
今回お騒がせの瓶入りラジウムなんですが、記事によると50年以上前から放置されていた可能性があるとの事です。
であるならそこを通学路にしていた児童や、近くに住む住民は福島原発事故のはるか以前から常に一定量の放射線を浴びていた事になる訳で、語弊があるのを承知で言うなら、これくらい良好なサンプルは無いと言う事になります。
私はいつも思うのですが、日本人って気病みする割には忘れっぽいと言うか諦めがいいと言うか、兎に角その時だけはヒステリックな位気にするのにそれが継続しないんですよね。
勿論、多くの事象は一過性のものが多く、その時だけ対処すれば後は問題とならないケースが殆どです。でも中には継続して調査していかなければならないものも存在します。
今、これでもかと言う位に騒がれている原子力もその一つで、未だ確たるデータが揃っていません。
そもそもで言うなら、初めての被爆体験者はキュリー夫人とその周りの人々だと思うのですが、実際に放射能被爆が問題となったのは広島以降です。でも、広島や長崎の場合は大量殺人兵器として原子力をしようした訳だし、戦時の混乱や科学もそこまで進化していない等の理由で結果を知る事は出来ても詳しい経過を調べるには到りませんでして。そしてその後はと言うと、チェルノブイリとスリーマイル島のケースなのですが、これも事故直後の混乱や経過年数の問題で、基礎的なデータはとれているものの、完璧と言えるものではありません。それに事故での被曝は、初めに大量の放射線を浴び、後になって減少していくパターンなので、長期に一定量の放射線を浴びるのとは又違うと思います。
それが世田谷区の場合、知らず知らずに長期間、それも高水準の放射線被爆を継続的に受けていた訳で、普通に考えるならこの地域の住民の健康調査により福島周辺の住民の今後も占えると思えますし、今やたら気にしている放射線被爆の被害事例も明らかになると思うのです。
で、本が好きで多少は興味本位で自然科学関係の本を読んだ程度の私がこれなのですから、専門家となれば尚更だ思うし、それ以前に国として率先して動いて然るべきと思っていたのが、一向にその動きが伝わってきません。勿論、原因判明からの日数も浅く、全てはこれからなのかも知れませんが、またぞろ人に言われないと動かない政府の悪癖なのかとも思ってしまっています。
周辺住民に対する被爆検査の必要性、皆さんはどうお考えなのか、ご意見をお聞かせ下さい。
A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
余計なことは一切しない。
健康被害が確認されてしまったら、放射線被曝の恐ろしさを国民に知らしめてしまう。わからせてどうするのだ!と云うのが国家というものです。
サンプルは、これから福島をはじめ、全国民の老若男女のサンプルが集まり放題ですから。
帝都東京で被曝者だしたら、さらに放射線被曝恐怖を煽ることになります。
原爆168発分のセシウムをぶち撒いた東電・国に対する責任追及がさらに拡大することになります。
被曝なんて大した問題ではないですよぉ~と云うの国の方針です。
No.7
- 回答日時:
>そうなですよ。
分る人ならそういう訳です。でもそれと同等レベルで騒ぐ人がいる。>だから実証すればと思うんでよね。長年住んでいたお婆さんに異変が無いなら、他の人も同じだと思えるので、多少は安心でしょう。
だから、片やサイエンスに従って問題ないという結論を出したとしても
その心配で心配で夜も眠れない程の人は、サイコロジーの次元で心配しているので
議論というか思考方法の出発点が異なっていて、決してその結論が交わることは無いのです。
色々な数値で説明して、ようやく理解が得られるかな?と安心すると、『隠蔽』とか『情報操作』という理屈が出てくるし、挙げ句の果ては『そんな難しいこと言われても分からない。危険なモノは危険!』と論理的な思考が停止してしまう・・・・・
結局サイエンスで証明する立場の方が疲弊するだけなんです。
ここ最近何かというと『安全・安心』と常にペアで語られるこの言葉に、ずっと引っかかりを感じる今日この頃。
No.6
- 回答日時:
質問者が思っているほど大仰なことではないし
有意差の有る結果なども得られないでしょう
通行人や通学の児童などは特に
一番影響を受けていそうなのはその家に住んでいた人です
でも リオデジャネイロの住民より低い被曝量です
そのような考えに至るのは、興味本位のみ本質的なことを勉強をしていないからです
No.5
- 回答日時:
世田谷のラジウムについては密閉されていたことだそうですので、β線の外部被曝だけで、α線の内部被曝は殆ど問題にならないと思います。
昭和の頃は蛍光塗料など簡単に入手出来たと思います。
私自身、昔の柱時計で蛍光塗料が塗られた針を素手で何度もいじった覚えがあります。
「ラジウム温泉のホルミシス効果でも危険」なんてWHOが言ったのはつい最近のことで、一昨日の世田谷の縁の下からラジウムが出て来たことで、他にも温泉の為に輸入されたトリウムとかがコンテナに詰められて放置されているとか3件のニュース映像がありました。
こちらに詳しい内容が載っています。(但し、私自身、「やらせ」については、わかりません。)
http://kokuzou.blog135.fc2.com/blog-entry-1964.h …
マリー・キュリーは白血病、彼女の夫のピエール・キュリーは馬車に轢かれてなくなりましたが、おそらく「ぶらぶら病」であったのだろうと小出裕章氏がおっしゃっていました。
また、X線を発見したレントゲンの死因は大腸がんでした。
キュリー婦人については、素手で持ったり、ポケットに入れて家に持ち帰ったりしたそうですので、α線の内部被曝をしていたと思われますが、世田谷ではそれについては考えにくいです。 また、β線の外部被曝についてもその家の外を通る程度では温泉での入浴より程度が低いと思います。
世田谷のその家に住んでいた方も、ラジウム温泉での外部被曝程度と思われますし、
周辺住民に対する被曝検査の必要はないと思います。
福島原発事故の放射性物質による医学的調査は長崎大学の山下俊一氏座長とした医師団が国と福島県に起用され、IAEAやWHOの傘下に置かれ、海外から専門家を集め福島県人と子供達をモルモットにして調査をしていますよ。 但し、彼達のやり方は大変、非人道的で、福島県の多くの人たちが山下氏達に不満を抱き反対をしています。
山下氏についてはNPOの野呂美加氏が下の映像で語っています。
チェルノブイリ原発事故では2000Km以上離れた西ヨーロッパも被害がでました。 ドイツの医師たちはその被害追跡調査をして、5年ごとにレポートを発表しています。
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog …
No.4
- 回答日時:
センセーショナルな報道に踊らされてしまうと
「高水準の放射線被爆を継続的に受けていた訳」という様な感覚になるのか?
