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今年2月に羽化した75(♂)と48(♀)に今年産卵させようかと迷っている

のですが、今産卵させると割り出しは 早くても10月初~中旬になりますよね?

そしたら幼虫たちはすぐに冬が来てしまうので、あまり大きくなれないでしょうから

今年産卵させないほうが良いでしょうか?

それとも、今年産卵させても幼虫を大きく育てられる方法とかありますか?

どなたか詳しい方、ご回答をよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>今年産卵させないほうが良いでしょうか?


>それとも、今年産卵させても幼虫を大きく育てられる方法とかありますか?
オオクワガタは、普通は冬を越さないと多くの卵を産みません。
しかし、羽化した年でも産卵はします。個体によっては多くの卵が得られる場合もあります。
すぐに冬が来たからといって大きくならないことはありません。何かに書いてあったのでしょうか?オオクワガタは、1シーズンに3ロットの産卵をするので、9月に産卵というのは普通のパターンですから心配はありません。
早く産卵させるほうが楽しみもありますし、それが経験にもなりますので、チャレンジされるほうをお勧めします。生殖器官が成熟していれば、羽化した年に交尾産卵させても生体がダメージをこうむることはありません。また、引き続き来シーズンにもたくさんの卵を産んでくれます。
大きい成虫を得たいのであれば、割り出した幼虫を大小に関わらずスグに菌糸ビンに入れることです。死亡率がやや高くなるのと、準備する飼育ビンの数がはっきりしないので、工夫が要りますが、最終的に羽化したものは大型になります。
割り出した幼虫を発酵マットでしばらく飼育すると、生存率は高くなりますが大きくなりにくいです。
取り出した幼虫は、できるだけ寒くならない場所に保管します。菌糸ビンを断熱材でくるみ、これを更に大きな容器(衣装ケース)などに入れてフタをして忘れておくのが一番です。
800CCの菌糸ビンに入れると、2月下旬までは放置しておくことができます。
そこで、オスメスの判別をして、オスは1500cc以上の菌糸ビンに入れて、メスは800ccのビンに入れ替えてそのまま羽化させます。オスは、もう一回、入れ替えをしてそこで羽化させます。メスは11月ころ、オスは2月下旬以後に蛹になるのが普通のパターンです。
自然界では、羽化した翌年まで蛹室で過ごすものもいます。
75ミリ程度であれば、割り出してスグに菌糸ビンに入れ、放置主義で十分です。
菌糸ビンはケチらずに、800→1500→1500ccの三本を使ってください。
ケチって、ちびっこのオオクワガタがたくさん羽化しても、売ることもできず、他人にあげても喜ばれず、手に負えません。
75ミリ以上の大型を狙う場合は、温度管理を中心としたかなりマニアックな育て方が必要なので、サイトなどで研究して下さい。

1点注意することは、割り出し作業で、卵が二~三個でも出てくるようなら、割り出し作業を中止して、産卵木を埋め戻し、二週間ほど待つほうがよいです。
卵で取り出すと死亡率が高くなります。
また、産卵マットは、幼虫の餌にもなる発酵マットのほうがよいです。
産卵自体は、マットは関係がないのですが、産卵木の中の幼虫が成長したときに、マットに移動して食べていけるほうが、共食いを減らすことにつながります。発酵マットに埋めてあると、何かの事情で割り出しのタイミングが遅れても安心です。産卵木はやや水分多い目の発酵マットで完全に埋めるほうが多くの卵が得られます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
冬を越さないと多くの卵は産まないんですね。
色々細かく丁寧に教えていただいて、
感謝、感謝です。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/08/25 13:01

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