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アスペルガーは言語障害のない自閉症と言われたりしますが、具体的にどのような例を言語に問題がある、ないというのでしょうか?

また、アスペルガーは『心の理論』に問題はないという記述も見かけたのですが、この点も高機能自閉症との違いになるでしょうか?


両親がともに発達障害と思われるのですが、より的確に彼らを表現する言葉を探しています。
診断は受ける予定はありません。本人達には全く自覚がないので受診は不可能です。

これまで、父親はアスペルガーと思ってきましたが、会話が噛み合わないことが多く、『心の理論』も確立されていません。恐らく、アイスクリーム屋の課題は出来ないです。一緒に買い物に行って車を降りたのち、先に父親が車に戻って駐車場所を変えてしまうことがありますが、こちらには場所がわからないことを父親は把握できません。

常に言葉足らずで一方的、相手に伝えようとか相手の意図を読み取ろうという意識はありません。
注意されていてもへらへらしていることが多く、強い口調で指摘すると「うるさい」とか「えばるな」と言い返します。

同じ失敗を何度も繰り返しますが、気に留めないことも多く、再三注意しても身につくまでに数か月かかります。その間に逆切れすること数知れず。自分の部屋以外はノックするとか、使わないときは電気やストーブを消すとか、日常の些細なことです。

全体的に語彙は少ない印象です。


母親は、語彙は豊富、国語や漢字が好きで読書スピードも早いですが、その割りには表現下手な印象です。相手の知識や経験に合わせたり、自分の立場を考えたり、相手の状況を探る・気遣うようなことが出来ません。
なまじ言葉を知っている分、私が子供の時にはよく追い詰められていました。子供ゆえに上手く話せなかったりするのを、フォローする感覚はないようです。

『心の理論』についても、理屈は理解しても実際に行動は出来ません。例えば、アイスクリーム屋の課題で母親がアイス屋の移動を知った立場だとしても、その情報を必要な人に知らせることはしません。誰かに「知らせてね」と指示されないと、すべきことがわからないようです。


基本的に父親の方が重症で、実例はまだまだあるのですが、両親はそれぞれ何にあたるかわかりますか?

必要な情報があれば、なるべく実例で示します。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

支援学校教員です。



>アスペルガーは『心の理論』に問題はないという記述も見かけたのですが

うん? アスペルガーでも「心の理論」は難しいですが…

>アスペルガーは言語障害のない自閉症と言われたりしますが、具体的にどのような例を言語に問題がある、ないというのでしょうか?

いわゆる自閉症(カナータイプ)は「相手の言葉をおうむ返しする」「TVなどの気に入ったフレーズを、音程まで合わせて繰り返す」「常同運動が好き」「こだわりが強い」「聴覚や触覚が過敏」などの行動があり、IQも知的障がいと診断されます。

「レインマン」でダスティンホフマンが演じていた役などでしょうか?(ただし、あれはサバン症候群的な部分もあるので)

そして、アスペルガー症候群は「言語性の障害はない」(他者と言葉でのやり取りができる)「IQは平均、または平均以上」「言語性の障害はないが、言葉を文字通りにしか受け取れない」「行間やニュアンスが読めない」「コミュニケーションに支障がある」「こだわりが強い」「相手との距離感がわからない」「極端に不器用」などがある、大きく言えばコミュニケーションと空間認知などの障がいと言われています。

最近、スェーデンの映画で「シンプル・シモン」と言うアスペルガーの人を主人公にした作品があります。かなり、ジョークがきついですが。^^; 参考URL

高機能自閉症は、この両者の中間(厳密には違うのですが)と言った感じでしょうか?「IQは70以上で、知的障がいはない」「こだわりが強い」など自閉的な傾向を多く持ちます。

あなたのご両親が、どれに当てはまるか当てはまらないかは、成育歴や発達検査なども合わせてみない限り、誰にも断言はできないと思いますが。

ご参考までに。

参考URL:http://www.tnlf.jp/movie_simple_simon.html

この回答への補足

言葉足らずでした。
『心の理論』に全く問題がないのではなく、課題はクリアするものの本来とは異なる独特の解き方をしているという記述を見かけました。
母親がこれに該当するかと思ったのですが、ちょっと違うかもしれません。

母はドラマなどを見ていて、Aさんは1を知っているがBさんは知らないので、Bさんは1の事実を誤解しているということは読み取れます。しかし、現実で母がAさんの立場だった場合、Bさんに1の事実を知らせてあげるようなことはしません。知らせないと、Bさんが誤解に基づいて次の行動に移り失敗することがわかっていても、傍観します。

カナータイプの行動で父に当てはまるのは、こだわりが強いことくらいで他はないですね。
ただ、「何時だと思ってるの?」⇒「5時だ」、「そんな食べ方する人いないよ」⇒「ここにいる」という答え方はたまにします。
これは、言語は理解できるが、反語的なニュアンスは読み取れないということなんでしょうか。

補足日時:2012/02/20 00:43
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この回答へのお礼

お返事が遅くなりました。詳しくありがとうございます。

仰る通り、専門医の診断、それも成育歴を知る身近な人間が同伴しなければ、判断がつかないのでしょうね。

個人的には名称は何でもいいのですが、他人に説明するときにどの言葉を使うのが適切なのかと思い、質問させて頂きました。
特に、自分のサイトで両親の説明をしたく、その際、間違った使い方をしてしまうことを避けたく思いました。

まだまだ勉強中です。
お気づきの点があればご教示願います。

お礼日時:2012/02/20 07:12

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