プロが教えるわが家の防犯対策術!

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7105304.html でとても良いご回答をいくつもいただいたのですが、せっかくそこの回答者さんがこちらのカテを案内してくださったので、カテを替えて同じ質問をいたします)

自治体やレンタル会社に聞いてもわからなかったので、どなたか、ガイガーカウンターにお詳しいかたに教えていただければと思っております。

小さい子が我が家に来る予定があったので念のため、という気分で10月下旬にガイガーカウンターRD1503をレンタルで借りました。RD1503は低い数値を測定できないのは知っていますし、ガイガーカウンターがあまり当てにならないのも知っています。それを踏まえて、目的は達成したのでいいのですが、ひとつ、RD1503の数値の見方について素朴な疑問が生じました。

自宅(横浜市)の数値は屋内外で概ね0.09~0.19といったところでした。この測定器としては普通かと思います。ところが、扉や窓を閉めた状態で、玄関の何も入っていない乾いた傘立ての縁にRD1503を載せ、4分以上計測した時のことです。途中、計測開始後数分で何度か、数値が0.45マイクロシーベルトという高い数値にまで上がりました。放置していたところ、結局は0.25に落ち着きました。その後の30分以内に、あと2度、計測し直しましたが、いずれも最大で0.18という、ほぼ通常の値でした。

数値が落ち着いたので心配はしていません。知りたいのは、なぜ無風の状態の、静かな玄関で、何も入っていない傘立ての数値が、瞬間的に非常に高くなるのかということです。なぜなのでしょう? あるいは、こうした質問はどこに聞けばいいのでしょうか?

申しましたように素朴な疑問なのですが、なんとなく気になります。また、恐れ入りますが、できるだけ素人にもわかりやすく説明していただけると非常に助かります。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

放射線の発生はランダムな現象です。


ランダムな現象はどういう事かというと、しばらく発生しない時間が続いたり、急にまとめて発生したりすると言う事です。
まとめて発生した時だけをみると放射線量が高いように見えます。
こういうものの発生頻度を見るには100回程度の現象が発生するまでの時間で平均する必要が有ります。
100回で平均した時の誤差は10%程度、この誤差を3%程度にするには1000回程度測る必要が有ります。

ガイガーカウンタは通常一定時間の間に検出した放射線のカウント数(cpm)からマイクロシーベルト毎時(uSv/h)を表示するようになっています。
cpmからuSv/hへの換算は放射線の元になる物質が何かによって変わりますが、大雑把に言って100cpmが1uSv/hになります。
0.1uSv/hの場合は10cpm、つまり1分間に10回の放射線が発生する場合に相当します。
この時100カウントに到達するまでの平均時間は10分になります。

RD1503の測定時間が何分を基準にしているか知りませんが、どんな測定器でも基準の時間が短い場合で放射線量が少ない場合は大きな誤差が発生します。
(注:計測値そのものが嘘だと言う事では有りません。あくまでも平均値としては不適切だと言う事です。)
0.1uSv/h程度の放射線量を測るには少なくとも10分間ぐらいの測定時間が必要です。

関連する情報は「ガイガーカウンター製作ワークショップ」で検索してみてください。
こんな所が出てきます。
http://blog.blwisdom.com/shikano/201108/article_ …
http://nojirimiho.exblog.jp/14456384/
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。考え方としては、もとのスレッドの#1さんと同じですね。ソースも示してくださって非常に助かりました。

なお、基本的には最低でも1週間は締め切らない主義なので、しばらくこのまま、いろいろなご回答を受け付けようと思います。

お礼日時:2011/11/08 16:49

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