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地球最初の生命は地球で生まれたものでは無く隕石によるものであるとの説を見ました。
ならばその隕石に付着していた生命は何処で生まれたものですか?
太陽系の何処かだと思いますが、地球以外にそんな場所があるのでしょうか?

A 回答 (7件)

no1kaitara1です。

まえに書いたことと重複することが多いと思いますが改めて書いてみます。現存する生物を構成しているアミノ酸や核酸塩基のような物質が「過酷な」な宇宙空間で生じ、そのままの形で長く存在することが可能なことは明確だと思います。現在の有機化学でこれらの物質を合成することは、恐らく実に容易だと思いますが、その実験条件は酵素などを使わない限り実に「過酷な」なものであるはずです。前にも書いたように、この条件下でこれらの物質から(いかなる過程にせよ)現存するような生物が出現しても完成はおろかたんぱく質さえ存在できないでしょう。過酷だった地球の環境条件が現在のような「温和な」ものになって初めて生物は存在できるようになったはずです。しかし普通の生物は到底生息できない深海の熱水噴出孔の周辺には「原始」的な生物が生息しているそうです。このような環境でも宇宙空間に比べれば実に「温和な」環境であるはずです。構成物質の出現と生物の出現とは別のところで生じても全く問題がないはずですが、生物の出現を地球以外の場所に求めるのは完全な錯覚と考えます。それほど地球というのは確率的にはゼロに近いほど温和な星なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2011/09/16 05:25

no1kaitara1ですが、過酷とか温和ということは、現在の地球上に生息する生物からの感想であって、生物を構成している物質が生成する条件とは直接関係がないことです。

試験管の中でアミノ酸等を合成する実験の条件は生物の生存には全く適していないものです。熱に弱いたんぱく質でも、その構成成分のアミノ酸は相当高温にしなければ分解しません。言い換えれば現在の「温和な」地球環境でしか生物は生きていけないということの理由を考えてみればよいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>過酷とか温和ということは、現在の地球上に生息する生物からの感想であって、生物を構成している物質が生成する条件とは直接関係がないことです。

生命は宇宙空間のような過酷な環境でも時間(10億年程度)あればどこでも生まれるものなのでしょうか?

お礼日時:2011/09/15 22:23

シロウトのさしで口ですが、



「なぜ、そんな初期に生命が誕生したのか?」
については、
大枠では知性化プロセスの確率の低さを前提に観測選択効果を使って、
「確率の低い知性化プロセスを経て知性を獲得した私達は、必ず惑星の初期に生命誕生を発見する。」
を導きます。
つまり、無数の地球型惑星で生命誕生が起こっても、たいてい知性を獲得できないまま終わってしまうだろう、てことですね。
地球はものすごく偏ったサンプルだというわけです。
そしてまた
生命誕生に関しては、「生命の窓」説という仮説があります。これは、生命誕生には特殊な状況が必要で、それこそまさに流星の爆撃を受け続けていた沸騰状態である、というものです。その後の安定した環境では、有機物のバラエティーに限度があり、生命誕生は望めないのだとか。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2011/09/14 21:12

 パンスペルミア仮説ですね。


 その説は、
「地球が誕生してから、最初の生命が現れたと考えられる時代までは、僅か数億年しか経過してはおらず、その様な短期間で生命が発生するのは不自然だ」
という考えから、
「地球の生命は地球外に起源を持つと仮定すれば、無生物から生命が誕生するまでに、数億年程度では時間が足りないという問題を回避出来る」
というアイデアに基づいて、
「地球の初期の生命は地球外で長い年月をかけて誕生した生命が、地球で繁殖したものだ」
と主張しているものです。

 太陽系が誕生した時期と、地球が誕生した時期との間には、あまり差はありませんから、最初の生命が太陽系内で誕生したとしたのでは、「無生物から生物が誕生するまでに、数億年しか要していない」という問題を解決出来ません。
 従って、パンスペルミア仮説では、生命は太陽系外に起源を持つとしています。
 しかし、太陽系外と主張しているだけで、何処で誕生したのかに関しては、何も考えられてはいない様です。
 それに、「無機物から生命が誕生するには、数億年では短か過ぎる」という主張も、充分な根拠がある話とは言えませんので、地球において、数億年以内に生命が誕生する事も、有り得ないとは言えません。

 尚、地球は確かに隕石や小天体が集まって出来たものと考えられていますが、隕石等が猛スピードで地球に落下すると、その運動エネルギーが熱に変わるため、落下地点の地表や落下した隕石等は高温となります。
 初期の地球では、隕石等落下によって生じた熱により、地球の表面物質や隕石等が融けて出来た膨大な量の溶岩からなるマグマオーシャン(マグマで出来た海)に被われていた時期があると考えられていますから、その時期以前に落下した隕石に、生命が含まれていたとしても、マグマの熱で全て死滅している筈ですから、地球を形成した隕石自体は、地球の生命の起源とはならないのではないかと思います。
 ですから、もしも、パンスペルミア説が正しいとした場合には、地球生命の起源となった生命は、地球に対する隕石の重爆撃が収まり、地球が冷えてから後にやってきたと考え方が良いのではないかと思います。

【参考URL】
 生命の起源 - Wikipedia > 9 パンスペルミア仮説
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD% …

 暦と星のお話 > パンスペルミア説
  http://www.geocities.jp/planetnekonta2/hanasi/pa …

 理科ねっとわーく 一般公開版 > 全体 > 地球と宇宙 > 3 > 地球と生命の誕生 > 本編 > 46億年前ごろ > 地球の誕生 > マグマオーシャンの形成 > 解説表示
  http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0150a/conte …

 山賀 進のWeb site > われわれは何者か-宇宙・地球・人類- > 地球の歴史 > 地球の誕生
  http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/chikyunot …
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>従って、パンスペルミア仮説では、生命は太陽系外に起源を持つとしています。

パンスペルミア仮説は何光年も離れた太陽系外から生命が飛来したということですね。

お礼日時:2011/09/14 21:11

http://www.astroarts.co.jp/news/2011/08/22meteor …
 先ほどの続き

http://tokyo.secret.jp/80s/come/amino-acid-japan …
ごらんになったニュースは、多分コレでは?
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2011/09/14 21:07

生命そのもの、ではなく、アミノ酸(の素になった分子)、ですね。



http://www.astroarts.co.jp/news/2011/06/14tagish …
こちらは、「隕石でやってきた」ではなく、「隕石の分析から『他の星でも合成されている事が』わかった」のニュースですが、参考にどうぞ。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

私の疑問は(隕石の集合である)温和な地球で生命が誕生せずに過酷な宇宙空間で生命が誕生したのかということです。

お礼日時:2011/09/14 21:06

素人ですが、私はこのように考えています。

地球自身が隕石だったということです。過去形で書いたのは現在の地球は隕石と大文庫となった状態になっているからで、もとはと言えばやはり隕石であったということです。よいたとえかわかりませんが月にあるクレーターが示すように、たくさんの隕石が衝突して地球が成長していったとされていますが、現在の地球にはクレーターが保存されているのはごく少数です。つまり地球に存在する生物の基本構成分がどこでできたかというのは、このように考えると地球上かどうかという設問にはあまり意味がないように思われます。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>地球自身が隕石だったということです。

私の疑問は(隕石の集合である)温和な地球で生命が誕生せずに過酷な宇宙空間で生命が誕生したのかということです。

お礼日時:2011/09/14 21:05

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