実験計画を次のように設定し、以下の結果を得ました。
計画:検査員A、検査員Bが同日、全く同じ条件で標準品を添加した試料を5回の繰り返し試験を実施した。
測定結果: 1回 2回 3回 4回 5回
A検査員: 5.27 5.42 5.41 5.27 5.32
B検査員: 4.82 4.30 4.95 4.99 5.02 の結果を得た。
この場合、一元配置分散分析を適用してもよろしいのでしょうか。
グループ間の自由度が1,グループ内の自由度が8で分散分析を行い、それぞれの期待値を求め、
各検査員における母平均の標準偏差、併行標準偏差を求め、以上から併行精度(RSD)と室内精度(RSD)を求めて、試験法の妥当性評価(バリデーション)を行うことが適正であるのか知りたいのです。
妥当性評価でなく、平均値の差の検定のみでしたら、t検定の方が良いのでしょうか。
t検定では、妥当性評価ができなくて困ってしまいます。
水準が2つで独立した因子の繰り返し数が5回のデータから妥当性評価を行えるのか教えてください!
A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.3
- 回答日時:
kgu-2 さんは、多少誤解があるかも。
。。。(私のほうが誤解してるかもしれないが。。。)
このような検査では,真の値がわからないこともあり,それを同一条件下で同一人物が繰り返し測定し,それをもって真の値とすることがあります。
質問者の試験前提がはっきりしない点は問題ですが,
(1)まず,検査結果がバラつかないことが重要です。
(2)その上で,検査者間で一致する必要があります。
そういう結果が出れば,それを真の値と見なせるし,誰に分析を頼んでも問題がないことになります。
検査者の優劣を競うというより,皆が同レベルの検査ができるようになるために,行われるとみてよいでしょう。
そういう意味で精度が重要になる,というなら,kgu-2さんの,おっしゃるとおりです。
(1)(2)で差が出たら,どちらか,または,kgu-2 さんのおっしゃるとおり,両方とも,それを改善しなければなりません。
そのような状況であるか否かを検出する目的でなされると思います。
この1,2を同時に検定し,客観的結果を出したい,というのが,質問者の意図だと思います。
No.2
- 回答日時:
このデータから言えるのは、AとBでは、有意差有り、だけ。
検定するまでもありません。Aは5以上、Bは5以下ばかり、です。ですから、小難しい検定法を持ち出すまでもなく、相違は明確。しかし、AとBのどちらがいいのかは、こんな方法では判定できません。極端な話、真の値が10000.0なら、AもBも50歩100歩。
付け加えるなら、AもBも、ウデが悪い。特に、B。検査員というより、ド素人。
それに、こんな検査法で比較するのは、救いようが無い。添加量が多い時と少ない時で、得意な範囲も違うだろうから、評価法にさえなっていない。
>試験法の妥当性評価(バリデーション)を行うことが適正であるのか
これは、検定の問題ではなく、質問者がどのように考えるかです。検定は、採用した方法が適性かどうかは、教えてくれません。妥当性の評価法は、質問者が考えるべきことで、誰も回答できません。
東京行きの切符を持っていても、期限切れでは。あるいは、高速バスの切符では、新幹線には乗れません。
>>t検定では、妥当性評価ができなくて困ってしまいます。
検定は難しい→高等→万事解決、との印象があるなら、間違いです。t検定に限らず、どのような検定、たとえば多変量解析であろうと、結論で言えるのは「有意差あり」のみ。差が大きいとか、正しい、とかは、検定をしているヒトの判断。それも、自分勝手な。聞かせられている方は、『勝手にホザケ』です。
どのように評価すればいいか、を考えて下さい。私は、測定値なら、確度と精度の2つがが必要だと考えています。
No.1
- 回答日時:
これが実際の,全てのデータですか?
それとも,架空の,あるいは,一部のデータでしょうか?