よく計算してみましょう。
高水準というようなレベルではない。
並の一般市民よりは多いかな?程度。
尚、被曝であって被爆ではない。
そこに長年住んでいたお婆さんが元気ならそれで良いんじゃ無いかと思う今日この頃。
何でも検査さえすれば全てが判明するという幻想に囚われるべきでは無い。
検査したって分かるものと分からないものがあり、検査して分かるような病変が起きる線量レベルで無いので、時間と労力の無駄。
誰かの言葉で、「安全はサイエンスだけど安心はサイコロジーだ」と言うのがあった。
検査して心理的な負担が軽くなるのかもしれないが、それは近隣住民とその自治体が考えるべきであって野次馬は必要ないのではないか?
この回答への補足
>検査して分るような病変が起きる放射線レベルではないので、時間と労力の無駄。
そうなですよ。分る人ならそういう訳です。でもそれと同等レベルで騒ぐ人がいる。だから実証すればと思うんでよね。長年住んでいたお婆さんに異変が無いなら、他の人も同じだと思えるので、多少は安心でしょう。
No.3
- 回答日時:
「何故しないのか」てここでいうのなら、
あなたが世田谷区民に検査を受けてくださいって言いに行けばいいじゃん。
おそらく相手にされないと思うけど。
なぜしないの?
それもしないで、「日本人って・・・」て一説垂れるのか?
この回答への補足
無駄に騒ぐのなら、よい事例がある訳だし、検査して安全となれば同等レベルの安全性が実証されるのだから無駄でも検査した方が良い。逆に言うなら世田谷レベルで安全なら、それ以下の地域で騒ぐ必要は無いという意味で質問したのですが、回答者さんには正しく伝わら無かったようで残念です。
補足日時:2011/10/15 18:29No.2
- 回答日時:
住んでいた人は、検査した方がいいかも。
しかし、何(マイクロシーベルト/時間)×時間、つまり、長時間浴びていなければ、それほど問題は無いのでは。福島のように、年がら年中被爆し続けていたり、放射能物質を食べて、内部被爆するのとは、また違うのでは。住んでいた人は、どうなったのでしょうね。気になります。
この回答への補足
仮に近くに住む主婦なんかだと、ある意味年がら年中被爆し続けてますよね。
確かに放射能汚染した食べ物は福島以降の出来事なので、何ともいえない分はありますが、それを除いたケースとしてはほぼ同等の条件だと思いますが、違いますかね。
No.1
- 回答日時:
その世田谷のビンはただのビンですから。
。放射線発生源としては「点」となる。
一方で原発事故や核爆弾によって発生した放射性物質は膨大な量で、ことに日本の原発事故は世界最大級の放射性物質を撒き散らした。
これは、放射線発生源としては「面」となる。
点源である世田谷ピンポイントからは逃げられる。離れればビンによる放射線はゼロになる。
私の試算ですと、該当の民家に居住していた人たちの受けた放射線レベルもたかだか0.5~0.6μSv/h程度ですわ。
一方、原発事故の放射能は面的に広がっている「面源」です。そこから逃げられないじゃないですか。
離れても離れても、放射線量は下がらない。
そういう部分が決定的に違ってる。
「周辺住民に対する被爆検査」
↑
多分これは意味がない。
ラジウムはビンに密封され、更に壁を作って隔離されていた。
内部被曝をして放射性物質が体内に取り込まれてないと、被曝を証明できない。
ラジウムの発する放射線によって、甲状腺がん!になったり、胃がん!になったり、白血病!になっているという事をどうやって証明するのか…
公道にもれ出ていた放射線量は3μSv/h。ラジウムの半減期は1600年だそうだから、ビン設置当初からその線量の増減はなし。
先に上げた私の試算結果によれば、3m離れた地点で0.5~0.6μSv/hまで落ちるのですから。。9mも離れれば0.06μSv/hプラス自然放射線量ですわ。
点源の放射線源とはそういうもんです。
これを面源である原発事故の放射線と同一感覚で考えてる日本人って、バカであるはず… ですわ。
この回答への補足
確かに点源と面源の違いはあるにせよ、自然放射線量以上のものを長時間浴ていた事は事実な訳です。
ならば、世田谷において調査をし、それで異常が無い安全だと言うのであれば、それと同等の放射線観測地域もほぼ安全と言える筈です。なのに何か放射能と言うだけでヒステリックな対応をしている人達がいて、回答者さんの様に訳知りの人が安全と言う場所でも危険視し大騒ぎをしているわけでしょ。
だからそれを失し、安全を実証する為には、端から無駄と分っていても調査は必要と思う訳です。
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