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日本では江戸時代から一日三食という習慣ができたそうです。
世界ではいつごろからでしょうか?
植民地や奴隷制度で繁栄したローマ帝国はすでに3食だったのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 ローマ帝国の時代には、朝・昼・夕食の三食と夜更けに酒盛りという習慣が出来ていたようです。


 (スエトニウス著・国原吉之助訳『ローマ皇帝伝』などから)

 まあ、ローマ帝国の時代の富裕層の食事は、満腹になったら吐いてまで行うような極端な物ですから、食事の回数に関する習慣という点では、あまり参考にはなりませんが…。

 なお、食事の回数に関しては、肉体労働を行う人は1日に4~5回もとると言うのは東西を問わず有ります。

 現代でも続く、1日三回食事を行うのは、食物の消化に関わる時間が影響しているといわれます。

 日本で江戸時代頃に三食と成ったのは、その当時ぐらいから一般の町民などでも白米と言った美味しく・消化が良い食べ物が食されるように成って来たからといわれています。
 (消化が良いということは、直ぐに吸収・使用 or 脂肪に変化してしまい血糖値が早く下がりやすくなる = 直ぐにお腹が減る事になる。 )

 昔の人は、現代人のように体重を気にしてダイエットに励む様な事は無いので、食事のタイミングは単純にお腹がすいた時(無論これは、その地域で食べられる食物や料理法に強く影響される)となります…。

 ヨーロッパの主食であるパンも現代人がイメージするパンの様な柔らかい物が一般に食べられる様に成ったのは、近世以降ですから食事が3回に落ち着いたのもその辺ではないかと思います。
 (15~16世紀頃にブレックファースト「朝食」が復活し、英国王エドワード4世が、パンと肉の軽い食事をエールを飲みながら取っていたとの記録があります。)
 
 中世だと、昼・夕食の2回が一般的で、「国王が朝食をとる国よ、汝災なるかな」なんて言葉が有った位です。
 (まあ、暴食を人間が犯す「七つの大罪」に含めるキリスト教的規範の影響もあるとは思いますが…。)
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ローマ帝国時代はちょっと分かりませんが、世界的に1日3食が広まったのは、エジソンがトースターを発明した1900年代初頭あたりからだと言われていますね。


要は、トースターの売り上げと電気代を稼ぐためのこじつけです。
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