統計学的には,分散分析でも t 検定でも,もっとサンプルが多いほうが良いでしょう。
分野が異なりますが,私自身,生物を扱う研究者としては,30くらいほしい。
ただし,本問では,そのようにすると問題も起きてきます。
例えば,時間がかかりすぎる,そのため疲労などによる誤差の増大がおきるかもしれない,などです。
それを考えると,5回でもやむをえないでしょうか。。。
逆に言うと,サンプルが少ない場合の問題点の検討が必要だということです。
まず,問題となるのが,はずれ値,でしょう。サンプルが少ないと,それが一つでも大きな影響が出ます。
本問の例に限れば,それは,なさそうです。
それから,傾向分析です。
データが,上下にバラつくのと,上昇あるいは下降傾向にあるのでは,計算上同じバラつきでも,現象として大違いの可能性があります。慣れとか,疲労とかに起因するものです。
例えば,
C: 1, 2, 3, 4, 5
と
D: 2, 4, 1, 5, 3
は,ひっくるめてしまうと,平均も標準偏差も全く同じですが,測定順まで考慮すると同結果とはいえません。
測定回数を増やせば,両者が異なる,Cが大きくなる可能性が大きいからです。
ここが,繰り返しの測定,つまり,並び順があるデータの注意点です。
クラスの平均身長を求めるように,順番が関係ないものなら,こういう問題はおきません。
そういう目で見ると,Bは,後半ほど数値が大きくなる感じですね。
Aは,そういうことなさそう。
分散分析とか t 検定する以前に,AとBには,傾向に違いが見られます。
テキストなどでは,このような,はずれ値や傾向分析を全くしてないような例もあるので,気をつけましょう。
この2点に問題無ければ,サンプル数に目をつぶれば,分散分析が適用できます。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
- ・漫画をレンタルでお得に読める!
- ・人生のプチ美学を教えてください!!
- ・10秒目をつむったら…
- ・あなたの習慣について教えてください!!
- ・牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?
- ・【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード
- ・街中で見かけて「グッときた人」の思い出
- ・「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!
- ・幼稚園時代「何組」でしたか?
- ・激凹みから立ち直る方法
- ・1つだけ過去を変えられるとしたら?
- ・【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集
- ・【あるあるbot連動企画】フォロワー20万人のアカウントであなたのあるあるを披露してみませんか?
- ・映画のエンドロール観る派?観ない派?
- ・海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?
- ・誕生日にもらった意外なもの
- ・天使と悪魔選手権
- ・ちょっと先の未来クイズ第2問
- ・【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?
- ・推しミネラルウォーターはありますか?
- ・都道府県穴埋めゲーム
- ・この人頭いいなと思ったエピソード
- ・準・究極の選択
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
サンプル数の異なる2群間にお...
-
対数グラフ用紙に収まらない場...
-
極値をもつ時と持たない時、単...
-
エクセルのグラフから半値幅を...
-
EXCELにてローパスフィルタを作...
-
物理学実験のグラフの描き方に...
-
卒業論文のアンケートの数について
-
カイ二乗検定
-
数Ⅲの問題です 数直線上を運動...
-
(統計学)有意傾向がある場合...
-
エクセルの統計でχ二乗検定の結...
-
騒音値の「90%レンジの上端」...
-
SPSS出力の「Boxの共分散行列の...
-
心理学の統計について
-
検量線の決定係数について
-
理科のグラフで、直線と曲線の...
-
x=2分の3のグラフはどのように...
-
エクセルで正規分布かどうかを...
-
データが正規分布しているか判...
-
二つのデータの分散からブール...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
サンプル数の異なる2群間にお...
-
EXCELにてローパスフィルタを作...
-
カイ二乗検定
-
エクセルのグラフから半値幅を...
-
統計について
-
検量線の決定係数について
-
3群の比較にχ二乗検定を使う場...
-
【統計】有意に「高い」?「低...
-
エクセルの統計でχ二乗検定の結...
-
ノンパラメトリック検定の多重...
-
パーセンテージの平均値2標本の...
-
パイロットサンプルって何ですか?
-
二次関数の問題です 二次関数 y...
-
理科のグラフで、直線と曲線の...
-
心理機能診断をしたのですが、...
-
アンケートの集計分析の基礎(...
-
変化率のみで、有意差の検定は...
-
検定統計量の値がマイナス
-
極値をもつ時と持たない時、単...
-
最小二乗法を反比例の式を元に...
おすすめ情報