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こんばんわ!

フェランチ現象(効果)について教えて頂きたいことがあります。


ある本には”静電容量が大きく、進み電流が大きいほど、また、こう長が長く線路リアクタンスが大きいほどに顕著に現れる”とあり、また、別の本には、”インダクタンスが大きいほど、また、こう長が長いほど著しい”とあります。

下記に質問内容です。
(1)この両者でいう、線路リアクタンスとインダクタンスは同じことを言ってるのでしょうか?
(2)インダクタンスだけが大きくて、この現象が起きることはありえるのでしょうか?
  負荷電流が著しく小さい場合、線路のインダクタンスに流れる電流が小さく、静電容量による進み電流の方が勝っているという、条件付きみたいなものがあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

(1)


同じ意味になります。
線路リアクタンスとは、線路内の誘導性リアクタンスXLを指しています。
つまり電動機等により、遅れ電力が大きくなっている線路を意味しています。
その為、負荷が開放されると、遅れ電力が低減し、長距離線路が持っている容量性リアクタンスが強調され、進み電力となります。

(2)
上記の理由から、インダクタンスだけ大きい場合でも、遅れ負荷が開放されるので進み方向へ傾き、フェランチ効果は発生します。
更に長距離線路は容量性リアクタンスが大きいので、フェランチ効果が助長されるという事です。

逆に力率が改善されている線路の場合は、負荷を開放しても進み率が少ないので、フェランチ効果の発生は少な目となります。
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(1) 線路リアクタンスとインダクタンスは同じ事を言っています。


(2) フェランチ効果は無負荷時が一番大きく表れます。

例えばWikipediaを参照ください。
Ue/Usの計算式が書かれていますが、これは送電線の等価回路を線路抵抗とインダクタンス、静電容量等をT字型回路で代表させ、静電容量は集中容量としてTの中点に、抵抗とインダクタンスは2等分してTの上辺に割当てた場合のようです。
このT型等価回路の右側に負荷が繋がった形となります。
従って負荷が大きく(負荷インピーダンスが小さく)なると、等価的にXcでもたらされるフェランチ効果による電圧上昇の割合は小さくなります。
静電容量の値が小さく==Xcの値が大きい場合、フェランチ効果は小さくなります。
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キャパシタンスが大きくなければ起きません。


インダクタンスだけ大きくても、フェランチ効果は起きません。
進み電流が大きくなければ起きないのです。
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この回答へのお礼

お忙しいところ、回答有り難う御座いました。
やはり、進み電流の方が大きくならないとダメなんですねえ。

お礼日時:2012/01/02 12:56

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