々ありますが、質問者様に近い懸念も勿論あります。
脳死(に近い状態)から行われる「助ける医療行為」「臓器を確保するための行為」は全く異なるものです。臓器をより良い状態で確保するなら早い時点で「死」に向けた管理を始めなければならない。
質問者様のお孫さん達が同じ状況で交通事故にあった場合、「脳死だから新鮮な臓器類を早くごっそり取って下さい」と言うか「嫌です。お願い。この子の体はまだ生きているじゃないですか。体中をバラバラにしないでー!」と号泣するか。

親に救われず最後のメッセージをこめて自殺を選んだ。親はお棺を燃やすことすら泣いて止めるか。病院の先生に任せるか。

医療の現場では、到底助からない子供、心臓も止まった子供に抱きついて
「先生、助けて下さい!」
と必死で懇願する母親が珍しくありません。
たまたま親が冷静に「臓器移植の準備に切り替えて下さい」と言ったために子供の命の重さが軽くなるのは、その子があまりに不憫で不平等だと思います。
反対する他の理由は、裁判制度,死刑制度のいい加減な暴国で死刑囚から臓器が取られている場合の人権問題。臓器売買。移植手術をする医者達への不信。移植を選んだ後の家族の後悔や罪悪感。などがあります。

私は、再生医療(卵ではなく皮膚などを使うもの)を待つべきだと思っています。
「早くドナーを」と、他人の死を待ち望んでまで生きのびる事は決して「当たり前のこと」ではありません。
その本人も、ドナーの死体が「目玉もなく、心臓もなく、大きな傷の縫い痕があった」と知った時、どんな気持ちがするでしょう。

死体になってもお骨になっても人を尊重する日本人はどこへ行ってしまったのでしょう。

以上のように私は脳死移植全般に否定的ですが、「親」次第でどうにでもされる子供の臓器摘出にはもっと強く反対します。

医師会の力は強いので、法律が改正される可能性は小さいのですが。

長文失礼しました。
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この回答へのお礼

はい、私も臓器移植というものはなじめません。
でも、そういう技術があって、したい人がいて、あげたい人がいるなら、口を挟むことではないと思います。でもそれで足らないからって、、、、もう少し、亡くなった人のことも考えてほしいものです。

あの世のことは判りませんが、あの世で心臓がなくて困っているかもなんて、ちらっとも思わないんでしょうか?

再生医療のほうは、まだまだみたいですね。
誰でもが80、90まで生きられない、そんなの当たり前だったのに。人間って欲が深いものです。

しかも、移植も成功とばかりは言えないそうですね。

生きられなかった子ども、親が心臓が止まるまで抱きしめているものじゃないかと、どうしてもそういうことを考えてしまいます。
自分がその子どもだったら、一人で死んでいくのは心細い、最後まで、かぁちゃんにはげまされていたいですよ。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/26 20:58

週刊誌の?入りの記事から、ものすごい妄想ですね。


>鉄道自殺を図った中学生
鉄道自殺で死んだ体から、あちこちの臓器を取り出せると、思いますか?

嫁が浮気して産んだ子供を殺したいのですか? 貴方の方がよっぽど危ないと思いますね。

この回答への補足

いえ、妄想がどうかではなく、自殺となると、色々考えさせられるということですよ、色々っての例として出したまでで。
つまり、臓器移植法の改正で15歳以下も対象に入れたのはいいけど、自殺の場合も同じ扱いで構わないと、その時検討されたのだろうか?何だか微妙な思いがしませんか?
うちの孫の例を出したのもそれですよ。

それと、

>鉄道自殺で死んだ体から、あちこちの臓器を取り出せると、思いますか?


週刊文春34ページ
「初の子ども脳死移植「少年」は事故死ではなく自殺だった!?」
 今回ドナーとなったのは、新潟県内に住む男子中学生。
 この中学生は6日午後5時頃、居住する町のJRのホームから
 列車に向かって飛び込んだという。
 救急車で、病院に運ばれたものの、後頭部を強く打ち、
 意識不明の重体に陥った。
 県警関係者も「中学生が飛び込むところを目撃されており、
 自殺で間違いない」という。

新潟日報4月7日付朝刊
「列車にはねられ男性が意識不明 加茂駅」
 6日午後5時前、加茂市駅前のJR加茂駅のホームで、同市の10代男性が
 列車にはねられ、後頭部出血などで意識不明の重体。
 加茂署によると、男性がホームから飛び降りる姿が目撃されており、
 自殺を図ったものとみられる。


どうやら、轢死体ではなかったようです。

補足日時:2011/04/26 02:19
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